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第七話
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「古代魔法で何の魔法を創りましたか? 生活魔法はありますか?」
生活に使える魔法とかかな。
「四大元素の一つ、火魔法を創りました。 生活魔法はありません」
「でしたら、取得をオススメします。 四大元素の全てを扱える上、光と闇の魔法も使えます。 ただし、攻撃や防御には使えません。 持っている人は多く、逆に持っていない人はいない訳ではないですが、少ないのです」
取得した方が良さそうだな。 魔力は……全回復してるな。
生活魔法と言われてもイメージが湧かない。
とりあえず、念じて見よう。
ダメなら諦めるし。
『生活魔法を取得しました』
おお! 念じてもいけるのか!
凄いな創造魔法! ありがとう、神様。 殴るけど。
「もう出来たのか」
「はい、魔力はあと五千残ってます」
豆電球のイメージで念じてみると……やった! 成功だ。
手の平に小さな丸い玉が浮いているのを見て、嬉しさが込み上げてくる。
教えてくれた宰相さんは、目を丸くしていたが、僕は次々と光の玉を出していく。
「ストップ! ストッープじゃ! お主自分が何をしておるか理解しとるのか?!」
「何です?」
今良いところなのに、日本にある有名なタワー作ってるんだよ。
「普通、補助として詠唱をして魔法を発動するのじゃ。 今お主がやったのは無詠唱。 高等技術じゃ。 無詠唱が出来るのはわし以外にはおらん。 それに、魔法は一度に一つもしくは二つが限界なんじゃ。 しかしお主は一体いくつのライトを出ておる? パッと見るだけでも、百は超えておるじゃろ。 そんな事が出来るのは他にはおらん」
え、そうなの? 普通に出来たけど……。
「トールよ、お主のレベルはもしや、限界突破か」
何その、限界突破っていうの。 人間やめた人?
「いえ、レベルは一です」
「最低レベルでこれか……」
「とんだ規格外じゃの」
いやまあ、あなた方の反応を見ると規格外どころか異常者だと思いますよ。
「話は変わりますが、学費を平民は払わなくても良いとは言っても、生活費が必要になります」
確かに……ご飯食べれないとか屋根がない場所で過ごすとか、ムリだ。 制服の洗濯は……あ、生活魔法か。
「そこで提案と言いますか、活用法なんですが、学園は一定の基準をクリアした者にダンジョンへの探索を許可しています」
おお! 異世界と言えば冒険者! 冒険者と言えばダンジョン探索!
「ダンジョン内では倒した魔物はダンジョンによって吸収され、ダンジョンコアに複製された魔物であっても、魔石やドロップ品を落とします」
いいね、小説通り!
魔石かあ、属性があって使い方が違うんだろ?
「魔石にも属性があります。 属性付きの魔石は基本的に買取金額が高く、属性のない普通の魔石は買取金額が低い代わりに、買取額に変動はありません。 ゴブリンや少し強いオークも無属性の魔石になります」
「教えてくれてありがとうございます、アンドレさん」
「こういう非公式な場では構いませんが、謁見のような公式の場では宰相か閣下と呼ぶように」
「わかりました」
◇
ジェイド国王陛下とアンドレさん、サラさんは生徒にバレないよう授業中に帰って行った。
その後僕は、学園長のフィーネさんから当面の生活費を渡され、男子寮の一室で生活するよう言われた。
女の子から渡されると気まずいんだよね。 早い内に魔石を取りに行こう。
明日から学園生活だな。
よし、ステータスを確認しとこう!
「ステータス」
へ? 何かめっちゃ増えてね?
生活に使える魔法とかかな。
「四大元素の一つ、火魔法を創りました。 生活魔法はありません」
「でしたら、取得をオススメします。 四大元素の全てを扱える上、光と闇の魔法も使えます。 ただし、攻撃や防御には使えません。 持っている人は多く、逆に持っていない人はいない訳ではないですが、少ないのです」
取得した方が良さそうだな。 魔力は……全回復してるな。
生活魔法と言われてもイメージが湧かない。
とりあえず、念じて見よう。
ダメなら諦めるし。
『生活魔法を取得しました』
おお! 念じてもいけるのか!
凄いな創造魔法! ありがとう、神様。 殴るけど。
「もう出来たのか」
「はい、魔力はあと五千残ってます」
豆電球のイメージで念じてみると……やった! 成功だ。
手の平に小さな丸い玉が浮いているのを見て、嬉しさが込み上げてくる。
教えてくれた宰相さんは、目を丸くしていたが、僕は次々と光の玉を出していく。
「ストップ! ストッープじゃ! お主自分が何をしておるか理解しとるのか?!」
「何です?」
今良いところなのに、日本にある有名なタワー作ってるんだよ。
「普通、補助として詠唱をして魔法を発動するのじゃ。 今お主がやったのは無詠唱。 高等技術じゃ。 無詠唱が出来るのはわし以外にはおらん。 それに、魔法は一度に一つもしくは二つが限界なんじゃ。 しかしお主は一体いくつのライトを出ておる? パッと見るだけでも、百は超えておるじゃろ。 そんな事が出来るのは他にはおらん」
え、そうなの? 普通に出来たけど……。
「トールよ、お主のレベルはもしや、限界突破か」
何その、限界突破っていうの。 人間やめた人?
「いえ、レベルは一です」
「最低レベルでこれか……」
「とんだ規格外じゃの」
いやまあ、あなた方の反応を見ると規格外どころか異常者だと思いますよ。
「話は変わりますが、学費を平民は払わなくても良いとは言っても、生活費が必要になります」
確かに……ご飯食べれないとか屋根がない場所で過ごすとか、ムリだ。 制服の洗濯は……あ、生活魔法か。
「そこで提案と言いますか、活用法なんですが、学園は一定の基準をクリアした者にダンジョンへの探索を許可しています」
おお! 異世界と言えば冒険者! 冒険者と言えばダンジョン探索!
「ダンジョン内では倒した魔物はダンジョンによって吸収され、ダンジョンコアに複製された魔物であっても、魔石やドロップ品を落とします」
いいね、小説通り!
魔石かあ、属性があって使い方が違うんだろ?
「魔石にも属性があります。 属性付きの魔石は基本的に買取金額が高く、属性のない普通の魔石は買取金額が低い代わりに、買取額に変動はありません。 ゴブリンや少し強いオークも無属性の魔石になります」
「教えてくれてありがとうございます、アンドレさん」
「こういう非公式な場では構いませんが、謁見のような公式の場では宰相か閣下と呼ぶように」
「わかりました」
◇
ジェイド国王陛下とアンドレさん、サラさんは生徒にバレないよう授業中に帰って行った。
その後僕は、学園長のフィーネさんから当面の生活費を渡され、男子寮の一室で生活するよう言われた。
女の子から渡されると気まずいんだよね。 早い内に魔石を取りに行こう。
明日から学園生活だな。
よし、ステータスを確認しとこう!
「ステータス」
へ? 何かめっちゃ増えてね?
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