君と出逢ったあの時から

かヾみ

旋回

月よ、想いは託した。あとは時を風を待つ。その時君は、その美しい面を見せてくれるかい？負け犬はいつだって負け惜しみするよ、いいんだ、その時にお顔が見られずとも、月は姿見せずとも私の裡に既に在るのだから。


電車一本のすれ違いでも逢えない時は逢えないだろう。それでもいい。どんな理由で逢うさだめでも、どんなさだめで逢えぬとも、私にはどうでも良いこと。夢で知ったよ、逢えないのは距離の問題ではないんだとね。


たとえば彼女のパートナーとして君と出逢うさだめであっても、私はそれを全面肯定するだろう。



君が私の何処をどのように見て、どう感じ、どう想っても受け入れるよ。


昨夜、想いを出したから今日の満月は目を瞑る。名月を愛でたから私にはこれで充分。君は月影のような夜を過ごす。隣に寄り添う方とこれまでも、これからも先へ続く想いを紡いで。それも人生と思うようになったから。

強風吹き荒れ、空は秋を叫び呼ぶ。


稽古に行ってくる。新しい音の波と知り合いになって、一週間戯れる。最初は弄ばれているけれど、七日の間にだんだん音とリズムの流れをつかんで波乗りできるようになるから面白い。



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夏の影すっかり消え涼しい一日

いろんな思いが複雑に混ざり、君の視点、彼女の視点、私の視点で眺める景色がぐるぐる旋回してる

私の頭の中の空、、、

眺めていると気分が悪くなるのはわかっているから見ないですごす