【トチ狂った下ネタコメディ】全米が悶絶⁈カオスな職場とリーマン物語

リーマン物語2

２・もし、彼らがゲームで遊んだら１

『俺様とゲームをするぞ』
────副社長の鶴の一声で何故かオンラインで遊ぶことになった彼らだったが。

１★塩田（僧）、電車（戦）、副社長（魔）、課長（旅）編
『俺は戦う僧侶だ』といって塩田が回復してくれない件

＊＊＊＊♡Side・電車《でんま》

「塩田が僧侶で、課長は旅か」
電車は塩田の家でノートパソコンのモニターを眺めながら、バナナを咥えていた。塩田は隣でデスクトップのモニターを眺めながら、時々何か打ち込んでいる。どうやら彼らと会話をしているようだ。
「副社長は魔法使い？どちらかと言うと魔王っぽいけどな」
それじゃ、敵だ。
「旅がいるから戦士で良いかなー」
（ん？）
電車は塩田の装備を二度見した。
（ちょっとまて、なんで僧侶なのに槍？地雷か！）
「OH！NOOOOOOOOOOOOOOOOO!」
「うるさい、電車」
塩田に怒られるが、
（なんで副社長、スライム相手にメラ〇ーマぶっ放してるの⁈）
「塩田、なんでスティックじゃないの」
PTの惨状が酷すぎて隣の塩田に訴えると、
「課長が回復するだろ。俺は助けん」
（なんてこった！）

＊＊

数分後、彼らはチャットで揉めていた。

副社長：おい、塩田！なんで毒を解除しないんだ！
塩田：何言ってるんだ、体調を管理しない貴様が悪い。自然治癒しろ！
課長：副社長、MP使い過ぎじゃ？なんで雑魚相手にガイアーぶっ放すのよ。
電車：…（なんでオーソドックスPTなのに、瀕死？）
副社長：俺様はいつだって全力だ！あああああっ！クソ。HP１じゃないか。回復しろよ、塩田。その肩書（僧侶）は伊達か？
塩田：やかましい。忖度なんぞせん。貴様は温泉に突っ込んでやる。
課長：しょうがないな。ほい。
副社長：なんで薬草なんだよ！ケチケチしやがって、愚民どもめ。
課長：さっき、そこの草むらで拾った。ほら、持ち物いっぱいになっちゃうでしょ。
塩田：やれやれだな。
副社長：役立たずの僧侶にヤレヤレだ！

どうやらボス戦には辿り着きそうにないPTであった。