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━1章【HAPPY ENDには程遠い】━
10.5 執着【R】
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****♡side・鶴城
──可愛い。
堪らない。
「やぁんッ」
普段では聞くことの出来ない美崎の甘い声に鶴城は酔いしれた。
──やっとこれで、優也は俺のもの。
優也は俺の恋人。
誰にも渡さない。
もう、離さない。
「いやあッ」
執拗に奥を舐めあげ美崎自身を優しく強く扱けば、彼はぽたたッと愛液を迸らせる。
「優也」
達したばかりの彼は全身の力が抜け浅く息をしていた。鶴城はそれをうっとりと見つめ、ジェルのボトルを取り上げる。
「永遠に俺のものだよ」
狂気のような愛に美崎はビクッと肩を震わせる。
そっと鶴城の方を伺う彼。まるで美崎を官能の世界に誘うかのように、鶴城は高い位置から手のひらにトロトロとジェルを落としていた。
「ん……あッ」
鶴城の手のひらで温められたジェルが美崎の蕾に塗り込められ。
やがてゆっくりと鶴城の指が挿入されていくのを、彼は全神経を集中させ感じているようだった。
「はあッ」
「ここ、いいんだろ?」
差し込まれた中指が美崎の良いところを指の腹で撫で回している。
「ああ……あッ……ああッ」
明るい部屋を嫌がっていたはずの彼は虚ろな瞳をして大きく足を開き、鶴城にされるがまま快楽に溺れていた。
どうしてここまで彼に執着し、犯し尽くしたいのか鶴城自身にも分かっていない。ただひたすら彼が欲しいのだ。誰にも奪われたくない。きっとそんなことを言えば、美崎はこういうだろう。“俺を欲しがるやつなんて、いない”と。
「優也、愛してる」
「まこ……と」
「俺なしじゃ居られないくらい、愛してやる」
そう告げると、ゆっくりと指を引き抜き自身を美崎の蕾に充てがう。
「ああ……んんッ」
ぬぷぷッとそれは厭らしい音と共に吸い込まれていったのだった。
──可愛い。
堪らない。
「やぁんッ」
普段では聞くことの出来ない美崎の甘い声に鶴城は酔いしれた。
──やっとこれで、優也は俺のもの。
優也は俺の恋人。
誰にも渡さない。
もう、離さない。
「いやあッ」
執拗に奥を舐めあげ美崎自身を優しく強く扱けば、彼はぽたたッと愛液を迸らせる。
「優也」
達したばかりの彼は全身の力が抜け浅く息をしていた。鶴城はそれをうっとりと見つめ、ジェルのボトルを取り上げる。
「永遠に俺のものだよ」
狂気のような愛に美崎はビクッと肩を震わせる。
そっと鶴城の方を伺う彼。まるで美崎を官能の世界に誘うかのように、鶴城は高い位置から手のひらにトロトロとジェルを落としていた。
「ん……あッ」
鶴城の手のひらで温められたジェルが美崎の蕾に塗り込められ。
やがてゆっくりと鶴城の指が挿入されていくのを、彼は全神経を集中させ感じているようだった。
「はあッ」
「ここ、いいんだろ?」
差し込まれた中指が美崎の良いところを指の腹で撫で回している。
「ああ……あッ……ああッ」
明るい部屋を嫌がっていたはずの彼は虚ろな瞳をして大きく足を開き、鶴城にされるがまま快楽に溺れていた。
どうしてここまで彼に執着し、犯し尽くしたいのか鶴城自身にも分かっていない。ただひたすら彼が欲しいのだ。誰にも奪われたくない。きっとそんなことを言えば、美崎はこういうだろう。“俺を欲しがるやつなんて、いない”と。
「優也、愛してる」
「まこ……と」
「俺なしじゃ居られないくらい、愛してやる」
そう告げると、ゆっくりと指を引き抜き自身を美崎の蕾に充てがう。
「ああ……んんッ」
ぬぷぷッとそれは厭らしい音と共に吸い込まれていったのだった。
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