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過去
7、ノアとジュリ王女
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「オードリー」
自分でも口に出してみる。
面影と共に愛しい記憶が瞬時よみがえる。しかしそれは痛みもなく消えた。
「そうよ。オードリー。わたし、今日その店で、オードリーにそっくりな女性を見たの。全然違う人よ。年もわたしと同じほどで、はきはきしていて変におどおどしたりしない、利口そうな女性」
彼は王女がオードリーを明け透けに評したのに苦笑した。
「オードリーも利口な女性でしたよ。控えめ過ぎるところはあったけれども」
「ごめんなさい、オードリーを悪く言ったつもりはないの。今日会った、ノアとは対照的だったから」
ノアの名にこそ、彼は胸を突かれる思いがした。名前に連れて、彼の知る彼女のすべてが去来する。圧倒的なその鮮やかさは、ひと時彼を自失させた。
「嫌な話?」
黙り込んだ彼へ王女が問う。
彼は首を振った。
「ノアには会ったことがあります」
「え?! あの店に行ったの? アシュレイったら」
「まさか。そうじゃない」
彼女が以前、彼の大学の働いていたことがあるのだと言った。
「僕はよく昼を食べ損ねていたから、彼女が気を利かせて届けてくれたりしたのです」
「そう。オードリーに似ていると思わなかった?」
また返事に詰まる。
(似ているどころではない。瓜二つだ)
敢えてか、王女は追及を避けた。彼が意識しないはずはないと確信しているようだった。
オードリーの名を耳にしても、口にしてさえも苦しくなかった。その事実は彼の心を軽くした。
「ある時、ノアにケーキを振る舞ってもらったことがあリます。見た目は素朴なもので、僕はひどく空腹だったから、何も考えずに食べた。ケーキだから甘いと思い込んでいたのに、それはしょっぱくて、びっくりしました」
「しょっぱいの? ケーキなのに?」
「ええ。おいしいですよ。彼女は僕が空腹でいると、よくそうやって旨いものを食べさせてくれるのです。何でもないところから取り出すから、魔法みたいに思う時もある」
「どういう人なの?」
「男爵令嬢ですよ。見た目はレディでちゃんとか弱い。でも、あの頭の中には、刺繍や編み物などのことは入っていないと思いますよ」
「何で令嬢が働いているの? だって未婚でしょう?」
当世、貴族令嬢が労働することはまずない。王女はノアの人となりが不思議で興味を引くようだ。
「先代の負債が残っていて、暮らしに余裕がないようでした。だから、社交も一切出来ずに来て、僕もブルー家の令嬢のことは耳にしたことがなかった」
「社交はしないのは、あなたも一緒だけれどね」
「僕も理由がありますよ」
アシュレイは笑った。
華美で無駄な社交ごとは、時間の浪費に思われるたちだ。それに、そんな場での自分の言動が、後見する王太子にどんな影響を与えるかという配慮も大きい。
「彼女には大男の兄がいて、驚くほど食べるのですよ。これくらいのパンなら、二十は食べる。もっとかな?」
彼は王女に自分の拳をかざして見せた。
「嘘言わないで」
「事実ですよ。だからノアは、兄を食べさせるためにきりきりまいで働いていました。兄は人はいいがとぼけた男だから、頼りないのです。大熊みたいな彼を彼女が巧く操りながら動かしていて、見ておかしかった」
そんな風にジョシュを連れ、大学内を歩いていた彼女をふと浮かぶ。思い出しても、笑いを呼ぶ様子だった。
「楽しそうね、ノアのことを話していると」
王女の声に、はっとなる。
「わたしもまた会ってみたいわ。次はちゃんと話をしたい」
彼は自分を見る王女の目を避けた。自分が迂闊にさらした何かを、王女はしっかりと捉えたように思った。狼狽えるのがわかる。
手で口元をおおった。
そこで彼は立ち上がった。長居した非礼を詫び、すぐに辞去した。
(僕は何をしているんだ)
店を閉めて、奥の扉から母屋へ戻ろうとした時だった。
ドアのベルが鳴る。ノアは足を止め、振り返った。完全予約制のティールームだ。お客ではないだろうから、配達物かと思った。
すぐにドアは開けない。経験から警戒心も強くなった。彼女は物見用の小窓からカーテンを透かして外をうかがった。
美しいドレス姿の女性が二人。
(あら、キャロルだわ)
一人は、二度ほど来店したある令嬢だった。もう一人はベールを被り、顔がわからない。背の高い女性なのはわかった。
検めてから、ドアを開けた。
「どうかなさった?」
「少し、お時間をいいかしら? ある方をお連れしたの」
キャロルが背後を憚るように言う。後ろには背の高いベールの女性が立っている。明日の準備も済んだ。もう母屋に戻るばかりだ。彼女は頷いて、二人を中へ招じ入れた。
(男性絡みの問題かしら?)
と、閉店後の来店理由を勘繰った。
(意中の紳士に、想いを伝えてほしいとか…)
これまでも数度そういう依頼があった。それに彼女は応じてこなかった。店の外で、出会った男女が節度を持って親しくなるのは構わない。歓迎する。しかし、そこに彼女は介在したくない。
(わたしは紹介業をしているのではないもの)
いつかハークレイが忠告してくれたように、あくまで「楽しいお茶の場を提供している」体を崩さないよう心がけている。それを逸脱すれば、トラブルに巻き込まれかねない。
女性客に椅子を勧め、自身も前に掛けた。その時には、ベールの女性は以前キャロルと一緒に来店した、
(お菓子を大量に買ってくれたお嬢さんね)
と気づく。
「どういったご用件かしら?」
「あの、ノア…」
キャロルはそこで言葉を途切れさせた。ベールの女性、
(ジョアさんといったわ)
を気遣うようにうかがうのだ。
すっと、ジョアがベールを外した。二度目に会う彼女へ、ノアは微笑んだ。朗らかな性格にもあるが、お客商売が長いための条件反射のようなものだった。
その微笑に誘われてか、相手も唇を綻ばせる。
「あんまりお時間を取らせないつもり。キャロルは席を外してちょうだい」
あらかじめ言い含められていたのか、キャロルは頷いて、席を立った。そのキャロルへノアは、離れた隅の席を勧めた。
時間は取らせないとは言うものの、
(これではちょっと長くなりそうね)
と、彼女は二人へ飲み物を出した。お茶ではなくココアにしたのは、単純に自分が飲みたかったからだ。
カップを手のひらで包みながら、ジョアへ話を促した。
「どうかなされて? 他言は絶対しないから、ご安心して」
ジョアはココアを熱そうに啜り、意外なことを口にした。
「ノア、あなたアシュレイを知っているでしょう? グレイ侯爵。王立大学院で教授をしている」
「…ええ。存じていますが」
硬い返答になったのは、その名にどきんと胸が鳴ったからだ。それを抑えるため、変に意識した応答になってしまった。
「先生が、どうかなさったの?」
「ううん、アシュレイは何ともないの。五日前に会ったわ」
「あの、失礼ですが、あなたは先生のご友人の方?」
ジョアは首を振った。
「彼の従姉妹。ジョアと名乗っていたけれど、あれは偽名よ。本当はジュリ」
自分でも口に出してみる。
面影と共に愛しい記憶が瞬時よみがえる。しかしそれは痛みもなく消えた。
「そうよ。オードリー。わたし、今日その店で、オードリーにそっくりな女性を見たの。全然違う人よ。年もわたしと同じほどで、はきはきしていて変におどおどしたりしない、利口そうな女性」
彼は王女がオードリーを明け透けに評したのに苦笑した。
「オードリーも利口な女性でしたよ。控えめ過ぎるところはあったけれども」
「ごめんなさい、オードリーを悪く言ったつもりはないの。今日会った、ノアとは対照的だったから」
ノアの名にこそ、彼は胸を突かれる思いがした。名前に連れて、彼の知る彼女のすべてが去来する。圧倒的なその鮮やかさは、ひと時彼を自失させた。
「嫌な話?」
黙り込んだ彼へ王女が問う。
彼は首を振った。
「ノアには会ったことがあります」
「え?! あの店に行ったの? アシュレイったら」
「まさか。そうじゃない」
彼女が以前、彼の大学の働いていたことがあるのだと言った。
「僕はよく昼を食べ損ねていたから、彼女が気を利かせて届けてくれたりしたのです」
「そう。オードリーに似ていると思わなかった?」
また返事に詰まる。
(似ているどころではない。瓜二つだ)
敢えてか、王女は追及を避けた。彼が意識しないはずはないと確信しているようだった。
オードリーの名を耳にしても、口にしてさえも苦しくなかった。その事実は彼の心を軽くした。
「ある時、ノアにケーキを振る舞ってもらったことがあリます。見た目は素朴なもので、僕はひどく空腹だったから、何も考えずに食べた。ケーキだから甘いと思い込んでいたのに、それはしょっぱくて、びっくりしました」
「しょっぱいの? ケーキなのに?」
「ええ。おいしいですよ。彼女は僕が空腹でいると、よくそうやって旨いものを食べさせてくれるのです。何でもないところから取り出すから、魔法みたいに思う時もある」
「どういう人なの?」
「男爵令嬢ですよ。見た目はレディでちゃんとか弱い。でも、あの頭の中には、刺繍や編み物などのことは入っていないと思いますよ」
「何で令嬢が働いているの? だって未婚でしょう?」
当世、貴族令嬢が労働することはまずない。王女はノアの人となりが不思議で興味を引くようだ。
「先代の負債が残っていて、暮らしに余裕がないようでした。だから、社交も一切出来ずに来て、僕もブルー家の令嬢のことは耳にしたことがなかった」
「社交はしないのは、あなたも一緒だけれどね」
「僕も理由がありますよ」
アシュレイは笑った。
華美で無駄な社交ごとは、時間の浪費に思われるたちだ。それに、そんな場での自分の言動が、後見する王太子にどんな影響を与えるかという配慮も大きい。
「彼女には大男の兄がいて、驚くほど食べるのですよ。これくらいのパンなら、二十は食べる。もっとかな?」
彼は王女に自分の拳をかざして見せた。
「嘘言わないで」
「事実ですよ。だからノアは、兄を食べさせるためにきりきりまいで働いていました。兄は人はいいがとぼけた男だから、頼りないのです。大熊みたいな彼を彼女が巧く操りながら動かしていて、見ておかしかった」
そんな風にジョシュを連れ、大学内を歩いていた彼女をふと浮かぶ。思い出しても、笑いを呼ぶ様子だった。
「楽しそうね、ノアのことを話していると」
王女の声に、はっとなる。
「わたしもまた会ってみたいわ。次はちゃんと話をしたい」
彼は自分を見る王女の目を避けた。自分が迂闊にさらした何かを、王女はしっかりと捉えたように思った。狼狽えるのがわかる。
手で口元をおおった。
そこで彼は立ち上がった。長居した非礼を詫び、すぐに辞去した。
(僕は何をしているんだ)
店を閉めて、奥の扉から母屋へ戻ろうとした時だった。
ドアのベルが鳴る。ノアは足を止め、振り返った。完全予約制のティールームだ。お客ではないだろうから、配達物かと思った。
すぐにドアは開けない。経験から警戒心も強くなった。彼女は物見用の小窓からカーテンを透かして外をうかがった。
美しいドレス姿の女性が二人。
(あら、キャロルだわ)
一人は、二度ほど来店したある令嬢だった。もう一人はベールを被り、顔がわからない。背の高い女性なのはわかった。
検めてから、ドアを開けた。
「どうかなさった?」
「少し、お時間をいいかしら? ある方をお連れしたの」
キャロルが背後を憚るように言う。後ろには背の高いベールの女性が立っている。明日の準備も済んだ。もう母屋に戻るばかりだ。彼女は頷いて、二人を中へ招じ入れた。
(男性絡みの問題かしら?)
と、閉店後の来店理由を勘繰った。
(意中の紳士に、想いを伝えてほしいとか…)
これまでも数度そういう依頼があった。それに彼女は応じてこなかった。店の外で、出会った男女が節度を持って親しくなるのは構わない。歓迎する。しかし、そこに彼女は介在したくない。
(わたしは紹介業をしているのではないもの)
いつかハークレイが忠告してくれたように、あくまで「楽しいお茶の場を提供している」体を崩さないよう心がけている。それを逸脱すれば、トラブルに巻き込まれかねない。
女性客に椅子を勧め、自身も前に掛けた。その時には、ベールの女性は以前キャロルと一緒に来店した、
(お菓子を大量に買ってくれたお嬢さんね)
と気づく。
「どういったご用件かしら?」
「あの、ノア…」
キャロルはそこで言葉を途切れさせた。ベールの女性、
(ジョアさんといったわ)
を気遣うようにうかがうのだ。
すっと、ジョアがベールを外した。二度目に会う彼女へ、ノアは微笑んだ。朗らかな性格にもあるが、お客商売が長いための条件反射のようなものだった。
その微笑に誘われてか、相手も唇を綻ばせる。
「あんまりお時間を取らせないつもり。キャロルは席を外してちょうだい」
あらかじめ言い含められていたのか、キャロルは頷いて、席を立った。そのキャロルへノアは、離れた隅の席を勧めた。
時間は取らせないとは言うものの、
(これではちょっと長くなりそうね)
と、彼女は二人へ飲み物を出した。お茶ではなくココアにしたのは、単純に自分が飲みたかったからだ。
カップを手のひらで包みながら、ジョアへ話を促した。
「どうかなされて? 他言は絶対しないから、ご安心して」
ジョアはココアを熱そうに啜り、意外なことを口にした。
「ノア、あなたアシュレイを知っているでしょう? グレイ侯爵。王立大学院で教授をしている」
「…ええ。存じていますが」
硬い返答になったのは、その名にどきんと胸が鳴ったからだ。それを抑えるため、変に意識した応答になってしまった。
「先生が、どうかなさったの?」
「ううん、アシュレイは何ともないの。五日前に会ったわ」
「あの、失礼ですが、あなたは先生のご友人の方?」
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