死んだ幼なじみに会うため悪魔を召喚?!異世界に連行されて、四大霊剣を全入手!→そして龍・精霊・天使・神をも従える物語!

「四大霊剣の力は絶大で、その他の魔術の比じゃないんだ。しかし君はその一つを、どういうわけか自力で跳ね返した……」

自らの過ちから最愛の幼なじみを失った〈エド〉。彼は一か所に集約することで神をも召喚できるという四つの霊剣を探しはじめる。


◯四大霊剣の種類と特徴について 

四大霊剣とは、創造の力を受け継いだ四柱の天使が、神の怒りを買い、特殊な能力を持つ武器に変えられた姿である。以下にその種類と特徴を示す。


グングニル
 
心に念じるだけで、いかなる標的も射殺すことのできる邪槍。前身となった天使は友好的な性格ではなく、使用者の心をむしばみ肉体を奪おうとする。


フラガハラ

世界の風を司ると言われる片手剣。ブラウン家の魔術者が代々継承している。前身となった天使は友好的な性格で、ブラウン家の歴代の使用者に対し、真名(マナ)を明かしたとされる記録が散見される。


エクスカリバー

現世には存在しない神の火を司る霊剣。人の情念や罪の意識を無限に燃やし、心的に破壊してしまう。四大霊剣のなかで唯一、武具以外の形態を持ち、自らが選んだ魔術者の前に、青龍の姿となって現れると言われる。現在の所在は不明。


パラストラ

四大霊剣で唯一、神から創造の力を奪われなかったとされる観念的な武器。物質的な形態を持たず、所在はおろか実在の有無さえ不明である。……
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