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浮島へ
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目が覚める 私の胸元には可愛い娘が気持ち良さそうに寝ている なので起こさないように優しく撫でる
「んむ...ママァ..」
ヤバい 思いっきりグサリと来た 溶けそう
「ん...?」
「おはようございます シズ」
「おはよぉ...」
そのまま更に抱きつきの力が強くなる
その後はシズの目がちゃんと覚めたが
「シズ」
「ん、どうしたの?お母さん」
「かれこれ2時間もこの状態ですが...」
「うん、今日はダメ ずっと一緒」
目覚めた時と同じ状態で2時間くらい抱き着かれてる シズが飽きないなら良いけど...
そんな時 病室の扉が開く
「お袋、大丈夫か...何してんだ?シズ」
「見れば分かる お母さんに抱きついてる」
その時 ソルバートがなにかに気付いたのか顔を引き攣らせる
「...来るのはまた今度にしとくか 邪魔になりそうだしな」
「いや大丈夫ですよ ソルバート」
「お袋 悪ぃ ここに残ったら俺の命が無くなる気がする」
「?」
「それじゃあ また後でな 」
そう言いソルバートは出ていく
命失う要素ない気がするけど...
そのままお昼くらいにようやく解放された 今度は病室の椅子に座ってる そしたらシズは膝の上にちょこんと 座った
そのままゆっくり過ごす
そろそろ 戻ろうかな 浮島に
色々と体勢は整えた 強くもなった プレイヤーとの面識も出来た 私の娘息子である幻想体達 それらの協力でレベル上げも出来るようになった
十分だろう
「...そろそろ戻りますか」
「?」
「浮島...世界樹の元に」
「...」
「大丈夫ですよ シズもソルバートもソルバートの部下の人たちも全員連れていきます」
「!」
「私が大事な娘息子を置いていくわけがありません」
「んふふ~♪」
その後は早かった 普通に歩けるようになり 傷も完治したので医師さんから退院okを出された
その後は冒険者ギルドに向かい 教会の管理をやめることを伝えた 勿論 置いてくれた家具とかは回収してください と伝えたが
「いえ、貴方は私達の街の英雄 それくらい持っていっちゃって構いませんよ」
『英雄の称号を入手しました』
英雄...ね
英雄
貴方が救いし者達から英雄と認められる偉業を成し遂げた者に与えられる 人類全てからの好感度up
「分かりました ありがとうございます」
「いえいえ むしろ足りないくらいですよ」
「なら...度々ここに顔を出しに来ると思います その際に何回か私のお願いを聞いてくだされば...いや欲張りですね」
「分かりました 私達に出来ることならなんでも言ってください 即座に対応します」
え?良いの..?いや流石に欲張りすぎでしょ
「え、良いんですか?」
「全然良いですよ 私達の命 この街 この国を守ってくれた英雄のお願いですから 断りませんよ」
暖かいよぉ...
その後は 色々と旅立つ準備をしたら ギルドに鍵を渡しに来てください と言われたので少ししたら準備しようと思う
準備と言っても 家具を保管庫に仕舞ったりするだけ
「ふぅ...終わりましたね」
家具を仕舞う前に 街の人達にお別れの挨拶をした 皆 残念そうな顔をしていたが その後はすぐ切り替えて 行ってらっしゃい とか また来てね! や 今度来たらサービスするぜ! と暖かい言葉をくれた そのまま家具を仕舞い 鍵をギルドの人に返しソルバート達にも伝え 旅立つ
街の外に出て浮島に行く為の乗り物を元素で新たに生み出す
それはペガサス
光で出来たペガサス
それは私 シズ ソルバート 部下の人の分現れ 私達はそれに乗る
ペガサスは私の指示で飛び立つ
街の方を見ると街の人達やプレイヤー達がこちらに手を振っていた
なので私は手を振り返し そのまま浮島に向かった
しばらくすると浮島が見えてくる
相変わらずそびえ立つ世界樹 そしてそのまわりに浮く島々 それらにある遺跡や建造物
改めて見ると浮島本当に広いな...
「ここが...」
「デカイな...あれが世界樹か」
「すげぇ...」
浮島の下は海 それも伴って更に綺麗に見える
そのまま世界樹の根元に辿り着く
「シズ ソルバート 部下の方々 私はフリージアに挨拶をしてきます なので浮島とかを散歩でもしたりしててください」
そう言い私は霊体化と浮遊を使って全速力で上がる
「前来たより上が見えるのが格段に速いですね..」
そして頂上につく
そこは前の時と全く変わらない だけど 中心で 緑髪のエルフ フリージアがこちらを見て立っていた
「フリージア お久しぶりです」
「...強くなったね」
「はい、貴方を守る為に」
「...ありがと 全部 見てたよ」
「全部?」
「Aliceが異人と交流して 教会を管理して 魔族や魔王と戦って 全部見てた」
世界樹の力すごくない?
「こうして帰ってきてくれて嬉しい もっと遅くなるかと思った」
「そう言ってくれるとありがたいです」
そう言い抱きしめる
「ん...暖かい」
「私の娘も 同じようなことをよく言います」
「気が合いそうだね シズとは」
ちゃんと名前まで把握してるのね...
「世界樹の守護者になったAliceは僕とパスが出来た 僕はそこから君の目を通じて見てたんだ」
そういう事か なら納得 てか一人称変わってる気がする
「君の影響さ 君が幻想体という分身をつくれるようになった影響で君は口調や性格 癖がが変化した 僕も少なからずその影響を受けたのさ ま、気にしないで」
「分かりました」
少し抱きしめて撫でた後
「下に移動しましょうか フリージアを皆に紹介したいんです」
「ん、分かったよ それじゃあ先に行ってて」
「え、でも」
「ここは僕の身体だよ?下の方に行くのも一瞬さ」
「分かりました それでは先に行っててください」
「ん、ゆっくり来ても良いからね」
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目が覚める 私の胸元には可愛い娘が気持ち良さそうに寝ている なので起こさないように優しく撫でる
「んむ...ママァ..」
ヤバい 思いっきりグサリと来た 溶けそう
「ん...?」
「おはようございます シズ」
「おはよぉ...」
そのまま更に抱きつきの力が強くなる
その後はシズの目がちゃんと覚めたが
「シズ」
「ん、どうしたの?お母さん」
「かれこれ2時間もこの状態ですが...」
「うん、今日はダメ ずっと一緒」
目覚めた時と同じ状態で2時間くらい抱き着かれてる シズが飽きないなら良いけど...
そんな時 病室の扉が開く
「お袋、大丈夫か...何してんだ?シズ」
「見れば分かる お母さんに抱きついてる」
その時 ソルバートがなにかに気付いたのか顔を引き攣らせる
「...来るのはまた今度にしとくか 邪魔になりそうだしな」
「いや大丈夫ですよ ソルバート」
「お袋 悪ぃ ここに残ったら俺の命が無くなる気がする」
「?」
「それじゃあ また後でな 」
そう言いソルバートは出ていく
命失う要素ない気がするけど...
そのままお昼くらいにようやく解放された 今度は病室の椅子に座ってる そしたらシズは膝の上にちょこんと 座った
そのままゆっくり過ごす
そろそろ 戻ろうかな 浮島に
色々と体勢は整えた 強くもなった プレイヤーとの面識も出来た 私の娘息子である幻想体達 それらの協力でレベル上げも出来るようになった
十分だろう
「...そろそろ戻りますか」
「?」
「浮島...世界樹の元に」
「...」
「大丈夫ですよ シズもソルバートもソルバートの部下の人たちも全員連れていきます」
「!」
「私が大事な娘息子を置いていくわけがありません」
「んふふ~♪」
その後は早かった 普通に歩けるようになり 傷も完治したので医師さんから退院okを出された
その後は冒険者ギルドに向かい 教会の管理をやめることを伝えた 勿論 置いてくれた家具とかは回収してください と伝えたが
「いえ、貴方は私達の街の英雄 それくらい持っていっちゃって構いませんよ」
『英雄の称号を入手しました』
英雄...ね
英雄
貴方が救いし者達から英雄と認められる偉業を成し遂げた者に与えられる 人類全てからの好感度up
「分かりました ありがとうございます」
「いえいえ むしろ足りないくらいですよ」
「なら...度々ここに顔を出しに来ると思います その際に何回か私のお願いを聞いてくだされば...いや欲張りですね」
「分かりました 私達に出来ることならなんでも言ってください 即座に対応します」
え?良いの..?いや流石に欲張りすぎでしょ
「え、良いんですか?」
「全然良いですよ 私達の命 この街 この国を守ってくれた英雄のお願いですから 断りませんよ」
暖かいよぉ...
その後は 色々と旅立つ準備をしたら ギルドに鍵を渡しに来てください と言われたので少ししたら準備しようと思う
準備と言っても 家具を保管庫に仕舞ったりするだけ
「ふぅ...終わりましたね」
家具を仕舞う前に 街の人達にお別れの挨拶をした 皆 残念そうな顔をしていたが その後はすぐ切り替えて 行ってらっしゃい とか また来てね! や 今度来たらサービスするぜ! と暖かい言葉をくれた そのまま家具を仕舞い 鍵をギルドの人に返しソルバート達にも伝え 旅立つ
街の外に出て浮島に行く為の乗り物を元素で新たに生み出す
それはペガサス
光で出来たペガサス
それは私 シズ ソルバート 部下の人の分現れ 私達はそれに乗る
ペガサスは私の指示で飛び立つ
街の方を見ると街の人達やプレイヤー達がこちらに手を振っていた
なので私は手を振り返し そのまま浮島に向かった
しばらくすると浮島が見えてくる
相変わらずそびえ立つ世界樹 そしてそのまわりに浮く島々 それらにある遺跡や建造物
改めて見ると浮島本当に広いな...
「ここが...」
「デカイな...あれが世界樹か」
「すげぇ...」
浮島の下は海 それも伴って更に綺麗に見える
そのまま世界樹の根元に辿り着く
「シズ ソルバート 部下の方々 私はフリージアに挨拶をしてきます なので浮島とかを散歩でもしたりしててください」
そう言い私は霊体化と浮遊を使って全速力で上がる
「前来たより上が見えるのが格段に速いですね..」
そして頂上につく
そこは前の時と全く変わらない だけど 中心で 緑髪のエルフ フリージアがこちらを見て立っていた
「フリージア お久しぶりです」
「...強くなったね」
「はい、貴方を守る為に」
「...ありがと 全部 見てたよ」
「全部?」
「Aliceが異人と交流して 教会を管理して 魔族や魔王と戦って 全部見てた」
世界樹の力すごくない?
「こうして帰ってきてくれて嬉しい もっと遅くなるかと思った」
「そう言ってくれるとありがたいです」
そう言い抱きしめる
「ん...暖かい」
「私の娘も 同じようなことをよく言います」
「気が合いそうだね シズとは」
ちゃんと名前まで把握してるのね...
「世界樹の守護者になったAliceは僕とパスが出来た 僕はそこから君の目を通じて見てたんだ」
そういう事か なら納得 てか一人称変わってる気がする
「君の影響さ 君が幻想体という分身をつくれるようになった影響で君は口調や性格 癖がが変化した 僕も少なからずその影響を受けたのさ ま、気にしないで」
「分かりました」
少し抱きしめて撫でた後
「下に移動しましょうか フリージアを皆に紹介したいんです」
「ん、分かったよ それじゃあ先に行ってて」
「え、でも」
「ここは僕の身体だよ?下の方に行くのも一瞬さ」
「分かりました それでは先に行っててください」
「ん、ゆっくり来ても良いからね」
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※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
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感想ありがとうございます!久しぶりに深夜テンションで書き始めましたが今はどうやら深夜テンションで1話は1000~2500ら辺で安定して出せてるのでお楽しみに...内容はガバガバな時はありますが許してくださると幸いです