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2章 異世界
運営への報告と料理
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あの後 調薬や家具を生産し 家具は作った傍からリビングや2階の寝る部屋等に設置しに行った 戸棚や本棚 2階の寝る部屋に設置する椅子と机 タンスや引き出し等を作った
中々に楽しい
そんな時 ピコン!という音と共に運営からメールが来る
どうやら現在の生産の状態を聞きたいらしい
なので早速応じる
するとすぐ前見た白い空間に転移される
「やぁ 調子はどうだい?」
「楽しいな だが改善点とかも見つかったから話していこう」
「そうだね」
「まず生産だが...やってて量産 というものがとても難しい事に気づいた あそこまで工程を踏まないと行けないのはキツイかもしれない」
「確かにね...再現性を重視してたからそっちは考えてなかったよ...」
「だから通常より素材は少し多く取られるかつ品質が一定になる 量産向けの機能も作るべきだと思ったな」
「ふむふむ...参考にさせてもらうよ」
「それと俺は生産の道具や作業場を貰ったから良いが 俺以外のプレイヤーはそれが無いことを考えるとお金で借りれる生産施設 ってのもあった方が良いかもな 冒険者ギルドみたいな感じの」
「ふむ...言うなら生産ギルド ってところか」
「そうそう お金は1時間ごとに一定の金額が重なってく感じ」
「良いな 検討させて頂こう」
「以上だな」
「助かる やっぱり君に頼んどいて良かった」
「こっちも助かった 次は料理や裁縫辺りをやろうと思う」
「ふむ 錬金はやらないのかい?」
「本を読んだところ性質がちょっとあれなんでな 良い感じの素材が揃ってからだ」
「そうか 引き続き頼んだ また何か頼むかもしれない」
「了解」
そのまま俺は白い空間から元いた場所に転移で戻された
「...次やるとしたら..料理だな」
ということで料理をするなら買い出しである
料理道具は勿論 食材や調味料 レシピ本を買っていく
この街には市場があるようなのでそこで買っていく
食材を買っていくうちに気づいたのだがどうやら俺らから見たこの世界の食材は向こうと変わらないらしい
つまり名前やその食材の性質 味 向いてる調理法 全て同じな訳だ
これ実質現実世界での料理の練習と一緒なのでは?
そんなことはさておき市場で食材を売ってる人からサービスをされたりしながらも必要な物を買っていく
ついでに食材を保存すると言ったら冷蔵庫
これが必須なので魔道具屋で購入
お値段600000G 高い
まぁ周囲の魔力を吸って自動で稼働する物を選んだから当たり前だが
それらをインベントリにしまい 家に帰還
「んじゃまずは冷蔵庫を設置と...その次は食材を入れておこうか」
豚肉等の肉系から 魚 卵 野菜や果物
台所に自分が作った戸棚等を設置してあるのでその中にお皿やコップ等の食器
フライパンや包丁等の調理道具 またそれらを洗う為の道具も買った
「よし...準備は出来たな...何よりコーヒーを作る為の道具とコーヒー豆が買えたのは良かった」
んじゃ作っていくか
「とりあえず...簡単な物から作ってみるか」
今回は普通にスクランブルエッグとベーコンとレタスを盛り付けた朝メニューを作ってみる 勿論コーヒーもつけて
まずは最初に冷蔵庫から小さなレタスを取り出し水洗いする
そのあとは水切りをして 包丁で切り お皿に盛り付ける
これでサラダは一旦完成 お手軽だな
ボウルを用意しボウルの縁で卵を2つ割る 殻はゴミ箱に捨てて菜箸でかき混ぜる
ある程度かき混ぜたら今度はフライパンを用意しコンロに設置 コンロに火を付けある程度温まったら油を少し入れて満遍なく広がるようにフライパンを傾ける
「んじゃここに溶いた卵を入れまして」
そこから少しした4~5回ほど混ぜてお皿に盛り付ける
そしたら今度はフライパンの油やくっついた卵の焦げをキッチンペーパーで拭き取り また油を入れて満遍なく広がるようにフライパンを傾ける
そしたら今度はベーコンを焼く
焦げないように気をつけつつ 良い感じの焼き目がついたら裏返してまた焼く
それが終わったらレタスとスクランブルエッグを盛り付けた皿に盛り付ける
これで完成だ
後はサブのコーヒーだ
最初にコーヒーミルというコーヒー豆を砕き粉末状にする道具でコーヒー豆を砕く
ゴリゴリという音を立てながらコーヒーミルを回しコーヒー豆を粉末状に出来たので
今度はクリスタルドリッパーとサーバー呼ばれるコーヒーを入れるための道具を用意しておく
そしたら今度はコーヒーケトルというコーヒーを入れる為のお湯を沸かす道具に水を入れコンロに置いて加熱
しばらく待って お湯が沸いたので火を止め ドリッパーとサーバーにお湯を入れて温める 温まったら今度はコーヒーカップにお湯を移し温める
そしたらドリッパーにペーパーフィルターをはめ そこに粉末状にしたコーヒー豆を入れる
その上からお湯を注ぐ この時 コーヒーを美味しくするために4段階に分ける
まず1段階目は粉末状のコーヒー豆にお湯が染み込むくらいに中央から外に向けて渦を描くようにお湯を注ぎ 20秒くらい待つ
2段階目はコーヒーの風味を決める大事な所なのでたっぷりお湯を注ぐ ドリッパーの中央に小さな円を作るようにお湯を注ぐのを繰り返し ドリッパー内の湯量が上がって表面が平らになったらそこで止める
3段階目は タイミングが重要 2段階目より注ぐ量を減らして中央がくぼんで表面の泡の層が崩れないうちに2段階目と同じように注ぐ
4段階目も同じで 今度は3段階目より注ぐ量を減らして同じように注ぐ
そのあとはお好みでコーヒーの濃度を調整する為に攪拌して
最初に温めたコーヒーカップに注ぐ
これで完成だ
「ふぅ...んじゃ いただきます」
まずは最初にスクランブルエッグを1口食べてみる
「ん~ 美味い!自分で料理を作るなんて久しぶりだな」
大抵はめんどくさくてインスタントや弁当で済ませてたからな...
向こうで料理をまた始めても良いかもな
ベーコンも肉厚良し 肉汁良しで最高
レタスは新鮮な物を買えたみたいでシャキシャキしていてみずみずしい
そして肝心のコーヒー
一口飲んでみる
「...完璧だな」
俺はコーヒーを飲む時は今みたいに手間をかけるのだがその時の味はこちらでも変わってないようだ
「コーヒーを飲みながら本を読む..なんてのもできるな」
そんなことを考えつつ完食
後片付けをする
食器や道具を洗い乾かしておく
「んじゃ他にやることは....裁縫くらいか」
裁縫をやるにしても綿とかが欲しいんだよな...街に図書館とかってあったっけ? この後確認にでも行くか
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あの後 調薬や家具を生産し 家具は作った傍からリビングや2階の寝る部屋等に設置しに行った 戸棚や本棚 2階の寝る部屋に設置する椅子と机 タンスや引き出し等を作った
中々に楽しい
そんな時 ピコン!という音と共に運営からメールが来る
どうやら現在の生産の状態を聞きたいらしい
なので早速応じる
するとすぐ前見た白い空間に転移される
「やぁ 調子はどうだい?」
「楽しいな だが改善点とかも見つかったから話していこう」
「そうだね」
「まず生産だが...やってて量産 というものがとても難しい事に気づいた あそこまで工程を踏まないと行けないのはキツイかもしれない」
「確かにね...再現性を重視してたからそっちは考えてなかったよ...」
「だから通常より素材は少し多く取られるかつ品質が一定になる 量産向けの機能も作るべきだと思ったな」
「ふむふむ...参考にさせてもらうよ」
「それと俺は生産の道具や作業場を貰ったから良いが 俺以外のプレイヤーはそれが無いことを考えるとお金で借りれる生産施設 ってのもあった方が良いかもな 冒険者ギルドみたいな感じの」
「ふむ...言うなら生産ギルド ってところか」
「そうそう お金は1時間ごとに一定の金額が重なってく感じ」
「良いな 検討させて頂こう」
「以上だな」
「助かる やっぱり君に頼んどいて良かった」
「こっちも助かった 次は料理や裁縫辺りをやろうと思う」
「ふむ 錬金はやらないのかい?」
「本を読んだところ性質がちょっとあれなんでな 良い感じの素材が揃ってからだ」
「そうか 引き続き頼んだ また何か頼むかもしれない」
「了解」
そのまま俺は白い空間から元いた場所に転移で戻された
「...次やるとしたら..料理だな」
ということで料理をするなら買い出しである
料理道具は勿論 食材や調味料 レシピ本を買っていく
この街には市場があるようなのでそこで買っていく
食材を買っていくうちに気づいたのだがどうやら俺らから見たこの世界の食材は向こうと変わらないらしい
つまり名前やその食材の性質 味 向いてる調理法 全て同じな訳だ
これ実質現実世界での料理の練習と一緒なのでは?
そんなことはさておき市場で食材を売ってる人からサービスをされたりしながらも必要な物を買っていく
ついでに食材を保存すると言ったら冷蔵庫
これが必須なので魔道具屋で購入
お値段600000G 高い
まぁ周囲の魔力を吸って自動で稼働する物を選んだから当たり前だが
それらをインベントリにしまい 家に帰還
「んじゃまずは冷蔵庫を設置と...その次は食材を入れておこうか」
豚肉等の肉系から 魚 卵 野菜や果物
台所に自分が作った戸棚等を設置してあるのでその中にお皿やコップ等の食器
フライパンや包丁等の調理道具 またそれらを洗う為の道具も買った
「よし...準備は出来たな...何よりコーヒーを作る為の道具とコーヒー豆が買えたのは良かった」
んじゃ作っていくか
「とりあえず...簡単な物から作ってみるか」
今回は普通にスクランブルエッグとベーコンとレタスを盛り付けた朝メニューを作ってみる 勿論コーヒーもつけて
まずは最初に冷蔵庫から小さなレタスを取り出し水洗いする
そのあとは水切りをして 包丁で切り お皿に盛り付ける
これでサラダは一旦完成 お手軽だな
ボウルを用意しボウルの縁で卵を2つ割る 殻はゴミ箱に捨てて菜箸でかき混ぜる
ある程度かき混ぜたら今度はフライパンを用意しコンロに設置 コンロに火を付けある程度温まったら油を少し入れて満遍なく広がるようにフライパンを傾ける
「んじゃここに溶いた卵を入れまして」
そこから少しした4~5回ほど混ぜてお皿に盛り付ける
そしたら今度はフライパンの油やくっついた卵の焦げをキッチンペーパーで拭き取り また油を入れて満遍なく広がるようにフライパンを傾ける
そしたら今度はベーコンを焼く
焦げないように気をつけつつ 良い感じの焼き目がついたら裏返してまた焼く
それが終わったらレタスとスクランブルエッグを盛り付けた皿に盛り付ける
これで完成だ
後はサブのコーヒーだ
最初にコーヒーミルというコーヒー豆を砕き粉末状にする道具でコーヒー豆を砕く
ゴリゴリという音を立てながらコーヒーミルを回しコーヒー豆を粉末状に出来たので
今度はクリスタルドリッパーとサーバー呼ばれるコーヒーを入れるための道具を用意しておく
そしたら今度はコーヒーケトルというコーヒーを入れる為のお湯を沸かす道具に水を入れコンロに置いて加熱
しばらく待って お湯が沸いたので火を止め ドリッパーとサーバーにお湯を入れて温める 温まったら今度はコーヒーカップにお湯を移し温める
そしたらドリッパーにペーパーフィルターをはめ そこに粉末状にしたコーヒー豆を入れる
その上からお湯を注ぐ この時 コーヒーを美味しくするために4段階に分ける
まず1段階目は粉末状のコーヒー豆にお湯が染み込むくらいに中央から外に向けて渦を描くようにお湯を注ぎ 20秒くらい待つ
2段階目はコーヒーの風味を決める大事な所なのでたっぷりお湯を注ぐ ドリッパーの中央に小さな円を作るようにお湯を注ぐのを繰り返し ドリッパー内の湯量が上がって表面が平らになったらそこで止める
3段階目は タイミングが重要 2段階目より注ぐ量を減らして中央がくぼんで表面の泡の層が崩れないうちに2段階目と同じように注ぐ
4段階目も同じで 今度は3段階目より注ぐ量を減らして同じように注ぐ
そのあとはお好みでコーヒーの濃度を調整する為に攪拌して
最初に温めたコーヒーカップに注ぐ
これで完成だ
「ふぅ...んじゃ いただきます」
まずは最初にスクランブルエッグを1口食べてみる
「ん~ 美味い!自分で料理を作るなんて久しぶりだな」
大抵はめんどくさくてインスタントや弁当で済ませてたからな...
向こうで料理をまた始めても良いかもな
ベーコンも肉厚良し 肉汁良しで最高
レタスは新鮮な物を買えたみたいでシャキシャキしていてみずみずしい
そして肝心のコーヒー
一口飲んでみる
「...完璧だな」
俺はコーヒーを飲む時は今みたいに手間をかけるのだがその時の味はこちらでも変わってないようだ
「コーヒーを飲みながら本を読む..なんてのもできるな」
そんなことを考えつつ完食
後片付けをする
食器や道具を洗い乾かしておく
「んじゃ他にやることは....裁縫くらいか」
裁縫をやるにしても綿とかが欲しいんだよな...街に図書館とかってあったっけ? この後確認にでも行くか
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