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第六十四話 あっけない結末
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(剣術の1位でいるのはきまずかったですが、これの方がもっとずっとまずいことになったのではないかしら……?)
ソフィアの表情は取り繕うことに失敗して引きつっている。
こんな安い挑発に乗ってくるとは思っていなかったのだ。
師の実力を見たい、試合をしたいとは思ったが、実際に本気を出されては困る。
病院送りを通り越して冥府送りになってしまうことは確実だった。
剣聖である父にも勝てないのだから、それよりはるかに上位の勇者だった彼にはかなうはずもないのだ。
ヒースクリフは銀色に光る剣を抜いた。
それは授業用に用意された刃も落としてある安物の剣である。
だが、ソフィアにはそれが名工の鍛え上げた業物の剣のように見えた。
優れた剣が使い手を選ばないのと同じように、優れた剣士も剣を選ばないのだ。
勇者が持てば、なまくらの剣でも千年級の龍を滅することすら叶う。
今のヒースクリフの安物の剣が発する剣気はそのような類のものだ。
(とはいえ、授業で本気を出してソフィアとやるわけにもいかんな……。試合場がボロボロをになるだけならまだいいが、校舎にまで被害を出すのは困る。こんなことで退学になっては王国へのルートが無くなってしまう……)
ヒースクリフは少し悩み、一計を案じた。
(──────一発で終わらせればいい。簡単なことだったな)
打ち合いになるから被害が拡大するのだ。
一刀を以て試合を制すればよい。
彼の思想は簡単な結論に落ち着いた。
とはいえ、言うは易く行うは難しである。
ソフィアの実力はレベルアップを経て、飛躍的なまでに上昇している。
これを魔力を一般生徒並みに制限した状態で下すのは、彼にとっても並大抵のことではない。
(せめて、魔力を解放できれば簡単なんだが……)
ヒースクリフは自ら課した制限にため息をつく。
彼は基本的に弟子と修行するときは、相手と同レベル程度の魔力量に制限して鍛錬することにしていたのだ。
そうでなければ基礎能力の差でまったく訓練にはならないのだから彼にとっては当然のことであったのだが、ソフィア級の剣技を持っている者を相手にするのは厳しい。
(本人の前では決して言うまいが、ソフィアの才能はこれまで俺が出会った者の中でも三指に入るだろう。流石に前世で三度膝を屈した剣聖アレクサンドルほどではないかもしれんがな)
ヒースクリフは闘志を静かに燃やして準備運動する彼女を見ながら考えた。
(残念だがその準備も無駄になるだろうな。俺はお前に一歩も動きを許すつもりはない……)
そう考えると入念に体を伸ばしている彼女がほほえましく思えてきて、思わず小さな笑みが浮かんだ。
こちらをちらっと見たソフィアの顔が師匠の笑みを見て引き攣った表情になる。
(なんだ? そんなに変な顔をしていたか……?)
ヒースクリフは彼女の顔を見ておかしなやつだな、と思ったが気にせず開始を宣言することにした。
「さあ、時間もない。始めるとしよう」
ソフィアは戦闘前には念入りに準備運動をするタイプだった。
柔軟運動で体の柔らかさを確保し、怪我を防ぐ。
身体の可動域を広げる。
自分の持っているポテンシャルを最大限に発揮するのである。
これはこの国では一般的ではないが、王国では主流となっているスタイルだそうだ。
王国風の剣技にならう父はそのスタイルも踏襲しており、ソフィアはそこから準備運動という概念を習った。
いつもサルダ国の剣聖である父の言葉を思い出す。
「いいか、ソフィー。戦うということは料理と同じようなことだ。どれだけ良い食材を揃えられたか、どれだけしっかりと下処理を行ったかでほとんど出来栄えは決まってしまう。だからこそ、戦闘の前の準備は怠ってはダメなんだ。我が敬愛なる師アレクサンドルも常々そうおっしゃっていた──────」
戦闘は開始前に殆ど結果が決まっている。
意気込みや時の運によって結果が左右されることなどめったにない。
それはソフィアにも理解できた。
だからこそ、この戦いには勝ち目がない。
目の前の少し背の低い少年は、王国最強の勇者をその背景に背負っている。
だが、彼女にとっても戦いを挑むだけの理由はあった。
(わたくしも前回の探索を経て、かなり強くなりましたわ。自分でもはっきりとわかるくらいに魔力量も、身体制御も向上しています。だからこそ、師匠に挑んでその遠さを、その力の深奥をのぞき込まなければ……!)
ソフィアは胸中で気炎を巻きながら前屈を行い、ちらと師匠を見上げた。
彼はこちらを見ている。
それだけでは驚かなかっただろう。
だが、ソフィアは震えあがる。
怖気が走るというのはこのことだ。
(!? なんですの、その慈悲深い聖女のような笑みは!?)
それはこれまで見たこともないような微笑みだった。
ヒースクリフの口元に浮かんでいた笑みは、慈愛に溢れている。
今から戦おうという相手に対してうかべるものではない。
(あの笑いは無謀な挑戦者を笑っているんですの? いやそうじゃありませんわね。そんな無害なものじゃありませんわ。あれは死ぬ行くものを見送る聖者の浮かべる慎み深い笑みですわ! まさか師匠はわたくしをあの世行きに……?)
ソフィアは不穏な想像をしかけ、慌てて頭を振って打ち消した。
(戦いの前から相手に飲まれてはいけませんわ! ただ笑っていただけじゃないですの! わたくしは最大限の力でぶつかってゆくだけ!!)
ソフィアが闘志をなんとか取り戻したところで、ヒースクリフは声をかけた。
「さあ、時間もない。始めるとしよう」
勧学院のトップ集団、Sクラスの剣術の授業は特に秘匿されているわけでもない。
流石に学外のものが入ってくるのは問題だが、学内のものであれば比較的簡単に覗き見をすることが出来た。
今日も校舎裏にはSクラス剣術演習をひっそりと覗いている者がいる。
だが、それは生徒ではなかった。
纏っている服装からは、従僕のようにも見える。
その少女が来ていたのはメイド服だった。
「……」
ニアは黙りこくって真剣な顔で、試合会場を見つめている。
当然そこに居るのは主であるヒースクリフだ。
今日の相手はひそかに期待していたのだが、果たしてソフィアだった。
(これで少しはソフィア嬢の実力を測ることが出来るでしょうか)
ニア自身なぜソフィアの力量が気になるのかを説明することは出来なかった。
もしかすると、彼女は気にしているのかもしれない。
自分よりも実力で勝るソフィアの加入によって、主から捨てられるのではないかという可能性を。
機械である彼女は代替可能性には敏感だった。
人はそうでもないとしても、モノは利用価値が無くなれば捨てられるのだ。
それは彼女がこれまで幾度も見てきたことであり、ニアが非常に恐れていることである。
彼女はこれまで以上に真剣に、剣を抜いて向き合った彼らの様子を注視した。
どのような思惑がその場に渦巻いていたにしろ、勝負は一瞬だった。
まず、ヒースクリフとソフィアが向かい合う。
全試合共通の試合開始の合図が鳴らされる。
それと同時に前に出ようとしたソフィアは、それを許されることはなかった。
「──────『楓雅剣衝』」
ヒースクリフが鍵事を呟くと同時、目の前の少女が吹き飛んだ。
試合場の壁に叩きつけられた少女に、意識はなくそのまま崩れ伏した。
試合は文字通りの一瞬で決着したのだ。
ソフィアの表情は取り繕うことに失敗して引きつっている。
こんな安い挑発に乗ってくるとは思っていなかったのだ。
師の実力を見たい、試合をしたいとは思ったが、実際に本気を出されては困る。
病院送りを通り越して冥府送りになってしまうことは確実だった。
剣聖である父にも勝てないのだから、それよりはるかに上位の勇者だった彼にはかなうはずもないのだ。
ヒースクリフは銀色に光る剣を抜いた。
それは授業用に用意された刃も落としてある安物の剣である。
だが、ソフィアにはそれが名工の鍛え上げた業物の剣のように見えた。
優れた剣が使い手を選ばないのと同じように、優れた剣士も剣を選ばないのだ。
勇者が持てば、なまくらの剣でも千年級の龍を滅することすら叶う。
今のヒースクリフの安物の剣が発する剣気はそのような類のものだ。
(とはいえ、授業で本気を出してソフィアとやるわけにもいかんな……。試合場がボロボロをになるだけならまだいいが、校舎にまで被害を出すのは困る。こんなことで退学になっては王国へのルートが無くなってしまう……)
ヒースクリフは少し悩み、一計を案じた。
(──────一発で終わらせればいい。簡単なことだったな)
打ち合いになるから被害が拡大するのだ。
一刀を以て試合を制すればよい。
彼の思想は簡単な結論に落ち着いた。
とはいえ、言うは易く行うは難しである。
ソフィアの実力はレベルアップを経て、飛躍的なまでに上昇している。
これを魔力を一般生徒並みに制限した状態で下すのは、彼にとっても並大抵のことではない。
(せめて、魔力を解放できれば簡単なんだが……)
ヒースクリフは自ら課した制限にため息をつく。
彼は基本的に弟子と修行するときは、相手と同レベル程度の魔力量に制限して鍛錬することにしていたのだ。
そうでなければ基礎能力の差でまったく訓練にはならないのだから彼にとっては当然のことであったのだが、ソフィア級の剣技を持っている者を相手にするのは厳しい。
(本人の前では決して言うまいが、ソフィアの才能はこれまで俺が出会った者の中でも三指に入るだろう。流石に前世で三度膝を屈した剣聖アレクサンドルほどではないかもしれんがな)
ヒースクリフは闘志を静かに燃やして準備運動する彼女を見ながら考えた。
(残念だがその準備も無駄になるだろうな。俺はお前に一歩も動きを許すつもりはない……)
そう考えると入念に体を伸ばしている彼女がほほえましく思えてきて、思わず小さな笑みが浮かんだ。
こちらをちらっと見たソフィアの顔が師匠の笑みを見て引き攣った表情になる。
(なんだ? そんなに変な顔をしていたか……?)
ヒースクリフは彼女の顔を見ておかしなやつだな、と思ったが気にせず開始を宣言することにした。
「さあ、時間もない。始めるとしよう」
ソフィアは戦闘前には念入りに準備運動をするタイプだった。
柔軟運動で体の柔らかさを確保し、怪我を防ぐ。
身体の可動域を広げる。
自分の持っているポテンシャルを最大限に発揮するのである。
これはこの国では一般的ではないが、王国では主流となっているスタイルだそうだ。
王国風の剣技にならう父はそのスタイルも踏襲しており、ソフィアはそこから準備運動という概念を習った。
いつもサルダ国の剣聖である父の言葉を思い出す。
「いいか、ソフィー。戦うということは料理と同じようなことだ。どれだけ良い食材を揃えられたか、どれだけしっかりと下処理を行ったかでほとんど出来栄えは決まってしまう。だからこそ、戦闘の前の準備は怠ってはダメなんだ。我が敬愛なる師アレクサンドルも常々そうおっしゃっていた──────」
戦闘は開始前に殆ど結果が決まっている。
意気込みや時の運によって結果が左右されることなどめったにない。
それはソフィアにも理解できた。
だからこそ、この戦いには勝ち目がない。
目の前の少し背の低い少年は、王国最強の勇者をその背景に背負っている。
だが、彼女にとっても戦いを挑むだけの理由はあった。
(わたくしも前回の探索を経て、かなり強くなりましたわ。自分でもはっきりとわかるくらいに魔力量も、身体制御も向上しています。だからこそ、師匠に挑んでその遠さを、その力の深奥をのぞき込まなければ……!)
ソフィアは胸中で気炎を巻きながら前屈を行い、ちらと師匠を見上げた。
彼はこちらを見ている。
それだけでは驚かなかっただろう。
だが、ソフィアは震えあがる。
怖気が走るというのはこのことだ。
(!? なんですの、その慈悲深い聖女のような笑みは!?)
それはこれまで見たこともないような微笑みだった。
ヒースクリフの口元に浮かんでいた笑みは、慈愛に溢れている。
今から戦おうという相手に対してうかべるものではない。
(あの笑いは無謀な挑戦者を笑っているんですの? いやそうじゃありませんわね。そんな無害なものじゃありませんわ。あれは死ぬ行くものを見送る聖者の浮かべる慎み深い笑みですわ! まさか師匠はわたくしをあの世行きに……?)
ソフィアは不穏な想像をしかけ、慌てて頭を振って打ち消した。
(戦いの前から相手に飲まれてはいけませんわ! ただ笑っていただけじゃないですの! わたくしは最大限の力でぶつかってゆくだけ!!)
ソフィアが闘志をなんとか取り戻したところで、ヒースクリフは声をかけた。
「さあ、時間もない。始めるとしよう」
勧学院のトップ集団、Sクラスの剣術の授業は特に秘匿されているわけでもない。
流石に学外のものが入ってくるのは問題だが、学内のものであれば比較的簡単に覗き見をすることが出来た。
今日も校舎裏にはSクラス剣術演習をひっそりと覗いている者がいる。
だが、それは生徒ではなかった。
纏っている服装からは、従僕のようにも見える。
その少女が来ていたのはメイド服だった。
「……」
ニアは黙りこくって真剣な顔で、試合会場を見つめている。
当然そこに居るのは主であるヒースクリフだ。
今日の相手はひそかに期待していたのだが、果たしてソフィアだった。
(これで少しはソフィア嬢の実力を測ることが出来るでしょうか)
ニア自身なぜソフィアの力量が気になるのかを説明することは出来なかった。
もしかすると、彼女は気にしているのかもしれない。
自分よりも実力で勝るソフィアの加入によって、主から捨てられるのではないかという可能性を。
機械である彼女は代替可能性には敏感だった。
人はそうでもないとしても、モノは利用価値が無くなれば捨てられるのだ。
それは彼女がこれまで幾度も見てきたことであり、ニアが非常に恐れていることである。
彼女はこれまで以上に真剣に、剣を抜いて向き合った彼らの様子を注視した。
どのような思惑がその場に渦巻いていたにしろ、勝負は一瞬だった。
まず、ヒースクリフとソフィアが向かい合う。
全試合共通の試合開始の合図が鳴らされる。
それと同時に前に出ようとしたソフィアは、それを許されることはなかった。
「──────『楓雅剣衝』」
ヒースクリフが鍵事を呟くと同時、目の前の少女が吹き飛んだ。
試合場の壁に叩きつけられた少女に、意識はなくそのまま崩れ伏した。
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