【R18】平凡な男子が女好きのモテ男に告白したら…

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「ど、どういうこと？」

「俺のこと好きだったら好きって言って」


河田くんは頭に置かれた僕の手を掴む。


「え…だって気持ち悪いんじゃ」

「いいから」


黙ってしまうけど、河田くんが僕の唇を撫でて促してくる。


「言って」

「……。」

「山岡先輩？」

「………好き…すごく好き…
大好きだよ…周りからストーカーって言われるほどになるくらい好きだよ
気持ち悪いっていくら言われても好きって気持ちが抑えらえれないんだ」


これで気持ちを伝えるのも最後だということを覚悟して、僕は今まで溜め込んでいた思いを告げる。
こんなんじゃまだ足りないくらいだ。

きっと気持ち悪いと思われている。河田くんはまるで軽蔑するかのような目で見ているのではないかと思い、顔を上げると河田くんは片手で口を塞いで顔を真っ赤にしていた。耳まで真っ赤だ。


「あの…河田くんどうしたの？」

「うっさい」


口元を隠していた手を退けると、またキスをされた。
まだ赤い河田君の頬を包み込むとびっくりするほど熱い。
熱のこもったままの瞳と目が合わさる。