上 下
16 / 29
2章.学園

2話.Sクラス

しおりを挟む
「あっ、そうだ!ねえリリー私さ、“念話”っていうスキルつくろうと思うんだけど、リリーもいる?」

「えっ!いいの?ならほしい!」

「オッケー!じゃあつくるね」


創造魔法スキル作成“念話”


「よしっ、つくれたね、次は
スキル付与“念話”っと、ちょっと試そっか」

{テステス、こちらリア聞こえますか?}

{はい、こちらリリー聞こえますよ}

「これでいいね!いざとなったら念話を使えばいいしね!」

「ああーなるほどね、それで念話をつくったんだねリア」

「そういうこと!これで離れていても話が出来るしね!安心でしょ?」


それから私達は念話をしながら教室へ向かった。


「よーしっ教室に着いたね、覚悟はいいリリー?」

「うん大丈夫だよ、そっちこそ大丈夫?」

「ふふっ大丈夫だよ、じゃあいっせーのーでで開けるよ!」

{{いっせーのーで!}}


ガラガラ


{うわー、視線がびしびし刺さるよ、リリー}

{そうだね、ポーカーフェイスでいかないとね}

{席は自由でいいみたいだし窓側に行こ?}

{そうだね、窓側に行こっか}


そして窓側の席に座った。


{ねえ、リリー暇だし念話でリーチェ達としゃべらない?}

{いいね!でもウィル達は念話もってないよ?}

{ふっふっふ、お任せあれ!離れていてもスキル付与はできるのだ!}

{わぁー、リアすごい!}

{早速付与するね
リーチェとウィルにスキル付与“念話”
よしっ出来たよ!では早速、リーチェ聞こえる?}

{聞こえるよミーア、やっぱりミーアは凄いね!}

{えへへ、そうかな(*´∀`)♪リーチェにそう言ってもらえて嬉しいな
でも、もうスキルを使いこなしているリーチェも凄いよ}

{そうかな?ありがと、ミーア}

{はいはい、二人の世界に入らない!もうっまた私とウィルのこと忘れてたでしょ}

{うにゅーごめんねリリー}

{私もごめんなさいリリー、ついついミーアと話をしちゃって}

{まあまあ、もう諦めなってリーナ、いつものことででしょ?}

{まあそうだけどさー}


ガラガラ


「ほら、席に着け」


{{ごめんねリーチェ(ウィル)、先生が来たから一回念話切るね}}

{{別にいいよ、ミーア(リーナ)}}


「俺はSクラス担当の教師のジルベール・ランドリックだ
定期試験で落ちない限りクラスは変わらない、三年間よろしくな
この学園は実力が第一だ、爵位を振りかざした場合はそれ相当の処罰が下される
その事をよく覚えておくように」



「では始めに、自己紹介してもらう
入学試験20位から始めてくれ」


「はい、私は20位の…………………………」


{ふわぁ眠いからちょっと寝るね
私の番が近づいたらリリー起こしてね}

{わかったよ、しょうがないな}


やっぱり眠い、まあしょうがないよねヾ(o≧∀≦o)ノ゙


{おやすみー}


こうして私は夢へと旅立った。















しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

このやってられない世界で

みなせ
ファンタジー
筋肉馬鹿にビンタをくらって、前世を思い出した。 悪役令嬢・キーラになったらしいけど、 そのフラグは初っ端に折れてしまった。 主人公のヒロインをそっちのけの、 よく分からなくなった乙女ゲームの世界で、 王子様に捕まってしまったキーラは 楽しく生き残ることができるのか。

アンチ悪役令嬢の私がなぜか異世界転生して変人王子に溺愛される話

#zen
ファンタジー
〝カクも美しく〟という執筆サイトに小説を投稿している高平景《たかひらけい》はプロに憧れながらも、悪役令嬢や婚約破棄というジャンルが鳥肌が立つほど嫌いだった。  ある日、友人に〝カクも美しく〟に投稿することをすすめる景だったが、気づくと友人は悪役令嬢でヒットを飛ばしていた。  その悔しさから街をふらふらと歩いていたら車にはねられてしまった景。  目が覚めたら、大っ嫌いな悪役令嬢に転生していて——!?

侯爵家の愛されない娘でしたが、前世の記憶を思い出したらお父様がバリ好みのイケメン過ぎて毎日が楽しくなりました

下菊みこと
ファンタジー
前世の記憶を思い出したらなにもかも上手くいったお話。 ご都合主義のSS。 お父様、キャラチェンジが激しくないですか。 小説家になろう様でも投稿しています。 突然ですが長編化します!ごめんなさい!ぜひ見てください!

【完結】悪役令嬢に転生したけど、王太子妃にならない方が幸せじゃない?

みちこ
ファンタジー
12歳の時に前世の記憶を思い出し、自分が悪役令嬢なのに気が付いた主人公。 ずっと王太子に片思いしていて、将来は王太子妃になることしか頭になかった主人公だけど、前世の記憶を思い出したことで、王太子の何が良かったのか疑問に思うようになる 色々としがらみがある王太子妃になるより、このまま公爵家の娘として暮らす方が幸せだと気が付く

悪役令嬢の慟哭

浜柔
ファンタジー
 前世の記憶を取り戻した侯爵令嬢エカテリーナ・ハイデルフトは自分の住む世界が乙女ゲームそっくりの世界であり、自らはそのゲームで悪役の位置づけになっている事に気付くが、時既に遅く、死の運命には逆らえなかった。  だが、死して尚彷徨うエカテリーナの復讐はこれから始まる。 ※ここまでのあらすじは序章の内容に当たります。 ※乙女ゲームのバッドエンド後の話になりますので、ゲーム内容については殆ど作中に出てきません。 「悪役令嬢の追憶」及び「悪役令嬢の徘徊」を若干の手直しをして統合しています。 「追憶」「徘徊」「慟哭」はそれぞれ雰囲気が異なります。

虐殺者の称号を持つ戦士が元公爵令嬢に雇われました

オオノギ
ファンタジー
【虐殺者《スレイヤー》】の汚名を着せられた王国戦士エリクと、 【才姫《プリンセス》】と帝国内で謳われる公爵令嬢アリア。 互いに理由は違いながらも国から追われた先で出会い、 戦士エリクはアリアの護衛として雇われる事となった。 そして安寧の地を求めて二人で旅を繰り広げる。 暴走気味の前向き美少女アリアに振り回される戦士エリクと、 不器用で愚直なエリクに呆れながらも付き合う元公爵令嬢アリア。 凸凹コンビが織り成し紡ぐ異世界を巡るファンタジー作品です。

ぽっちゃり令嬢の異世界カフェ巡り~太っているからと婚約破棄されましたが番のモフモフ獣人がいるので貴方のことはどうでもいいです~

碓氷唯
ファンタジー
幼い頃から王太子殿下の婚約者であることが決められ、厳しい教育を施されていたアイリス。王太子のアルヴィーンに初めて会ったとき、この世界が自分の読んでいた恋愛小説の中で、自分は主人公をいじめる悪役令嬢だということに気づく。自分が追放されないようにアルヴィーンと愛を育もうとするが、殿下のことを好きになれず、さらに自宅の料理長が作る料理が大量で、残さず食べろと両親に言われているうちにぶくぶくと太ってしまう。その上、両親はアルヴィーン以外の情報をアイリスに入れてほしくないがために、アイリスが学園以外の外を歩くことを禁止していた。そして十八歳の冬、小説と同じ時期に婚約破棄される。婚約破棄の理由は、アルヴィーンの『運命の番』である兎獣人、ミリアと出会ったから、そして……豚のように太っているから。「豚のような女と婚約するつもりはない」そう言われ学園を追い出され家も追い出されたが、アイリスは内心大喜びだった。これで……一人で外に出ることができて、異世界のカフェを巡ることができる!?しかも、泣きながらやっていた王太子妃教育もない!?カフェ巡りを繰り返しているうちに、『運命の番』である狼獣人の騎士団副団長に出会って……

乙女ゲームの悪役令嬢に転生したけど何もしなかったらヒロインがイジメを自演し始めたのでお望み通りにしてあげました。魔法で(°∀°)

ラララキヲ
ファンタジー
 乙女ゲームのラスボスになって死ぬ悪役令嬢に転生したけれど、中身が転生者な時点で既に乙女ゲームは破綻していると思うの。だからわたくしはわたくしのままに生きるわ。  ……それなのにヒロインさんがイジメを自演し始めた。ゲームのストーリーを展開したいと言う事はヒロインさんはわたくしが死ぬ事をお望みね?なら、わたくしも戦いますわ。  でも、わたくしも暇じゃないので魔法でね。 ヒロイン「私はホラー映画の主人公か?!」  『見えない何か』に襲われるヒロインは──── ※作中『イジメ』という表現が出てきますがこの作品はイジメを肯定するものではありません※ ※作中、『イジメ』は、していません。生死をかけた戦いです※ ◇テンプレ乙女ゲーム舞台転生。 ◇ふんわり世界観。ゆるふわ設定。 ◇なろうにも上げてます。

処理中です...