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匂梅
日々
しおりを挟む君は君で
私の中に何かを見極めようと
苦悶していたんだね
私はそんなに容易には
君とは肩を並べられない
重々承知してる
君と私は
いろんな意味でかけ離れているから
君が言うように
一寸すれ違い
互いを意識したのが
有り得ないことだったんだろうね
それでも
出逢ってから私は
君の後ろ姿を
時々こちらをふりかえる君の姿を
日々追わずにはいられない
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