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6)少女風呂に入浴
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幸いと言うべきなのか、僕はお尻からその少女風呂に突っ込んでいってしまったので、僕の額が少女たちの額と「ごっつんこ」なんてこともなかった。
一人の少女の顔に、僕のお尻が少し激突したようだけど、別に鼻に当たったわけでもなく、その少女もそれほど痛そうな表情を見せていない。
そんなことより、どことなく緊張していた雰囲気が、僕がずっこけたことによって和んでいた。
まだケラケラとお腹を抱えて笑っている少女がいる。
笑い過ぎると僕に失礼だと思っているのか、必死に笑いを堪えているのだけど、堪え切れなくて吹き出す少女もいる。
とにかく少女風呂の空気は温かである。
しかも僕は、その少女たちから「笑いの天才」のように思われたのか、どことなく尊敬の眼差しでも見られているようだ。
「お客様、大丈夫ですか?」
受付の女の子が心配そうな表情で尋ねてくれた。
「だ、大丈夫です。け、計算ですから」
その言葉で、また少女たちは笑ってくれた。
「ではゆっくりおつかり下さい」
そう言いながら、受付の女の子は僕を見て、「あっ」という表情を見せた。「お客様、申し訳ありません、湯船の中にタオル持ち込みは禁止ですので」
「おっと、そうでしたね」
僕は腰に、きつくタオルに巻いていたのだった。僕はすぐにそれを外して、女の子に渡そうと思う。
しかし既に僕の周りに、少女たちがぴったりと寄り添っていたのだった。
実は僕はさっきから、腕をどこに持っていけばいいのかわからなくて、バンザイの姿勢を取っていた。
だって腕を下せば、少女の身体に触れてしまうのは確実なのだから。
そういうわけで腕を腰に持っていこうにも、少女たちの身体に触れずに行えそうにない。
でも、これは仕方ないよな。
だって湯船をタオルに持ち込んではいけないのだから。
だから僕の手は仕方なく、少女たちの身体に触れながらでも、タオルを外さざるを得ないわけだ!
そのとき僕の右斜め前にいる少女が、もぞもぞと身体を動かしながら、態勢をゆっくりと変えた。
そのせいで、僕の右膝に彼女のお尻のふくらみがまともに触れた。
「おっ」
僕は思わず声を上げそうになる。ふと前に視線をやると、お下げの髪の少女が僕の真正面にいて、その少女のピンク色の乳首がまともに目に入った。
「あっ」
僕は再び声を上げそうになる。そのとき背中にこそばゆい感触が走った。
後ろにいる少女が、僕の背中に自分の胸を押しつけるようにして、もたれ掛かってきたのだ。
「えっ」
こ、これが少女風呂なのか。
そうなんだよ。
タオルを外すときに、少女の身体に手が触れたからって、恥ずかしがるような現場じゃないんだ、ここは。
僕はバンザイしていた腕を、両方とも下に降ろす。当然、そのときに少女風呂の少女たちに手が触れる。
具体的に言えば、まず僕の肘が、斜め後ろの少女たちの身体に当たった。
左側の少女は肩辺りに触れただけだったけれど、右側の少女は、その子のおっぱいにに当たってしまったようだ。それは本当に衝撃的な柔らかさだった。
僕は一瞬、ピクリと動きを止めてしまいそうになったけど、何事もなかったように動作の続きを行う。
タオルの結び目に指が届きさえすれば、こんなもの、一瞬で外せる。
「タオル、外しましたよ」
僕は受付の女の子にタオルを渡した。そのときにも隣の少女たちの身体に僕の腕が当たるのだ。
「はい、いただきます」
さっきまで僕の股間に絡みついていたタオルを、女の子はまるで宝物でも受け取るかのように大切に受け取ってくれた。
はっきり言って、僕の性器の先から、粘着質の液体が染み出していて、それはタオルにべっとりと付着しているだろう。
だけど受付の女の子は少しも汚がらない。
そんなことにも僕は感動してしまう。
ああ、良い湯だな。
僕は深いため息とともに、そんなことをつぶやきかける。
一人の少女の顔に、僕のお尻が少し激突したようだけど、別に鼻に当たったわけでもなく、その少女もそれほど痛そうな表情を見せていない。
そんなことより、どことなく緊張していた雰囲気が、僕がずっこけたことによって和んでいた。
まだケラケラとお腹を抱えて笑っている少女がいる。
笑い過ぎると僕に失礼だと思っているのか、必死に笑いを堪えているのだけど、堪え切れなくて吹き出す少女もいる。
とにかく少女風呂の空気は温かである。
しかも僕は、その少女たちから「笑いの天才」のように思われたのか、どことなく尊敬の眼差しでも見られているようだ。
「お客様、大丈夫ですか?」
受付の女の子が心配そうな表情で尋ねてくれた。
「だ、大丈夫です。け、計算ですから」
その言葉で、また少女たちは笑ってくれた。
「ではゆっくりおつかり下さい」
そう言いながら、受付の女の子は僕を見て、「あっ」という表情を見せた。「お客様、申し訳ありません、湯船の中にタオル持ち込みは禁止ですので」
「おっと、そうでしたね」
僕は腰に、きつくタオルに巻いていたのだった。僕はすぐにそれを外して、女の子に渡そうと思う。
しかし既に僕の周りに、少女たちがぴったりと寄り添っていたのだった。
実は僕はさっきから、腕をどこに持っていけばいいのかわからなくて、バンザイの姿勢を取っていた。
だって腕を下せば、少女の身体に触れてしまうのは確実なのだから。
そういうわけで腕を腰に持っていこうにも、少女たちの身体に触れずに行えそうにない。
でも、これは仕方ないよな。
だって湯船をタオルに持ち込んではいけないのだから。
だから僕の手は仕方なく、少女たちの身体に触れながらでも、タオルを外さざるを得ないわけだ!
そのとき僕の右斜め前にいる少女が、もぞもぞと身体を動かしながら、態勢をゆっくりと変えた。
そのせいで、僕の右膝に彼女のお尻のふくらみがまともに触れた。
「おっ」
僕は思わず声を上げそうになる。ふと前に視線をやると、お下げの髪の少女が僕の真正面にいて、その少女のピンク色の乳首がまともに目に入った。
「あっ」
僕は再び声を上げそうになる。そのとき背中にこそばゆい感触が走った。
後ろにいる少女が、僕の背中に自分の胸を押しつけるようにして、もたれ掛かってきたのだ。
「えっ」
こ、これが少女風呂なのか。
そうなんだよ。
タオルを外すときに、少女の身体に手が触れたからって、恥ずかしがるような現場じゃないんだ、ここは。
僕はバンザイしていた腕を、両方とも下に降ろす。当然、そのときに少女風呂の少女たちに手が触れる。
具体的に言えば、まず僕の肘が、斜め後ろの少女たちの身体に当たった。
左側の少女は肩辺りに触れただけだったけれど、右側の少女は、その子のおっぱいにに当たってしまったようだ。それは本当に衝撃的な柔らかさだった。
僕は一瞬、ピクリと動きを止めてしまいそうになったけど、何事もなかったように動作の続きを行う。
タオルの結び目に指が届きさえすれば、こんなもの、一瞬で外せる。
「タオル、外しましたよ」
僕は受付の女の子にタオルを渡した。そのときにも隣の少女たちの身体に僕の腕が当たるのだ。
「はい、いただきます」
さっきまで僕の股間に絡みついていたタオルを、女の子はまるで宝物でも受け取るかのように大切に受け取ってくれた。
はっきり言って、僕の性器の先から、粘着質の液体が染み出していて、それはタオルにべっとりと付着しているだろう。
だけど受付の女の子は少しも汚がらない。
そんなことにも僕は感動してしまう。
ああ、良い湯だな。
僕は深いため息とともに、そんなことをつぶやきかける。
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