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001 左眼の邪眼
しおりを挟む俺、秋丸 鋼は男子14歳中学2年生だ。
俺は、誰にも言えない秘密がある。
その秘密は、
左眼に「邪眼」を持っているのだ。
・・・
・・
・
今、中二病って思ったろ!
俺は、中二病じゃねーんだよ!
本当の事なんだ!
この邪眼の能力は、
俺の事を好きになってしまう。
「地球人全員が俺の事を好きにする事だって可能だろう…」
「俺って罪な男だぜ…ふっ」
「って思う訳ないだろうがっーーーーー!!!」
この邪眼の能力?に気が付いたのは小学校の時だ。
小さい頃から友達が俺にベタベタするのは当然だと思ってた。
道ですれ違う人も、ニコニコして俺を見てくる。
俺の頭をなでなでしてくる。怖い感じの大人であっても・・・
皆、俺の事好きなんだな~って思っていた。
変だって気が付いたのは、小学校高学年になっても
女子なら分かるが、男子が俺にベタベタが止まなかった。
さすがにオカシイと思った。
「気持ち悪いだろ!なんなんだよお前!」
って俺が言うと、
皆の前で男子生徒が
「だって鋼君の事好きなんだもーん」って頬を赤らめて言った。
それを境にある日、男子生徒に
「ぼっ僕の恋人になってください!!!」
違う日のトイレで小便をしていると、男子生徒が俺のチ〇コを
ジーと見ていた。
似た様な事が何回か起き、危険を察し俺は、不登校児になる。
不登校中俺は、この事象が何か俺の能力なのでは?
と思い色々検証してみる事にした。
その結果大体分かってきた。
俺を好きになる奴は、知らない人でも目が合うと俺の事を好きになるようだ。
試しに、片目をつぶって知らない人と目を合わせてみたら、
左眼の時だけ相手から、ニコニコと好意の視線を貰えた。
むしろ右眼だけ開けて目を合わせると、「なんだコイツ・・・?」
って顔をしてくる。
「これは・・・邪眼!!!?」
その日、親にお願いして黒い十字柄の眼帯をmanazonで買ってもらった。
親が何でも買ってくれるのはこの邪眼のおかげだったのか!
さっそくウキウキ気分で左眼に眼帯して街を歩いてみた。
すると、今まで俺に好意の視線しかしてこなかった町中の人が、
俺の事を「なんだコイツ・・・?」っていう視線に変わったのであった。
「邪眼が封印できた・・・!!!」
中学に入学すると、
左眼に眼帯した俺を初めて見たクラスの奴らは
「なんだコイツ・・・?」
の視線しか向けて来なかったのであった。
勿論邪眼が封印しているので女子とのスキンシップは無し見向きもされなかった。
一部の女子には、俺を見ると「ウケルっ」って顔されたが。
中学で友達は出来なかった。
「ぼっちってこんな気分なのかぁ~ははっ」
友達作りに邪眼は使えない。
モーホーの友達は要らん。
それから1年経ち、中学2年になった。
そして現在にいたる。
が・・・
今、クラスの男子が俺にイチャモン付けてきた。
そいつはクラスでも暴力行為が目立っていた奴だった。
「その眼帯なんなんだよ?お前きめぇんだよ!」
と俺の眼帯をいきなりむしり取られた。
---------------------------------------------------------------------
邪眼発動しちゃうよ?
俺は、誰にも言えない秘密がある。
その秘密は、
左眼に「邪眼」を持っているのだ。
・・・
・・
・
今、中二病って思ったろ!
俺は、中二病じゃねーんだよ!
本当の事なんだ!
この邪眼の能力は、
俺の事を好きになってしまう。
「地球人全員が俺の事を好きにする事だって可能だろう…」
「俺って罪な男だぜ…ふっ」
「って思う訳ないだろうがっーーーーー!!!」
この邪眼の能力?に気が付いたのは小学校の時だ。
小さい頃から友達が俺にベタベタするのは当然だと思ってた。
道ですれ違う人も、ニコニコして俺を見てくる。
俺の頭をなでなでしてくる。怖い感じの大人であっても・・・
皆、俺の事好きなんだな~って思っていた。
変だって気が付いたのは、小学校高学年になっても
女子なら分かるが、男子が俺にベタベタが止まなかった。
さすがにオカシイと思った。
「気持ち悪いだろ!なんなんだよお前!」
って俺が言うと、
皆の前で男子生徒が
「だって鋼君の事好きなんだもーん」って頬を赤らめて言った。
それを境にある日、男子生徒に
「ぼっ僕の恋人になってください!!!」
違う日のトイレで小便をしていると、男子生徒が俺のチ〇コを
ジーと見ていた。
似た様な事が何回か起き、危険を察し俺は、不登校児になる。
不登校中俺は、この事象が何か俺の能力なのでは?
と思い色々検証してみる事にした。
その結果大体分かってきた。
俺を好きになる奴は、知らない人でも目が合うと俺の事を好きになるようだ。
試しに、片目をつぶって知らない人と目を合わせてみたら、
左眼の時だけ相手から、ニコニコと好意の視線を貰えた。
むしろ右眼だけ開けて目を合わせると、「なんだコイツ・・・?」
って顔をしてくる。
「これは・・・邪眼!!!?」
その日、親にお願いして黒い十字柄の眼帯をmanazonで買ってもらった。
親が何でも買ってくれるのはこの邪眼のおかげだったのか!
さっそくウキウキ気分で左眼に眼帯して街を歩いてみた。
すると、今まで俺に好意の視線しかしてこなかった町中の人が、
俺の事を「なんだコイツ・・・?」っていう視線に変わったのであった。
「邪眼が封印できた・・・!!!」
中学に入学すると、
左眼に眼帯した俺を初めて見たクラスの奴らは
「なんだコイツ・・・?」
の視線しか向けて来なかったのであった。
勿論邪眼が封印しているので女子とのスキンシップは無し見向きもされなかった。
一部の女子には、俺を見ると「ウケルっ」って顔されたが。
中学で友達は出来なかった。
「ぼっちってこんな気分なのかぁ~ははっ」
友達作りに邪眼は使えない。
モーホーの友達は要らん。
それから1年経ち、中学2年になった。
そして現在にいたる。
が・・・
今、クラスの男子が俺にイチャモン付けてきた。
そいつはクラスでも暴力行為が目立っていた奴だった。
「その眼帯なんなんだよ?お前きめぇんだよ!」
と俺の眼帯をいきなりむしり取られた。
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邪眼発動しちゃうよ?
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