上 下
110 / 117
番外編2

あなたには敵わない②

しおりを挟む
(レオン視点)



 今日、彼女が21回目の公の場での演奏を終えた。そして僕は、その内の20回をこの目に収めた。その20回全部の後に欠かさず花束を贈った。そうしてきたのには実は理由がある。



 それは2年前のこと。それまでメルルさんは僕にとって可愛らしくて反応が面白い友達というだけの存在だった。顔を真っ赤にしてプリプリ怒る姿が可愛らしくて気に入っていた。たまに機嫌がいいときに無意識に歌う鼻唄がとても耳心地の良いもので、そういうところも良いなと思っていた。ただその気持ちは全て、あくまで友達としてのものだと僕は思っていた。

 それが変わったのはメルルさんが初めて出た音楽会で「奇跡の歌姫」になってからだと思う。メルルさんは僕や他の友達に何も言わずにそこに出た。それ自体は恥ずかしがり屋な彼女らしいと思うし、別に気にしてなかった。ただ、彼女が「奇跡の歌姫」と呼ばれるようになって、沢山の人の話題に上がり讃えられることに僕は何かモヤモヤしたものを感じていた。振り返ってみれば、それは独占欲に近いものだったと思う。僕の側でコロコロ表情を変えて僕を追いかけてきていた彼女が、僕だけのものじゃなくて、みんなの歌姫になってしまったことが気に入らなかったのだと思う。それが分かっていなかった僕は自分に沸き上がる感情の整理ができなくて部屋に閉じこもった。

 そうして数日が経つと、メルルさんはわざわざ僕の家まで来てくれた。

「レオン様、メルルです。私のせいでずっとお部屋から出てきていらっしゃらないと聞きました。ご心配をおかけしてすみません。どうかお話をさせていただけませんか?」

 少し不安そうにこちらを窺うような声がいきなりドア越しに聞こえてきて、ひどく驚いたのを今でも覚えている。なぜならそのせいでドアを開ける前に派手に転んでしまったのだから。それくらいには気が動転していた。

 彼女だけを部屋に入れたのは良いものの、何を言われるのか、言っていいのか分からなくてずっと下を向いていた。すると涙が混ざったように震えた声が降ってきた。

「……あの、これ、お土産です。音楽会の帰りに買ったものなのですが……これだけ受け取っていただけたら嬉しいです。お邪魔してすみませんでした。もう帰りますね」

 泣くのを堪えるように唇を引き結んでいるその顔を見て胸がギュッと掴まれたかのように苦しくなるのが分かった。立ち上がって部屋を出て行こうとするその背中を見ていると、このまま行かせてしまえばもう簡単には会えなくなってしまうような気がした。必死で止めようと腕を掴むと、彼女は不安そうに振り返る。僕は喉がひきつりそうな感覚を覚えながら声を振り絞った。

「……本当に、怒ってないんです!メルルさんには、何も。僕の気持ちの問題だから、メルルさんは悪くありません。嫌な態度を取ってごめんなさい!」

「では、どうして?」

「今は言えないです。言えるようになったら必ず伝えます。明日からも、仲良くしてもらえますか?」

「っもちろんです!」

 その時のメルルさんの笑顔で分かった。ああ、僕はこの人にどうしようもなく恋をしているのだ、と。目の前で安心したように微笑む彼女を見るだけで、こんなにも心が満たされる。今までも味わってきたこの感覚は、何物にも代え難い幸せなのだということをそこで気付かされた。

 それから、僕は行くことができなかった初めての音楽会を取り返すかのようにメルルさんの出る音楽会には全て通った。メルルさんは困ったように何度も「無理をしないで」と言うけど、僕は本当に彼女の歌声が好きだから通っていた。他の目的もないわけではないけど、無理なんか一つもしていないのだ。ちなみに他の目的というのは毎回届ける花束にある。

 それはある日ラインホルト公爵邸にお邪魔した時にジェイくんと喋ったことがきっかけになった。

「花束ってよく贈り物になりますけど、花それぞれに何か意味ってあるんですか?」

「それは……花言葉のことですか?」

 作業中のジェイくんに何気なく聞いてみると手を止めて少し考えるようにしながら答えてくれた。

「うーん、たぶんそれですね」

「それなら俺よりもフィリア様の方が本も持ってらっしゃるのでお詳しいですけど……例えばバラはよく恋愛的な意味で贈られますね。花の色もそうですが本数でも意味が変わってくるので結構難しいんですよ」

「本数?じゃあ…100本は?」

「えーっと……『100%の愛』、でしたかね?」

「ふむふむ。じゃあ5本!」

「あー、『あなたに出会えて本当に嬉しい』?」

「なるほど……ありがとうございます!」

「いえ、でも花言葉がどうかしたんですか?」

「んー、気になっただけです!」

「そうですか……」



 だからいつも花束には5本のバラを入れた。本数と色を掛け合わせた意味があるのかはよく分からなかったけど、毎回メルルさんの瞳の色と同じピンク色のバラを送った。それを20回繰り返すことで贈ったバラの本数は100本になる。その時にちゃんと自分の気持ちを伝えようと僕は計画を立てた。なぜわざわざ20回に分けたのかと聞かれたら正直ちゃんとした理由なんかない。ただ、一番最初の演奏が見られなかったからそれが悔しくてその穴を必死に埋めようとしているのかもしれない、とは最近思うようになってきた。



 20回全てを見終わるまでに僕とメルルさんの距離を縮めていたかったから、僕は学院でもメルルさんと一緒にいる時間を増やした。その度に好きだという気持ちは増していく。考える時に少し唇を尖らせる癖も、怒る時に頬を膨らませるところも、フィリア様のことを話す時に輝くような笑顔になるのも、最後のは少し妬けるけどそれでも可愛らしくて仕方がない。それに、僕の左耳にメルルさんがくれた耳飾りが付いているのを見るたびに少し嬉しそうに口元を緩ませるのも、本人は気づいていないけど本当に可愛い。元々外す気なんてないけど、そんな顔を見たら永遠に付けていたくなる。本当に可愛らしいと思うからそのままに伝えると、彼女は揶揄われたと思って怒ってしまう。でも、そんな姿もやっぱり好きだ。たぶんメルルさんは気付いてない。僕がこんなにもメルルさんのことばかりだということを。だから今日、今ここではっきりと言葉にしようとしているのだ。




「ずっと言えなかったことを言えるようになったって言ったら、聞いてくれますか?」

 様子を伺いながらそう言うと、彼女の目が瞬く間にいつもとは違う輝きを帯びたのがわかった。

「っ!……はい、聞かせてください」

 その言葉を合図にゆっくり瞬きをして視線を合わせる。言葉はもうとっくの昔に用意していた。

「僕、メルルさんのことが好きです。可愛らしいものが好きなのは昔からですけど、あなたに出会ってからあなた以上に可愛らしいものが見つかりません。責任を取って、僕の恋人に、婚約者になってくれませんか?」

 言い終わると彼女は目を見開いたまま固まってしまい、しばらくの間沈黙が続いた。そして少し唇が動いたと思ったら掠れるほど小さな声が聞こえてくる。

「……本当に?……いつもみたいに揶揄っているのでは」

「揶揄ってなんていません。僕はいつもあなたのことを本当に可愛いと思ってそう伝えていました。第一、僕が冗談で告白をするような人間だと思っているんですか?」

 被せ気味に言うと彼女はコテンと小首を傾げた。そんな仕草も可愛らしい。

「都合の良い夢なのでしょうか……?」

「それはつまり承諾してもらえたということですか?」

「え、あの……」

「メルルさんは、僕のことどう思ってるんですか?」

 距離を詰めて聞くと、彼女は一気に顔が赤くして、視線を彷徨わせた。

「あの、えっと、その……」

 視線を無理やり合わせると顔を背けようとするので彼女の両頬に手を添えて動けないようにする。ますます顔が赤くなって湯気が出そうだ。

「……うぅ……わ、私も、レオン様が、す、好きです。…よろしく、お願いします」

 だんだん小さくなっていく声をぎりぎり耳が拾ってくれた。その言葉に嬉しくなって満面の笑みになり、添えていた片手を離して彼女の頬にキスをする。するとメルルさんはとうとう気を失ってしまった。うーん、このままだと目を覚ました時に夢だったなんて誤解をされてしまいそうだから、目を覚ますまで手を握って待っておくことにしよう。

 彼女をソファに横たえて、その小さな片手を握ったままそばの椅子に座る。そして安らかな顔を見つめると笑みが溢れた。

 ねぇ、メルルさん。僕、あなたのあのとっても小さな返事が聞けただけで、本当は飛び上がりたいくらい幸せなんですよ?やっぱり僕はあなたのことばっかりだ。本当に、いつまで経っても、僕がおじいさんになってあなたがおばあさんになっても、きっとあなたにはずっと敵わないんだろうなぁ。



しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【完結】【35万pt感謝】転生したらお飾りにもならない王妃のようなので自由にやらせていただきます

宇水涼麻
恋愛
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。 さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。 中世ヨーロッパ風異世界転生。

【完結160万pt】王太子妃に決定している公爵令嬢の婚約者はまだ決まっておりません。王位継承権放棄を狙う王子はついでに側近を叩き直したい

宇水涼麻
恋愛
 ピンク髪ピンク瞳の少女が王城の食堂で叫んだ。 「エーティル様っ! ラオルド様の自由にしてあげてくださいっ!」  呼び止められたエーティルは未来の王太子妃に決定している公爵令嬢である。  王太子と王太子妃となる令嬢の婚約は簡単に解消できるとは思えないが、エーティルはラオルドと婚姻しないことを軽く了承する。  その意味することとは?  慌てて現れたラオルド第一王子との関係は?  なぜこのような状況になったのだろうか?  ご指摘いただき一部変更いたしました。  みなさまのご指摘、誤字脱字修正で読みやすい小説になっていっております。 今後ともよろしくお願いします。 たくさんのお気に入り嬉しいです! 大変励みになります。 ありがとうございます。 おかげさまで160万pt達成! ↓これよりネタバレあらすじ 第一王子の婚約解消を高らかに願い出たピンクさんはムーガの部下であった。 親類から王太子になることを強要され辟易しているが非情になれないラオルドにエーティルとムーガが手を差し伸べて王太子権放棄をするために仕組んだのだ。 ただの作戦だと思っていたムーガであったがいつの間にかラオルドとピンクさんは心を通わせていた。

愛する貴方の愛する彼女の愛する人から愛されています

秘密 (秘翠ミツキ)
恋愛
「ユスティーナ様、ごめんなさい。今日はレナードとお茶をしたい気分だからお借りしますね」 先に彼とお茶の約束していたのは私なのに……。 「ジュディットがどうしても二人きりが良いと聞かなくてな」「すまない」貴方はそう言って、婚約者の私ではなく、何時も彼女を優先させる。 ◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 公爵令嬢のユスティーナには愛する婚約者の第二王子であるレナードがいる。 だがレナードには、恋慕する女性がいた。その女性は侯爵令嬢のジュディット。絶世の美女と呼ばれている彼女は、彼の兄である王太子のヴォルフラムの婚約者だった。 そんなジュディットは、事ある事にレナードの元を訪れてはユスティーナとレナードとの仲を邪魔してくる。だがレナードは彼女を諌めるどころか、彼女を庇い彼女を何時も優先させる。例えユスティーナがレナードと先に約束をしていたとしても、ジュディットが一言言えば彼は彼女の言いなりだ。だがそんなジュディットは、実は自分の婚約者のヴォルフラムにぞっこんだった。だがしかし、ヴォルフラムはジュディットに全く関心がないようで、相手にされていない。どうやらヴォルフラムにも別に想う女性がいるようで……。

性悪という理由で婚約破棄された嫌われ者の令嬢~心の綺麗な者しか好かれない精霊と友達になる~

黒塔真実
恋愛
公爵令嬢カリーナは幼い頃から後妻と義妹によって悪者にされ孤独に育ってきた。15歳になり入学した王立学園でも、悪知恵の働く義妹とカリーナの婚約者でありながら義妹に洗脳されている第二王子の働きにより、学園中の嫌われ者になってしまう。しかも再会した初恋の第一王子にまで軽蔑されてしまい、さらに止めの一撃のように第二王子に「性悪」を理由に婚約破棄を宣言されて……!? 恋愛&悪が報いを受ける「ざまぁ」もの!! ※※※主人公は最終的にチート能力に目覚めます※※※アルファポリスオンリー※※※皆様の応援のおかげで第14回恋愛大賞で奨励賞を頂きました。ありがとうございます※※※ すみません、すっきりざまぁ終了したのでいったん完結します→※書籍化予定部分=【本編】を引き下げます。【番外編】追加予定→ルシアン視点追加→最新のディー視点の番外編は書籍化関連のページにて、アンケートに答えると読めます!!

【完結】公女が死んだ、その後のこと

杜野秋人
恋愛
【第17回恋愛小説大賞 奨励賞受賞しました!】 「お母様……」 冷たく薄暗く、不潔で不快な地下の罪人牢で、彼女は独り、亡き母に語りかける。その掌の中には、ひと粒の小さな白い錠剤。 古ぼけた簡易寝台に座り、彼女はそのままゆっくりと、覚悟を決めたように横たわる。 「言いつけを、守ります」 最期にそう呟いて、彼女は震える手で錠剤を口に含み、そのまま飲み下した。 こうして、第二王子ボアネルジェスの婚約者でありカストリア公爵家の次期女公爵でもある公女オフィーリアは、獄中にて自ら命を断った。 そして彼女の死後、その影響はマケダニア王国の王宮内外の至るところで噴出した。 「ええい、公務が回らん!オフィーリアは何をやっている!?」 「殿下は何を仰せか!すでに公女は儚くなられたでしょうが!」 「くっ……、な、ならば蘇生させ」 「あれから何日経つとお思いで!?お気は確かか!」 「何故だ!何故この私が裁かれねばならん!」 「そうよ!お父様も私も何も悪くないわ!悪いのは全部お義姉さまよ!」 「…………申し開きがあるのなら、今ここではなく取り調べと裁判の場で存分に申すがよいわ。⸺連れて行け」 「まっ、待て!話を」 「嫌ぁ〜!」 「今さら何しに戻ってきたかね先々代様。わしらはもう、公女さま以外にお仕えする気も従う気もないんじゃがな?」 「なっ……貴様!領主たる儂の言うことが聞けんと」 「領主だったのは亡くなった女公さまとその娘の公女さまじゃ。あの方らはあんたと違って、わしら領民を第一に考えて下さった。あんたと違ってな!」 「くっ……!」 「なっ、譲位せよだと!?」 「本国の決定にございます。これ以上の混迷は連邦友邦にまで悪影響を与えかねないと。⸺潔く観念なさいませ。さあ、ご署名を」 「おのれ、謀りおったか!」 「…………父上が悪いのですよ。あの時止めてさえいれば、彼女は死なずに済んだのに」 ◆人が亡くなる描写、及びベッドシーンがあるのでR15で。生々しい表現は避けています。 ◆公女が亡くなってからが本番。なので最初の方、恋愛要素はほぼありません。最後はちゃんとジャンル:恋愛です。 ◆ドアマットヒロインを書こうとしたはずが。どうしてこうなった? ◆作中の演出として自死のシーンがありますが、決して推奨し助長するものではありません。早まっちゃう前に然るべき窓口に一言相談を。 ◆作者の作品は特に断りなき場合、基本的に同一の世界観に基づいています。が、他作品とリンクする予定は特にありません。本作単品でお楽しみ頂けます。 ◆この作品は小説家になろうでも公開します。 ◆24/2/17、HOTランキング女性向け1位!?1位は初ですありがとうございます!

挙式後すぐに離婚届を手渡された私は、この結婚は予め捨てられることが確定していた事実を知らされました

結城芙由奈 
恋愛
【結婚した日に、「君にこれを預けておく」と離婚届を手渡されました】 今日、私は子供の頃からずっと大好きだった人と結婚した。しかし、式の後に絶望的な事を彼に言われた。 「ごめん、本当は君とは結婚したくなかったんだ。これを預けておくから、その気になったら提出してくれ」 そう言って手渡されたのは何と離婚届けだった。 そしてどこまでも冷たい態度の夫の行動に傷つけられていく私。 けれどその裏には私の知らない、ある深い事情が隠されていた。 その真意を知った時、私は―。 ※暫く鬱展開が続きます ※他サイトでも投稿中

(完結)その『悪役令嬢』は幸せを恋い願う

玉響なつめ
恋愛
市井で流行っている物語に出てくる『悪役令嬢』のようだ――そんなふうに陰口を叩きながら、彼らはロレッタを嘲笑う。 それもこれも学生のうちの、ちょっとした悪い遊びのようなものだろう。 そんなふうに考えて公爵令嬢のロレッタは一つ下の婚約者である王太子の浮気も、その浮気相手を擁護し嫌味を言う義弟のことも大目に見てきた。 だがそれは唐突に、彼女を含め卒業をする生徒たちを送る会が開かれた、学校の講堂で起きたのだ。 「ロレッタ・ワーデンシュタイン! 貴様はこの僕、王太子アベリアンの婚約者、並びに公爵令嬢という立場にありながらここにいるカリナ・アトキンス男爵令嬢を冷遇し、周囲にもそれを強要した! そのような女性を未来の国母にするわけにはいかない。よってここに婚約破棄を申し渡す!」 望まぬ婚約から解き放たれた公爵令嬢は、彼らに語る。 これから何が必要で、何をすべきなのか。 そして幸せを願うのだ。

気配消し令嬢の失敗

かな
恋愛
ユリアは公爵家の次女として生まれ、獣人国に攫われた長女エーリアの代わりに第1王子の婚約者候補の筆頭にされてしまう。王妃なんて面倒臭いと思ったユリアは、自分自身に認識阻害と気配消しの魔法を掛け、居るかいないかわからないと言われるほどの地味な令嬢を装った。 15才になり学園に入学すると、編入してきた男爵令嬢が第1王子と有力貴族令息を複数侍らかせることとなり、ユリア以外の婚約者候補と男爵令嬢の揉める事が日常茶飯事に。ユリアは遠くからボーッとそれを眺めながら〘 いつになったら婚約者候補から外してくれるのかな? 〙と思っていた。そんなユリアが失敗する話。 ※王子は曾祖母コンです。 ※ユリアは悪役令嬢ではありません。 ※タグを少し修正しました。 初めての投稿なのでゆる〜く読んでください。ご都合主義はご愛嬌ということで見逃してください( *・ω・)*_ _))ペコリン

処理中です...