君と出逢ったあの時から

月待

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かヾみ

誠意か?反発か?

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今日も痛む。首よりも下で、右の肩甲骨上部から肩上部が痛む。生活しづらい


昨夜もあまりよく眠れなかった。遅いお昼を食べたら眠くなってしまった。眠気をまったく調整できない。本当に困る…。




 お月様が綺麗、癒される。夜の帷が街を包むのを穏やかに見守っているように微笑んでいる。




無理やり消そうとは思わないし消せるとも思わないけど、君を遠くから伺い覗くだけにする。お二人の仲がこれまでもこれからも、と思って眺められる距離で私は眺めているだろう。時に目を瞑り、耳を塞ぐだろうけれども


最初からわかっていたことだし、君にもそう言っていたし、私は何時だってそうだったし、そうだから。夢の中の私に比べたら平和なもんだ。裏切られそれでも恋焦がれ、気が狂っても待ち続けてたあの私に比べたら…。


心をはぐらかし、動かさず、痛めず、傷つけない術を身につけたから大丈夫。あの私を、今の私を眺めているわたしがいるから。君は君を果たし、私は私を果たしているに過ぎない。それは素晴らしいことでただそれだけ。



君は呆れ、笑うだろうか?それともまったく理解しないだろうか?君を眺めているんだろうね、私は。心をできるだけ、できるだけ動かさずにね…。それが私に出来る精一杯。


心動かさず君を眺める、

それは誠意であり、反発なんだろうか?



答えは何時か、何処かの私が出せばいいこと。私は答えなど求めていない。矛盾を矛盾とも覚えずただぼんやり、何処にも視点を合わせず眺めているんだ。







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