前世は最悪だったのに神の世界に行ったら神々全員＆転生先の家族から溺愛されて幸せ！？しかも最強➕契約した者、創られた者は過保護すぎ！他者も！？

1章② 転生

第36話 もふもふ堪能

家に帰って中に入ったときにパパが少し一人で考えたいと言って書斎に籠ってしまった

そんなにデュークって凄いのかな

ママもデュークのことで気になったことがあるらしく書庫に行った

そしてお兄ちゃん達はいっぱい食べたせいで眠たいと言って自分の部屋の中に入っていった

さて僕はどうしょうかな？

今僕はデュークの背中の上でうつ伏せ状態で手足で抱きついている

なぜこうなっているかというとこうしないと落ちそうで怖いから

でも顔に毛が触れるから衝動的に顔をすりすりしたくなる

こんなに毛がサラサラで暖かいから堪んない！

すりすりをしているときに

ビアンカに声をかけられた

►ビ「お帰りなさいませライアン様」
　
一旦すりすりを止め体を起こしてと

　ら「ただいま、そういえばここの家の居心地どう？」

►ビ「とてもよくしてもらってます。働かせて頂くだけでも充分にしていただいたのに衣食住まで用意してくださって感謝しきれません。それに皆さんがとても優しくて分からなかったらすぐに丁寧で分かりやすく教えてくださるんです。早く仕事を覚えて皆さんのお役にたちたいです。」

良かった僕と同じ思いをしていなくて、でも仕事もありがたいけど幸せになって欲しいな

　ら「良かった、体には気をつけてね」

►ビ「はい！」

とビアンカはデュークには気づかなかったのかさっと言って仕事に戻って行った





もうちょっとすりすりしようかな

◈▤デ「おい、ひっつくのはいいが廊下じゃ人の邪魔になるから尊の部屋に案内しろ」

　ら「分かった。でもこの世界ではライアンだから出来れば尊じゃなくてライアンって呼んで欲しいかな」

◈▤デ「そうか俺は尊と言うことに慣れてしまったから主と呼ばせてもらおう。」
　
　ら「ルシファー達と同じ呼び方をするんだね。いいよ主で、じゃあ僕の部屋に案内するよ」




僕はデュークを自分の部屋に案内した


　ら「ここが僕の部屋だよ」

僕の部屋の中は広くてベットの後ろに赤ちゃん用のおもちゃがあって今のところ家具はクローゼットとベットしかないから余計に広く感じちゃうんだよね

◈▤デ「ここが主の部屋か物は少ないが主の匂いはしっかりついていて契約したからかこの匂いは何故か落ち着く」

　ら「そうなんだ、とにかく入ろうよ」


そしてドアを閉めて部屋の中に入って部屋に敷かれている敷物の上にデュークが降ろしてくれた

◈▤デ「で、また触るのか？」

　ら「え！いいの？！」

◈▤デ「主が望んでいることだからな、契約したからか主の望みを何でも叶えてあげたくなるんだ！」

少し照れたような怒ったような口調で言った

　ら「なら、お言葉に甘えてもふもふさせて！」

もふもふ堪能出来るなんて最高～




　　　　　　　　　





　　　　　　　　　続く




今日中に更新
予　告　第37話『もふもふ堪能開始』