自由にやっていくVRMMO

nanaさん

文字の大きさ
上 下
29 / 33

イベント

しおりを挟む
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

騎士を作り続けて3日 その間 ずっと騎士を私は作り続け シズは魔物を狩り続け ソルバート達は異人や住人達への指導 狩りを行い続けていた

全員 睡眠無しでの活動が可能な身体だからこそ出来る事  もう騎士の量は軽く500は超えている だけどまだ作り続ける




「お...」

どんどん作る 作りながら 元素操作の練度も高める

「...く...ろ」

なにか聞こえた気がするけど気のせいだろう ひたすら作り続ける

「お袋!!」

「ひゃっ!?」

「ようやく気づいたか」

「ご、ごめんなさい ソルバート」

「いや、良いんだ お袋が必死に協力してくれてるのは分かってる んで本題だ 現在 魔王軍はもうすぐそこ というレベルまで近づいてる 始まりの街に着くのは見積もって明日だ」

「明日...異人の方々や他の人は知ってますか?」

「ああ、伝えた シズにも伝えてある だからもうそろそろ戻ってくるはずだ」

「分かりました 現在 保管庫に500人以上の騎士が居ます それぞれ役割が存在しますので...」

「ああ、んじゃあ...訓練所の方に出しても良いか?」

「はい、確認をお願いします」

「それじゃあ行ってくる お袋は少しシズとゆっくりしててくれ 流石に休め」

「それを言うならソルバートもですよ 」

「..ああ、そうだな 確認を取ったら少し休憩を入れる」

「分かりました それでは 行ってらっしゃい」

「ああ、行ってきます」

ソルバートは訓練所に向かった その少しした後にシズが帰ってくる

「お母さん ただいま」

「おかえりなさい シズ 大丈夫ですか?どこか怪我は...」

「してないよ 大丈夫 お母さんこそ 休んで?」

「ソルバートからも言われました シズも少し一緒に休みましょう」

「ん」


ゆっくりしているとヒカリが来た

「ルナさん!!」

「あら、どうしました?ヒカリさん」

「魔王軍がこの街に...!」

「..聞いてますよ 魔王軍の一端がここに向かってきていることを」

「なら逃げないと..!」

「いいえ 逃げませんよ 私はこの街の人たちを見捨てて逃げれません 」

「ならシズちゃんだけでも...」

「私は逃げない お母さんが残ると言うなら私も残る」

「なんで...」

「私達はこの街の人達に色々 親切に暖かく接して貰いました そんな人達を置いて逃げるなんて 無理ですよ だからやれることを今 やります 」

「...どの人も同じ 皆 理由は違っても逃げない って..私達と違って1度死んだら終わりなのになんで...」

「...私には語れません 」

皆も同じ 理由は違ってもここに残る選択肢を選んだ 思い出 信念 決意  何がその人を動かすから分からないけど 残る選択肢をした それは変わらない

なら私達がその人達を守る 魔王軍はすぐそこ 明日が決戦  この街の運命を..そして下手したらこの国の運命を左右する日

「...ありがとうございます ヒカリさん わざわざ伝えに来てくださって」

「うん...」

「大丈夫ですよ 皆 戦う時は一緒ですから」

「...分かった 」

「ヒカリさんも気をつけて 」

「...うん ルナさん達を...住人の人達を絶対に守るから!」

「ありがとう 貴方に 異人の人達に会えて本当に良かった」

ヒカリはそのまま教会を出て行った

「...シズ 少し仮眠を取りなさい」

「え、ならお母さんも」

「いいえ、私はともかくシズは少しでも睡眠を取っておけば集中力は変わります 損はありません」

「...分かった 」

少し納得してない顔をしていたがそのまま素直に仮眠を取ってくれた その間も私は騎士を作り続けた



「ん...」

「おはようございます シズ」

「ん、おはよぉ...」


そろそろ時間だろう 案の定 ソルバートが来た

「お袋 シズ...そろそろ来るぞ」

「分かりました 現段階で騎士は合計1200体作りました それぞれ意思が存在し自己判断が出来るので大丈夫だと思います」

「了解 こちらも部下をかなり作り出した 指導はキラ達に徹底的にやらせたから問題無い」

「それじゃあ西 南 北にそれぞれ騎士は400人配置しましょう」

「ああ...いやこちらは騎士は200人ほどで良い 森だからな こっちの部下の方が慣れてる だから北と西に回してくれ」

「分かりました なら500人ずつですね」

「了解、 私は高所から殺るから基本はその騎士達中心かな」

「...少し訂正を 北に700 西に300にしましょう」

「でもそれじゃあお母さんが...!」

「大丈夫です むしろシズの能力を考えると回す騎士の量は多い方が良いです」

「..分かった」

「でも大丈夫か?お袋」

「私の能力を忘れてませんか?大丈夫ですよ」

「...それでも不安なんだよ」

「安心してください 大丈夫」

「...そうだと良いがな」



「..それじゃあ行きましょう 2人とも命が危なくなったら逃げてくださいね」

「お母さんもだよ?」

「お袋もだ」

「..分かりました それではご武運を」

「ああ、お互い 死なねぇようにな」

「2人とも気をつけて」

そう言い別れる


「...始めましょう この街を 住人の人達を守る為の戦いを」



ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

VRゲームでも身体は動かしたくない。

姫野 佑
SF
多種多様な武器やスキル、様々な【称号】が存在するが職業という概念が存在しない<Imperial Of Egg>。 古き良きPCゲームとして稼働していた<Imperial Of Egg>もいよいよ完全没入型VRMMO化されることになった。 身体をなるべく動かしたくないと考えている岡田智恵理は<Imperial Of Egg>がVRゲームになるという発表を聞いて気落ちしていた。 しかしゲーム内の親友との会話で落ち着きを取り戻し、<Imperial Of Egg>にログインする。 当作品は小説家になろう様で連載しております。 章が完結次第、一日一話投稿致します。

【全話挿絵】発情✕転生 〜何あれ……誘ってるのかしら?〜【毎日更新】

墨笑
ファンタジー
『エロ×ギャグ×バトル+雑学』をテーマにした異世界ファンタジー小説です。 主人公はごく普通(?)の『むっつりすけべ』な女の子。 異世界転生に伴って召喚士としての才能を強化されたまでは良かったのですが、なぜか発情体質まで付与されていて……? 召喚士として様々な依頼をこなしながら、無駄にドキドキムラムラハァハァしてしまう日々を描きます。 明るく、楽しく読んでいただけることを目指して書きました。

私たちだけ24時間オンライン生産生活

滝川 海老郎
SF
VR技術が一般化される直前の世界。予備校生だった女子の私は、友人2人と、軽い気持ちで応募した医療実験の2か月間24時間連続ダイブの被験者に当選していた。それは世界初のVRMMORPGのオープンベータ開始に合わせて行われ、ゲーム内で過ごすことだった。一般ユーザーは1日8時間制限があるため、睡眠時間を除けば私たちは2倍以上プレイできる。運動があまり得意でない私は戦闘もしつつ生産中心で生活する予定だ。

VRゲームでも運と愛し合おう!

藤島白兎
SF
演劇型オンラインゲーム『レアスナタ』 このゲームを中学時代からプレイしていた長谷川羽島は、正式版の稼働を楽しみにしていた。 ここまで彼がレアスナタに固執するのは、このゲームが彼を救ったからだ。 中学時代、当時の友人達と人気オンラインゲームをしていた。 それなりに楽しんではいたのだが、事件が起こる。 自分のアイテムを馬鹿にされ、友人達や周りのプレイヤーの会話も、罵倒や下ネタだらけでネットマナーも欠片も無かった。 友人に嫌気が差して縁を切りゲームも辞め、その後親戚からレアスナタを進められる。 レアスナタは個人情報をしっかりと登録しないと出来ないゲームであり、一度アカウント停止されると復帰は出来ない。 そして運営がネットマナーを徹底し、プレイヤーもまたお互いが気を使いゲーム内の空気が凄くいい、こうして彼はのめり込むのだった。 成人してからも仕事をして、休日にはレアスナタをする、そのサイクルが変わる事は無かった。 しかし、一つの出会いがそのサイクルを徐々に変えていく。 同じ職場の荒野原終と意気投合、彼女も中学時代からレアスナタをプレイしていた。 仕事帰りや休日に良く遊ぶ様になり、2人の時間が増えていく。 最高の仲間達と共に最高の舞台を作ろうぜ! 残酷、暴力はゲーム内の演出です。 性描写はキャラクターの設定やセリフ回しで匂わす程度です。

ローラシア・フロンティア クロスオーバー!  トリックスター編

モブ
SF
長年親しんでいたVRMMOから突然追放されたゆうすけは途方に暮れていた。そんなある日、姉から「娘がVR機器を探している」とメールが来て……。 新作のVRMMOが出るならやるしかないよね? 不具合修正報告 6/26 『乗るべきだった』『蟹の声』において、NFT装備が表示されない不具合を修正しました。 7/06 『とびだせ大作戦』において、モンスター討伐時にパンゲアが取得できていなかった不具合を修正しました。 ローラシア・フロンティアをご利用のお客様にご迷惑をおかけ致しました事を、深くお詫び申し上げます。 ※注意! この小説は画像をふんだんに使います。 下部にソードマスター編のリンクあります

ケモ耳少女は剣を振るう〜TSしたけど刀があれば大丈夫〜

Kamomen
SF
友人に誘われてVRMMO通称アナザーワールドをプレイすることになった高千友也はサービスが開始される前にアバター作成していたのだか、性別を変えることができないはずなのに女子のアバターになっていた。 バクだろと思い、自分好みにアバターを作っていき最後の項目に種族というのがあった。獣人(狼)と人間の2つから選ぶことが出来た。 悩んで獣人を選び決定を押すと頭痛に襲われ意識を手放した。 目が覚めると違和感を感じ鏡の前に立つとそこには美少女がいた…!? 女子になってしまった友也とその友人たちの攻略物語…のはずだったが!?

タイムワープ艦隊2024

山本 双六
SF
太平洋を横断する日本機動部隊。この日本があるのは、大東亜(太平洋)戦争に勝利したことである。そんな日本が勝った理由は、ある機動部隊が来たことであるらしい。人呼んで「神の機動部隊」である。 この世界では、太平洋戦争で日本が勝った世界戦で書いています。(毎回、太平洋戦争系が日本ばかり勝っ世界線ですいません)逆ファイナルカウントダウンと考えてもらえればいいかと思います。只今、続編も同時並行で書いています!お楽しみに!

VRMMOで神様の使徒、始めました。

一 八重
SF
 真崎宵が高校に進学して3ヶ月が経過した頃、彼は自分がクラスメイトから避けられている事に気がついた。その原因に全く心当たりのなかった彼は幼馴染である夏間藍香に恥を忍んで相談する。 「週末に発売される"Continued in Legend"を買うのはどうかしら」  これは幼馴染からクラスメイトとの共通の話題を作るために新作ゲームを勧められたことで、再びゲームの世界へと戻ることになった元動画配信者の青年のお話。 「人間にはクリア不可能になってるって話じゃなかった?」 「彼、クリアしちゃったんですよね……」  あるいは彼に振り回される運営やプレイヤーのお話。

処理中です...