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15・W巨乳(揺れて重なり合う悦楽)4
しおりを挟む「う、うわ……こ、こんなにキモチいいの初めてだ……」
真っ赤な顔して体を動かす椎名、上の自身Dカップってふくらみと、下の翠名Fカップってふくらみがやわらかく愛し合う。
「あん……ぅふう……」
寝ている翠名もこれはたまらん! と訴えるように声をこぼし表情を歪める。朝、太陽の光がカーテンを照らし始めているという時間において、ベッド上ではW巨乳という官能的な営みが展開されていく。
「あんぅ……翠名、翠名」
すっかり我を忘れた椎名、うれしくて気持ちよくてたまらない! とばかり、自分の乳輪と翠名の乳輪をプクッとやわらかく重ね合わせ、クゥっと動いて双方の乳首がこすれ合うなんてことをやる。
「くぅ……こんなのって、こんなのって、こんなのって」
すごい気恥ずかしさと快感が絡み合うと、古い世界を壊してあたらしい世界を目の当たりにするみたいな感覚が胸一杯に湧く。椎名はもう永遠にこれをやりたいと本気で思い始める。
「あんぅ……んぅんん……」
寝ている翠名の体が悶えながらビクンビクンとなり始めた。それがまた愛しいという感情につながり、椎名をどんどんいけない女子に導く。
が、しかし……ここで突然にトロっとしていた姉の顔がドキ! っとなる。そして上下の乳房をしっかり重ねると……両目をパチパチやって唇を噛み……口から軽いよだれまで流してしまう。
「き、キモチ……」
椎名、気が付いたら達してしまった。ハッと気づいた時には達していたなんて、しかもこれまでやったオナニーすべてを束ねても匹敵しないほどの快感だなんてと、両目をボーッとさせ震える。
で、これで話は終わりか……と言えば、そんな物わかりのいい人間はいない。人には欲望があるから、また味わいたい! と思う。特に女子は深いオーガズムを知ってしまったら、何回でもイケる! という女体の特権を最大限に利用したいと思うのみ。
「翠名、翠名もイッて、翠名もイッて!」
そんな事を言っているが声量は小さい。つまりこの気持ち良さを継続させ再びイクためには翠名に目覚めてもらっては困るのだ。
「ぁあぁんんん……」
翠名が激しく悶える。
「翠名!」
姉は悶えるFカップな妹の上がっている両腕をクッとつかみ、ムニュウっと双方の乳房を重ね愛撫し合いながら密接。そして、そうなるしかないじゃん! と開き直って腰をグイグイっと動かす。
「はんぅ……んぅ……」
「翠名、翠名、翠名……
それは時間にすれば3分くらいだった。しかしその3分は女体の快楽マックスみたいな時間だったから、3分とは思えない密度があった。
「ハァハァ……」
短い間に合計3回イッた椎名、息を切らしながらベッドから下り、自分の寝ブラやパジャマを忘れることなく拾い上げる。そしてまだもっとキモチよくなりたいと疼き、ビショビショに濡れているって部分を意識しながら部屋を後にした。
椎名が部屋から出て行ってしばらく後、翠名部屋にアラームが鳴る。それはいつも通りの音色であったが、起こされる女子はいつも通りではなかった。
「はんぅ!!」
体をビクン! とさせた翠名、両目を開けると同時にガバっと体を起こす。
「ぁ……」
目を覚ました翠名、アラームが鳴っているのにたましいが空っぽみたいに動けない。両目をぱちくりすることもなく、数秒ほど固まる。
「え、えぇ? お、おっぱいが……」
ハッと目を下に向けると、パジャマのボタンが外れているのみならず、寝ブラがまくり上がって左右のふくらみが外に出ている。
「はんぅん……」
ふくらみを元に戻そうとしたら、今度は下の方がものすごく濡れてビクンビクンしていると赤面で意識する。
「まぁ……寝ているときにものすごくキモチいいって、こんなの初めてって衝撃的なくらいキモチいいって思ったから、寝ながら凄いオナニーしたのか。だからこんなに乱れて濡れているのか」
アラームを止めた翠名、濡れまくりって部分に手を当て、けっこう盛っちゃったんだなぁと、顔を赤くして恥じらった。それから制服に着替えた翠名、階段を降りたら一足先に目覚めていた姉とばったり遭遇。
「お、おはようお姉ちゃん」
「あぁ、おはよう。で、翠名、なんか朝から疲れたみたいな顔してない?」
「そ、そんな事ないよ。何か変な事をした? みたいみたいなこと言わないで」
「そうか、ソーリー」
椎名、洗面所で顔を洗おうとする椎名を少し離れたところから見て、ごめんね! と小さく右手を動かす。さすがにやりすぎたという思いがあった。しかしそのあとすぐ、またやりたいなぁと願うところが、いかにも素直な人間らしいって話だった。
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