護堂先生と神様のごはん 護堂教授の霊界食堂

考古学者の護堂友和は、気が付くと死んでいた。
彼には死んだ時の記憶がなく、死神のリストにも名前が無かった。予定外に早く死んでしまった友和は、未だ修行が足りていないと、閻魔大王から特命を授かる。

それは、霊界で働く者達の食堂メニューを考える事と、自身の死の真相を探る事。活動しやすいように若返らせて貰う筈が、どういう訳か中学生の姿にまで戻ってしまう。

自分は何故死んだのか、神々を満足させる料理とはどんなものなのか。

食いしん坊の神様、幽霊の料理人、幽体離脱癖のある警察官に、御使の天狐、迷子の妖怪少年や河童まで現れて……風変わりな神や妖怪達と織りなす、霊界ファンタジー。

「護堂先生と神様のごはん」もう一つの物語。

2019.12.2 現代ファンタジー日別ランキング一位獲得
24h.ポイント 0pt
0
小説 190,702 位 / 190,702件 キャラ文芸 4,374 位 / 4,374件

あなたにおすすめの小説

護堂先生と神様のごはん あやかし子狐と三日月オムライス

栗槙ひので
キャラ文芸
中学校教師の護堂夏也は、独り身で亡くなった叔父の古屋敷に住む事になり、食いしん坊の神様と、ちょっと大人びた座敷童子の少年と一緒に山間の田舎町で暮らしている。 神様や妖怪達と暮らす奇妙な日常にも慣れつつあった夏也だが、ある日雑木林の藪の中から呻き声がする事に気が付く。心配して近寄ってみると、小さな子どもが倒れていた。その子には狐の耳と尻尾が生えていて……。 保護した子狐を狙って次々現れるあやかし達。霊感のある警察官やオカルト好きの生徒、はた迷惑な英語教師に近所のお稲荷さんまで、人間も神様もクセ者ばかり。夏也の毎日はやっぱり落ち着かない。 護堂先生と神様のごはんシリーズ 長編3作目

あやかし不動産、営業中!

七海澄香
キャラ文芸
ブラック系不動産会社を退職し、勢いで地元に戻った青年、東雲悠弥。 朝霧不動産という小さな不動産屋に転職した悠弥は、風変わりな客と出会う。 「木の葉払いで保証人は大天狗様」内気そうな少年が発した言葉は、あやかしが住まいを探しに来たことを知らせる秘密の合言葉だった。 朝霧不動産では古くから、人間たちと共に生活をしようとするあやかし達に家を貸し、人間とともに暮らす手伝いをしているのだ。 悠弥は跡取り娘の遥と共に、不動産を通してあやかしと人間との縁を結び、絆を繋いでいく。

あやかしとシャチとお嬢様の美味しいご飯日和

二位関りをん
キャラ文芸
昭和17年。ある島の別荘にて病弱な財閥令嬢の千恵子は華族出の母親・ヨシとお手伝いであやかし・濡れ女の沼霧と一緒に暮らしていた。 この別荘及びすぐ近くの海にはあやかし達と、人語を話せるシャチがいる。 「ぜいたくは敵だ」というスローガンはあるが、令嬢らしく時々ぜいたくをしてあやかしやシャチが取ってきた海の幸に山の幸を調理して頂きつつ、薬膳や漢方に詳しい沼霧の手も借りて療養生活を送る千恵子。 戦争を忘れ、ゆっくりとあやかし達と共に美味しいご飯を作って食べる。そんなお話。 ※表紙はaipictorsで生成したものを使用しております。

下宿屋 東風荘 2

浅井 ことは
キャラ文芸
※※※※※ 下宿屋を営み、趣味は料理と酒と言う変わり者の主。 毎日の夕餉を楽しみに下宿屋を営むも、千年祭の祭りで無事に鳥居を飛んだ冬弥。 しかし、飛んで仙になるだけだと思っていた冬弥はさらなる試練を受けるべく、空高く舞い上がったまま消えてしまった。 下宿屋は一体どうなるのか! そして必ず戻ってくると信じて待っている、残された雪翔の高校生活は___ ※※※※※ 下宿屋東風荘 第二弾。

【完結】イケボなハムスターと同居中~愚痴聞き神様と枯れ女子の日常

鏑木 うりこ
キャラ文芸
 やる気も元気も薄い枯れ女子の朝比奈誠子の家に、大福のようなハムスターが現れた。 「すまんがキュウリを貰えないだろうか」手のひらサイズのハムスターはやたらいい声で喋る。 「私は神様なんだ」そんなことを言いながらスマホで仕事をしている。  大福と同居しているうちに、不思議な隣人達と仲良くなって行く。なんか変だな?まあ、いいか? 【第4回キャラ文芸大賞応募作】  皆様のお陰で23位と健闘させていただきました。本当にありがとうございました。完結済みですが、手直し等していけたらいいなと思っております。

就職先は、あやかし専門の衣装店でした

有賀 千紗
キャラ文芸
 あやかし×ウエディングドレス  相沢 蛍火は内定取り消しをされてしまった。新たな就職先を探しても、既にどこも募集を終えていて……。  見かねた実業家の叔父が、自身が手掛けるお店の従業員として雇ってくれる事に。  しかしそこは、あやかし専門の衣装店!?  蛍火は、妖しくも刺激的な世界に足を踏み入れる事となった。   ◆◆◆  『第4回キャラ文芸大賞』の応募作品となります。  完結後も沢山の方に読んで頂けて嬉しいです( *´艸`)  ※ベースは物の怪や神族ですが、現代に合わせた設定に変えています。 外見的にも能力的にも、かなり『人間寄り』のお話となります。  ※表紙はpixabayよりお借りしてます

あやかし古民家暮らし-ゆるっとカップル、田舎で生きなおしてみる-

橘花やよい
キャラ文芸
「怖がられるから、秘密にしないと」 会社員の穂乃花は生まれつき、あやかしと呼ばれるだろう変なものを見る体質だった。そのために他人と距離を置いて暮らしていたのに、恋人である雪斗の母親に秘密を知られ、案の定怖がられてしまう。このままだと結婚できないかもと悩んでいると「気分転換に引っ越ししない?」と雪斗の誘いがかかった。引っ越し先は、恋人の祖父母が住んでいた田舎の山中。そこには賑やかご近所さんがたくさんいるようで、だんだんと田舎暮らしが気に入って――……。 これは、どこかにひっそりとあるかもしれない、ちょっとおかしくて優しい日常のお話。 エブリスタに投稿している「穂乃花さんは、おかしな隣人と戯れる。」の改稿版です。 表紙はてんぱる様のフリー素材を使用させていただきました。

私の食卓には、愚痴を聞いてくれる神様がいる。

柚木ゆず
キャラ文芸
 人間関係や仕事のアレコレで悩む、新人OLの月島梨奈。そんな彼女の前に産土神である七坂が現れ、不思議な一時が幕を開けるのでした――。