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27.ベルクスの部屋 ※R
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どうにか歩けるまで回復してからベルクスの部屋を訪れることにする。
ルーにベルクスの部屋の階を聞いて(1人で大丈夫か?着いていこうか?と騒がしかった)、扉を叩いたのは昼を過ぎたあたりだった。
……出てこないな。
強めに扉を叩くと、やがてパンツ1枚のベルクスが涙目で欠伸をしながら、つまり色気を撒き散らしながら扉を開けた。
「ふわ~あ…あふ。優希じゃん。おはよ」
「お、おはようって昼だけど。突然ごめん」
眠そうに涙を拭く半裸の姿にドキドキして、どもりながら返す。ベルクスも寝る時裸のタイプかー……。
「んーまあとりあえず入れば?」
上がって、と振り向いた背中に一昨日まではなかった羽を発見しつつ、お邪魔することにする。
ベルクスの部屋はモノトーンで統一されていて、どこぞのモデルハウス1式持ってきましたというようなまとまり方だった。シンプルな造形の椅子には衣服が脱ぎ散らかされていたりするけど。
勧められたソファベッドに落ち着き、隣同士で座る。
「で、優希は夢のことを聞きにきたのかな?」
パンツ1枚のままのベルクスが腕組みしながらそう尋ねる。胸筋が強調されてつい見てしまう。乳首ピンクなんだ……えっ夢って言った今!?
「え!そう!心当たりあるのか?」
「心当たりは…ないなあ」
思わず前のめりになった俺の希望を砕くようにあっさりそう言う。
「どんな夢なのか聞いてもいいか?」
「え、う、ええと……」
「相談、しに来たんじゃなかったっけ」
銀色の目が鋭くこちらを見る。なんだか考えてること全てを見抜かれているようでそわそわしてしまう。
羞恥を押して、詳細な情事を省いて出てきたものや人物だけを説明する。
「優希って欲求不満なの?」
「!ちっちがう!!本当に違う!」
「まあそうだよねえ。その夢見せたの俺だし」
「………は?」
「触手も獣姦も俺の趣味だし」
「え、え、」
「なんでか俺と優希のパス繋がってるみたいでさあ、エロい夢見せて精気吸い取ってるみたいなんだよね。俺もどんどん上位悪魔に近付いてるわけよ、羽根とか生えちゃうし。お陰で軽率に外に出れなくてさあ。はー、どうしようか」
全く困ってないように、なんてことないようにこちらを見て言う。
「……ええと、」
理解が追いつかない。
「あの夢はベルクスが見せてたってこと」
「うん。俺はワームになったり赤い狼に入ったりして楽しんだ記憶がある」
「なんで、そんな夢を?」
っていうかあの中身ベルクスだったのかよ。
「さあ。もしかしたら欲求不満なの俺の方かもね」
相変わらずつまらなそうにそう言うベルクス。
「じゃあ。俺はどうすれば夢を見なくなると思う……?」
「そーだなぁ」
ベルクスは立ち上がり、伸びをして言った。
「とりあえず、セックスでもするか?」
軽いジョギングにでも誘うように。
聞き間違いかな?と思わず呆ける俺の肩に手をあて、そのままソファに押し倒される。
「えっ?いやおかしくないか!?」
「ん?何が」
「何っていうか!全部!なんで俺とベルクスがセックスしむっんん!」
あっという間に口を塞がれ、抗議ごと飲み込まれる。
「んっ、ん!ふっンッ、」
今度は最初から舌を入れられ舐め尽くされる。
息が……!
「ぷあ!はっはあ、べるくす、やめろっ」
「相変わらずキスへったくそ」
ベルクスの眠そうだった銀の目がキラリと輝き、顎に伝った唾液をペロッと舐め取られる。
「ぅ、ん、べる!だめ離せ!」
いつの間にかベルクスの指は俺のシャツのボタンを全て外し、朝から既に膨らんでいた突起を捏ねくり回した。
「アッ!あっあん、っふう、あ」
「夢の中で優希のこと可愛がってたの俺だぜえ?優希の弱いとこぜーんぶ知ってるよ、ビッチちゃん」
耳元でそう呟き、そのまま耳の中をぐちゅぐちゅと舐め回される。
「ひっ!」
脳に直接響く音にゾクゾクとした快感が芽生える。
ベルクスの愛撫で体に全く力が入らなくなるまで、そう時間はかからなかった。
「もう疲れちゃった?」
「は、はあっあ、も、やだっさわらなっで」
いやいやと頭を振る。
「ははは、やだなあ俺が無理矢理してるみたいじゃん。唆るなあ」
俺の足を大きく開きながら頭を潜り込ませ、
「俺がなんでこんなとこにピアスしてんのか教えてやるよ」
舌を見せつけながらそう言う。
「え?や、っ……!?」
そしてそのまま見せつけるように俺のモノを舐めだした。
「うあっあ!?やっ、ふぅっうあ!あっ!」
口内と舌の柔らかさと温かさとは対照に、冷たい無骨なピアスの金属感が強く刺激する。
その知らない感覚にあっという間に昂ってしまう。
「やだあっもうイく、あっああぁ!べるう、ふっう」
舌技とピアスの硬さに翻弄され、割とすぐに限界を迎え……ベルクスはぴたりと動きを止める。
「えっえ?」
「気持ちよかったでしょ?ピアス」
「ん、べるくす、俺っいきたいんだけど……」
「え?んーどうしよっかな」
熱が収束したままのそこを無視してベルクスは先程酷使した蕾を撫でる。
「ん、う」
「すっごい狼の匂い……はは、寝取ってるみたいで興奮しちゃうなあ」
指を入れ、くぱっと開かれる。
「そうだ、優希も玩具使ってみる?」
そんなことを言い出してテーブルの下から黒い箱を取り出した。
箱から出てくるのはやたらどぎつい色味の様々な大きさのもの達。
「な、なにそれ」
「オトナのオモチャ」
なんでそんなものがリビングのテーブルにあるんだよ。
「なんでそんなものがリビングのテーブルにあるんだよ。」
おっと心の声が漏れた。
「リビングでやるから開放的でいいんじゃん」
知らねーよ……!
「大丈夫だってちゃんと新品のもあるから」
「そんなこと聞いてなっあ!つめたっちょっ!今何入れたんだよっ!」
固くて小さくて冷たいものが急に侵入してきて少しびびる。
「後のお楽しみぃ。この辺かな?」
「んん、!?」
そのまま入口近くの、いつもビリッと来るところに持っていかれる。
「や、やだ怖い!」
「はは、テンション上がってるねえ。お楽しみはこれからだぜーっと」
袋をピリピリと破って取り出したのは、何やら小さな玉がいくつも辛なって棒になっているようなもの。そんな小さいもの何に使うんだ……?
なんだか嫌な予感がする。
思わず腰を引いた俺の体をがっしり掴み、
「これちょっと危ないから絶対動かないで」
そんな危ないものを俺に使うなあああ!!
ベルクスはしっかりと立ち上がったままの俺のペニスを片手に、その細いゴム棒を亀頭に当てた。
「やだっなに……!やだ!ベルクス離せよ!」
「動くなっつってんだろぉ」
愉しげな口調が一変して冷たい目が俺を射抜く。怖い。怖い。
「初心者用だから大丈夫だって。全部飲み込んだらイけるから」
涙目の俺を後目にベルクスはその棒を差し込んだ。
「ひ、ひう、うう」
ゆっくりと飲み込まれていく棒。怖くて目をそらすと、ベルクスがクスクスと笑う。
「全部入った。痛くなかった?」
「わ、わかんない」
大事な部分に突き刺さったそれを見ないように答える。さっきの冷たく凍る目が嘘のように優しくて、彼のことが何も分からなくなる。
「ならよかった。ほんとビッチだね優希。素質あるよ。そんじゃイこうか」
そう言いながら何故か片手で俺の両腕を頭の上に固定した。
「え?」
ベルクスが手に持った機械のネジを回した瞬間、
俺の体が弾けた。
「かっは!あっあっあああ!ひっあああー!」
1番敏感な内部がビリビリして、快感が強すぎて痛い!
「いたいい!やらっあああ!あっあっこわい!やっああああ!!」
イってるはずなのにその突き刺さっている栓のせいで全く熱が吐き出せない。何度も訪れる波は俺の下腹部の熱を通り過ぎ、また駆け巡る。
「抜いて!いきたい!あああ!それっぬい!ひっあっああっ!」
抜いてしまいたいが両手が固定され自分ではどうにもできない。
強すぎる刺激に思わず意識が飛びそうになるが、終わらない快感のせいですぐにまた戻されてしまう。
苦しさに涙が止まらない。それは一種の拷問のようだった。
「やだっやあ!べるっごめ、ごめん!ゆるして!」
カチッと音がして強い振動が止まる。
「はひっ、はあ、あ、あ、ぐすっ」
「なんで謝ってんの?気持ちよかったでしょ尿道」
ベルクスがようやく手を解き、詰まっていた黒い棒と後ろの玩具を抜くと弾けたように白濁が飛び出した。
「あっ!あっ、あ、」
衝撃で勝手に腰が揺れる。
ようやく出し尽くしても腰の痙攣が全く止まらない。使い物にならなくなりそうで恐ろしい。
「はは、飛んだねえ」
ベルクスの顔にまでかかったその体液をペロリと舐めて、
「お掃除してあげる」
とまたフェラを再開した。
「むりっもうむり!いきたくない!くるしっんあ!」
「イきたいって言ったりイきたくないって言ったりワガママだなあ優希ちゃんは」
飛び散った白濁を舐め取りながらベルクスは言う。
「そんなワガママな優希の穴は俺が蓋しといてあげような」
そう言ってパンツを脱ぎながらのしかかってくるベルクスのお尻から、
ぴょこんとツルのようなものが見えた。
「…?」
思わず手を伸ばす。
「あんっ、あっ!」
突然喘いだベルクスの体がびくりと震え、驚いた目でこちらを見る。
「優希…イタズラし返されたいのか?」
「あっご、ごめん」
慌てて手を離すと、ベルクスは後ろを確認して困ったように、
「いつの間に尻尾まで生えたんだ…?」
と黒い翼を小さくはためかせた。
ルーにベルクスの部屋の階を聞いて(1人で大丈夫か?着いていこうか?と騒がしかった)、扉を叩いたのは昼を過ぎたあたりだった。
……出てこないな。
強めに扉を叩くと、やがてパンツ1枚のベルクスが涙目で欠伸をしながら、つまり色気を撒き散らしながら扉を開けた。
「ふわ~あ…あふ。優希じゃん。おはよ」
「お、おはようって昼だけど。突然ごめん」
眠そうに涙を拭く半裸の姿にドキドキして、どもりながら返す。ベルクスも寝る時裸のタイプかー……。
「んーまあとりあえず入れば?」
上がって、と振り向いた背中に一昨日まではなかった羽を発見しつつ、お邪魔することにする。
ベルクスの部屋はモノトーンで統一されていて、どこぞのモデルハウス1式持ってきましたというようなまとまり方だった。シンプルな造形の椅子には衣服が脱ぎ散らかされていたりするけど。
勧められたソファベッドに落ち着き、隣同士で座る。
「で、優希は夢のことを聞きにきたのかな?」
パンツ1枚のままのベルクスが腕組みしながらそう尋ねる。胸筋が強調されてつい見てしまう。乳首ピンクなんだ……えっ夢って言った今!?
「え!そう!心当たりあるのか?」
「心当たりは…ないなあ」
思わず前のめりになった俺の希望を砕くようにあっさりそう言う。
「どんな夢なのか聞いてもいいか?」
「え、う、ええと……」
「相談、しに来たんじゃなかったっけ」
銀色の目が鋭くこちらを見る。なんだか考えてること全てを見抜かれているようでそわそわしてしまう。
羞恥を押して、詳細な情事を省いて出てきたものや人物だけを説明する。
「優希って欲求不満なの?」
「!ちっちがう!!本当に違う!」
「まあそうだよねえ。その夢見せたの俺だし」
「………は?」
「触手も獣姦も俺の趣味だし」
「え、え、」
「なんでか俺と優希のパス繋がってるみたいでさあ、エロい夢見せて精気吸い取ってるみたいなんだよね。俺もどんどん上位悪魔に近付いてるわけよ、羽根とか生えちゃうし。お陰で軽率に外に出れなくてさあ。はー、どうしようか」
全く困ってないように、なんてことないようにこちらを見て言う。
「……ええと、」
理解が追いつかない。
「あの夢はベルクスが見せてたってこと」
「うん。俺はワームになったり赤い狼に入ったりして楽しんだ記憶がある」
「なんで、そんな夢を?」
っていうかあの中身ベルクスだったのかよ。
「さあ。もしかしたら欲求不満なの俺の方かもね」
相変わらずつまらなそうにそう言うベルクス。
「じゃあ。俺はどうすれば夢を見なくなると思う……?」
「そーだなぁ」
ベルクスは立ち上がり、伸びをして言った。
「とりあえず、セックスでもするか?」
軽いジョギングにでも誘うように。
聞き間違いかな?と思わず呆ける俺の肩に手をあて、そのままソファに押し倒される。
「えっ?いやおかしくないか!?」
「ん?何が」
「何っていうか!全部!なんで俺とベルクスがセックスしむっんん!」
あっという間に口を塞がれ、抗議ごと飲み込まれる。
「んっ、ん!ふっンッ、」
今度は最初から舌を入れられ舐め尽くされる。
息が……!
「ぷあ!はっはあ、べるくす、やめろっ」
「相変わらずキスへったくそ」
ベルクスの眠そうだった銀の目がキラリと輝き、顎に伝った唾液をペロッと舐め取られる。
「ぅ、ん、べる!だめ離せ!」
いつの間にかベルクスの指は俺のシャツのボタンを全て外し、朝から既に膨らんでいた突起を捏ねくり回した。
「アッ!あっあん、っふう、あ」
「夢の中で優希のこと可愛がってたの俺だぜえ?優希の弱いとこぜーんぶ知ってるよ、ビッチちゃん」
耳元でそう呟き、そのまま耳の中をぐちゅぐちゅと舐め回される。
「ひっ!」
脳に直接響く音にゾクゾクとした快感が芽生える。
ベルクスの愛撫で体に全く力が入らなくなるまで、そう時間はかからなかった。
「もう疲れちゃった?」
「は、はあっあ、も、やだっさわらなっで」
いやいやと頭を振る。
「ははは、やだなあ俺が無理矢理してるみたいじゃん。唆るなあ」
俺の足を大きく開きながら頭を潜り込ませ、
「俺がなんでこんなとこにピアスしてんのか教えてやるよ」
舌を見せつけながらそう言う。
「え?や、っ……!?」
そしてそのまま見せつけるように俺のモノを舐めだした。
「うあっあ!?やっ、ふぅっうあ!あっ!」
口内と舌の柔らかさと温かさとは対照に、冷たい無骨なピアスの金属感が強く刺激する。
その知らない感覚にあっという間に昂ってしまう。
「やだあっもうイく、あっああぁ!べるう、ふっう」
舌技とピアスの硬さに翻弄され、割とすぐに限界を迎え……ベルクスはぴたりと動きを止める。
「えっえ?」
「気持ちよかったでしょ?ピアス」
「ん、べるくす、俺っいきたいんだけど……」
「え?んーどうしよっかな」
熱が収束したままのそこを無視してベルクスは先程酷使した蕾を撫でる。
「ん、う」
「すっごい狼の匂い……はは、寝取ってるみたいで興奮しちゃうなあ」
指を入れ、くぱっと開かれる。
「そうだ、優希も玩具使ってみる?」
そんなことを言い出してテーブルの下から黒い箱を取り出した。
箱から出てくるのはやたらどぎつい色味の様々な大きさのもの達。
「な、なにそれ」
「オトナのオモチャ」
なんでそんなものがリビングのテーブルにあるんだよ。
「なんでそんなものがリビングのテーブルにあるんだよ。」
おっと心の声が漏れた。
「リビングでやるから開放的でいいんじゃん」
知らねーよ……!
「大丈夫だってちゃんと新品のもあるから」
「そんなこと聞いてなっあ!つめたっちょっ!今何入れたんだよっ!」
固くて小さくて冷たいものが急に侵入してきて少しびびる。
「後のお楽しみぃ。この辺かな?」
「んん、!?」
そのまま入口近くの、いつもビリッと来るところに持っていかれる。
「や、やだ怖い!」
「はは、テンション上がってるねえ。お楽しみはこれからだぜーっと」
袋をピリピリと破って取り出したのは、何やら小さな玉がいくつも辛なって棒になっているようなもの。そんな小さいもの何に使うんだ……?
なんだか嫌な予感がする。
思わず腰を引いた俺の体をがっしり掴み、
「これちょっと危ないから絶対動かないで」
そんな危ないものを俺に使うなあああ!!
ベルクスはしっかりと立ち上がったままの俺のペニスを片手に、その細いゴム棒を亀頭に当てた。
「やだっなに……!やだ!ベルクス離せよ!」
「動くなっつってんだろぉ」
愉しげな口調が一変して冷たい目が俺を射抜く。怖い。怖い。
「初心者用だから大丈夫だって。全部飲み込んだらイけるから」
涙目の俺を後目にベルクスはその棒を差し込んだ。
「ひ、ひう、うう」
ゆっくりと飲み込まれていく棒。怖くて目をそらすと、ベルクスがクスクスと笑う。
「全部入った。痛くなかった?」
「わ、わかんない」
大事な部分に突き刺さったそれを見ないように答える。さっきの冷たく凍る目が嘘のように優しくて、彼のことが何も分からなくなる。
「ならよかった。ほんとビッチだね優希。素質あるよ。そんじゃイこうか」
そう言いながら何故か片手で俺の両腕を頭の上に固定した。
「え?」
ベルクスが手に持った機械のネジを回した瞬間、
俺の体が弾けた。
「かっは!あっあっあああ!ひっあああー!」
1番敏感な内部がビリビリして、快感が強すぎて痛い!
「いたいい!やらっあああ!あっあっこわい!やっああああ!!」
イってるはずなのにその突き刺さっている栓のせいで全く熱が吐き出せない。何度も訪れる波は俺の下腹部の熱を通り過ぎ、また駆け巡る。
「抜いて!いきたい!あああ!それっぬい!ひっあっああっ!」
抜いてしまいたいが両手が固定され自分ではどうにもできない。
強すぎる刺激に思わず意識が飛びそうになるが、終わらない快感のせいですぐにまた戻されてしまう。
苦しさに涙が止まらない。それは一種の拷問のようだった。
「やだっやあ!べるっごめ、ごめん!ゆるして!」
カチッと音がして強い振動が止まる。
「はひっ、はあ、あ、あ、ぐすっ」
「なんで謝ってんの?気持ちよかったでしょ尿道」
ベルクスがようやく手を解き、詰まっていた黒い棒と後ろの玩具を抜くと弾けたように白濁が飛び出した。
「あっ!あっ、あ、」
衝撃で勝手に腰が揺れる。
ようやく出し尽くしても腰の痙攣が全く止まらない。使い物にならなくなりそうで恐ろしい。
「はは、飛んだねえ」
ベルクスの顔にまでかかったその体液をペロリと舐めて、
「お掃除してあげる」
とまたフェラを再開した。
「むりっもうむり!いきたくない!くるしっんあ!」
「イきたいって言ったりイきたくないって言ったりワガママだなあ優希ちゃんは」
飛び散った白濁を舐め取りながらベルクスは言う。
「そんなワガママな優希の穴は俺が蓋しといてあげような」
そう言ってパンツを脱ぎながらのしかかってくるベルクスのお尻から、
ぴょこんとツルのようなものが見えた。
「…?」
思わず手を伸ばす。
「あんっ、あっ!」
突然喘いだベルクスの体がびくりと震え、驚いた目でこちらを見る。
「優希…イタズラし返されたいのか?」
「あっご、ごめん」
慌てて手を離すと、ベルクスは後ろを確認して困ったように、
「いつの間に尻尾まで生えたんだ…?」
と黒い翼を小さくはためかせた。
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