心の行先に君がいた

16歳の女子高生、朝宮千春は運命を信じている。自分の人生を揺るがすような、これまでの価値観を全て変えてしまうような、心が震えるほどの出会い。まるでお伽話のようなそれを信じている彼女は、ある日一冊のノートを拾う。そこには手書きの物語が綴られていた。惹き込まれるように読み進めていると、その物語の作者に見つかってしまう。その作者は何と、隣のクラスの無口な少年、秋風夕だった。そんな出来事から始まって、少しずつ彼らを取り巻く環境は変化していく。これはそんな少年少女の物語。


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