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第三章 王立学院中等部二年生

128 寝惚けたアシェルは素直② ※

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※アークエイドが寝惚けているアシェルを襲います。


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Side:アークエイド13歳 春



腕の中のアシェルのシャツのボタンを外して、その白い肌と豊かな胸をさらけ出す。
寝惚けて蕩けた表情のままのアシェルは、抵抗することもなくされるがままだ。

太腿を撫でながらアシェルの弱い首筋や耳に舌を這わせれば、ビクビクと大きくアシェルの身体が跳ねた。

「……あっ、やぁ!?それ、きもちぃっ。あん、んっ、ぁん、もっとしてぇ。きもちぃのっ。」

普段であれば止めてと言われるのに、今日は催促される。
きっとこの状態でなければ聞けないセリフだ。

それに、以前よりもアークエイドが与えた刺激への反応が良い気がする。

「アシェがもっとと言うとは……。くくっ、いくらでも気持ちよくしてやる。」

アシェルの上に覆いかぶさり、はだけた首筋や鎖骨を舐めながら、アシェルのズボンとパンティを脱がしていく。

アークエイドの見下ろす先には、シャツに腕を通しているだけの扇情的な姿をしたアシェルが居る。

アークエイドはシャツを脱ぎ、窮屈なズボンと下着を脱いでしまう。
アシェルに擦り寄られた時から、アークエイド自身は硬く滾っている。

『ストレージ』から取り出した香油をアシェルの秘部に垂らす。
その感覚にすら、アシェルは小さな嬌声を漏らした。

キスして口腔内を犯しながら、香油で滑りの良くなった秘部に指を這わせ、小さな突起を優しく擦り上げる。
それだけでアシェルの身体が大きくビクンと跳ねた。

「んんっ!……っふ、はぁっ……んっ……んむっ……ぁぅ……っん……。」

アシェルはたどたどしく舌を絡めながら腰を揺らして、アークエイドから与えられる花芽への刺激を貪欲に得ようとしている。

その快楽を貪ろうとするアシェルの姿に、アークエイドの欲はさらに刺激される。

花芽を刺激しながらアシェルの中に指を入れれば、きゅぅっと締めあげられた。
香油で滑らかに滑る指を抽送すると。明らかに香油ではない湿り気を感じる。

「なぁ、アシェ。濡れてるぞ……そんなに気持良いのか?」

「やぁ、言わないでっ。きもち過ぎて、おかしくなりそうなのっ。ひゃんっ、あ、あ、そこだめっ!?やらぁ、あーくぅ、それだめっ、イっちゃうからっ。やっ、イく、イっちゃうっ、あっ、ああっ!?」

アシェルがイきやすい奥のポイントを刺激してやれば、あっという間にに絶頂を迎え、指を締め付ける肉壁を痙攣させながらビクビクと身体を震わせた。

「……っあ、だめぇ、あーくぅ、もぅイったのっ、イったからっ。やぁっ、またイっちゃうっ。指も舌もきもちぃのっ、良すぎてあたまおかしくなっちゃうっ!」

アシェルがイっても指の抽送を止めずに、首や耳元を舐めながら、時折花びらを散らしていく。

アークエイドの首にはアシェルが助けを求めるようにしがみついていて、さらにアシェルを乱れさせたいという欲を刺激される。
媚薬を使って抱き潰した時の経験から、アシェルが首にしがみついてくるときは、快楽に身を委ねてよがっている時だ。
この状態になると、アークエイドを攻めようとはしてこなくなる。

「マリクの薬を作った後もそうだが……。寝惚けてる時は、いつも以上に身体が快楽に素直だな。それに言葉でも行動でも俺を煽ってくる……淫乱なアシェも可愛いぞ。」

アークエイドが言った“淫乱”という言葉に反応して、アシェルの中がまた締まった。
普段は言い返されるだけだが、この状態だと言葉攻めも有効らしい。

「やらっ、ちがうもんっ。あーくが、あーくがするからきもちぃのっ。あ、や、またきちゃうっ!やん、んんっ!!」

もう何度イってるのか分からない絶頂が、またアシェルの身体を襲う。

「っ……本気でそう思ってるか?だと嬉しいんだがな。……少し俺も気持ち良くならせてくれ。」

アシェルの中に埋めていた指を引き抜いて、自身の熱く滾ったモノをぬちぬちとアシェルの秘部に擦り付ける。

香油とアシェル自身の愛液で濡れた秘部とアークエイド自身が擦れ、ぬちゅぬちゅと卑猥な音が響き、アシェルの嬌声と重なる。

「……んっ……んぅ。なんで焦らすの……っん。」

「焦らしてるつもりはないんだがな。刺激が足りないか?」

アシェルの咎めるような声に、アークエイドはまた指で刺激をしてやるか悩む。
だが指で刺激すると自身への刺激が無くなってしまうので、それは惜しい。
とりあえずは舌でアシェルの弱い耳周りを攻め、優しく胸も揉み先端を攻める。

アシェルの初めてが欲しくて、あの時は避妊のことなど全く考えていなかったが、まだアシェルと婚約はしていないのだ。
アシェルと繋がりたいという欲はあるが、乱れたアシェルの姿を見ながら欲を吐き出すことを妥協点として理性を働かせる。

アシェルがたっぷり煽ってくるので、理性もぎりぎりなのだが。

「あっ、ひゃん、足りないっ。んっ、お腹っ、さみしいのっ。ぁん、んぅ。あーくの、あーくのでお腹いっぱいにしてっ、んんっ。」

可愛く煽ってくる唇を塞ぎ舌を押し込めば、やはりいつもよりは少しぎこちない舌が絡んでくる。
寝起きすぐよりもスムーズに舌は絡んでいるのだが、それでもいつもの主導権を取りに来るキスとは全然違う。

たっぷり舌を絡めてから唇を離すと、二人の間で唾液が糸を引いた。

「そんなこと言ってると、本当に挿れるぞ。こっちは我慢するのも限界なんだからな。」

「ちょうだい、ふっ、ぁん……あーくと一緒に、きもちよくなりたいっ。がまんしちゃやだっ。」

せっかく我慢しようとしている理性も、好きな女性から涙を溜めた蕩けた瞳で懇願されれば、あっというまにストッパーは外れてしまう。

アークエイド自身を挿れるつもりがなかったので、先程までは指を一本しか挿れてなかったが、アシェルの中はしっかり解さないと狭い。

出来るだけ痛くないように香油を足して、指二本をゆっくりと割れ目に埋めれば、首にしがみついたままのアシェルが首を振る。

「指やだぁ、んっ……また、僕ばっかりになっちゃう……。はぁ、んんっ、あーくのが欲しいの…っ…。」

「そうは言うが、解さないとアシェが痛いだろ。俺は後でたっぷり楽しませてもらうから。ほら、ここが良いんだろ?」

どうやらアシェルは、アークエイドが気持ち良くなっていないことを気にしているようだが、こうやって自分の手で乱れるアシェルを見ているだけでも満たされるものがある。

挿れる気になってしまったので、もう挿れないという選択肢はないが、アシェルの中を柔らかく解すついでに、アシェルのいいところを刺激してやる。
アシェルはまた嬌声を上げ、中がぐっと締まった。

「ひゃぁん!?あっ、そこだめっ、やん、またイきすぎちゃうっ。そこばっかりしちゃやだぁっ。っ~~!!」

ぎゅうっと首にしがみつく力が強まり、声にならない嬌声を上げながらアシェルの身体が小刻みに震える。

「嫌じゃなくて良いんだろ。アシェの中は、俺の指を締め付けて離さないぞ。」

「っ、ちがっ、んんっ!えっちなこと、言わないでっ、やぁん、んぅ、んんっ!!」

アークエイドが耳元で声を掛ければ、また中がきゅぅと締まる。
アシェルが断続的に絶頂を迎えているせいで、アークエイドの指は熱くて柔らかい場所に埋めているのに食いちぎられそうだ。

少し反論しだしたので覚醒はしてきたようだが、それでもアシェルの表情は蕩けたままで、アークエイドから与えられる快楽を素直に受け入れている。

「ほら、ぐちゅぐちゅいってるのが聞こえるか?くくっ、そういえば音にも弱かったな。好きなだけ気持ち良くなってくれ。」

ぐちゅぐちゅと音を立てるように指を抽送すれば、またアシェルのしがみつく力が強まる。

そんなアシェルの耳に舌を這わせ、その耳に舌を挿れ、くちゅくちゅと音を立てて犯す。

「そんなっ、ぇ、やぁ!?耳、みみだめっ、おとたてちゃやらぁ!!っやぁん!!」

耳と中を同時に攻めれば、大きくアシェルの身体が跳ねた。

「あーくぅ、それだめなのっ、よすぎるのっ!やっ、やらぁ、またきちゃうっう!!」

「何度でもイって良いぞ。アシェのエッチな声をもっと聞かせてくれ。」

「やら、やらぁ!?おかしくなっちゃうっ!あーく、あーくぅ、ぎゅってしてぇ。」

抱きしめて欲しいおねだりが出たということは、アシェルはもう意識を飛ばしてしまいそうなほど気持ち良くて仕方がないということだ。
アシェルが行為に満足した証とも言えるかもしれない。

媚薬がなくてもこのおねだりが聞けたことに、アークエイドは密かに達成感を得る。

「俺も我慢の限界だ。挿れるぞ。」

指を引き抜き、硬く怒張した自身をあてがえば、コクコクとアシェルの首が揺れる。

ぎゅっとアシェルを抱きしめたまま、ゆっくりと熱くて狭いアシェルの中に分け入れば、またアシェルの身体がビクビクと痙攣する。

「はぁん!!んんっ、おっきぃ……あーくは、きもちぃ?すごいのっ、おなかの中あついのっ。きもちぃのっ。あっ、だめっ、おっきくしないでぇ!?」

「アシェが締め付けてくるんだ。それは無理な相談だな。動くぞ。」

奥まで挿れた状態からゆっくりと抽送を開始する。

あまりにもきつくて痛く感じてないか心配だったが、どうやら杞憂だったようだ。

「やっ、そこっ、~~っん!!」

腰を振りながらアシェルの良いところを刺激してやれば、何度でも絶頂を迎えるアシェルが声にならない嬌声を上げ、アークエイドにしがみついてくる。

「ここが良いんだろ?アシェの身体は素直だぞ。いつものアシェも、今日みたいに可愛いアシェも大好きだ。」

強すぎる快楽に耐える蕩けた表情のアシェルの頬に、チュッとキスをする。
それすらも気持ちいいのか、腕も中もアークエイドを締め付けてくる。

気付けばアシェルの脚までアークエイドに絡みついて締め付けてきている。

「くっ、流石にそろそろヤバいな。アシェ、抜くから離してくれ。」

自身の限界を感じそう言うが、一向にアシェルの締め付ける強さは変わらない。
がっつり脚が胴体に絡んでいるせいで、腰を引くに引ききれないのだが。

「アシェ……このままじゃ——。」

「抜いちゃやぁっ。んんぅ、中でっ、あついのほしいっ。あーくぅ、あーくぅ……きもちぃの、もっとちょうだぃ。もぅおかしぃの、ふわふわなのっ。もっとぎゅってしてっ、きすしてっ。」

ぎゅうぎゅうと締め付けてきながら唇を重ねてくるが、アシェルから舌を入れてはこない。
アークエイドが舌を押し込めば、舌を絡めながらちゅうちゅうと吸われる。

「っ!!」

ぐっと腰を奥まで押し込んだ状態で、アシェルの中に自身の欲の塊を吐き出した。

白濁を吐き出しながらビクビクと拍動するアークエイド自身に合わせて、アシェルの身体も痙攣を繰り返す。

「……っはぁ……アシェ、大丈夫か?」

唇が離れたのでそう問えば、アークエイドの腕の中で蕩けた表情のまま、アシェルはこくんと頷いた。
そしてそのまま寝惚けている朝のように、アークエイドの腕の中に擦り寄ってくる。

そんな可愛い仕草に、またアークエイド自身がぐんと大きくなるのを感じる。
それと同時にアシェルが小さな嬌声を漏らした。

このまままた襲いたい衝動になんとか抗う。

終わりを知らないアークエイド自身は、このままいくらでもアシェルの中に欲を吐き出してしまえるが、それをしてはアシェルの身体が持たないだろう。

それでもアシェルの中から出るのが惜しくて、繋がったままアシェルに覆いかぶさるようにして寝台に身体を預けた。

「あーくぅ……ふわふわする……。あーくがすると、なんでか凄くきもちぃの。きもちすぎて、おかしくなっちゃう……。」

それはアークエイドが、アシェルの弱いポイントばかりを攻めるからではないかと思うが、ほんの少しだけでもアークエイドと同じ好意が混じっていれば良いなと思う。

蕩けた表情のまま喋るアシェルの頬にチュッとキスをする。

「あまり可愛いことを言うな、止まらなくなる。」

「んっ……またおっきくなった……シ足りない?……でも、僕もうふわふわで、力はいんない……。」

「これ以上襲う気は無いから安心しろ。アシェが可愛すぎて、キリが無いからな。」

「むぅ……それは、あーくが絶倫なせいだもん。僕はかんけいない。」

少し頬を膨らませたアシェルを抱えたまま、身体の位置を反転させて、アシェルを自分の身体の上に乗せる。

力が入らないと言った通り、成すがままにされたアシェルの身体は、心地よさを感じる体重をアークエイドに預けている。

流石に抜かないとこのまま突き上げてしまいそうで、ゆっくりと自身を引き抜けば、その刺激にまたアシェルが声を漏らした。

アシェルの中から、自分が吐き出した白濁が流れ出てくるのを感じる。

「このまま少し寝るか?」

「ううん……もう起きる。けど、もう少しだけこうしてて……ふわふわが落ち着くまで。」

蕩けた表情ではあるが、眠気はないようだ。

事が済んだらかなりサッパリとした対応をとるアシェルにしては珍しく、アークエイドに寄り添ったまま腕の中で大人しく抱かれてくれている。

「いくらでも。アシェが俺の腕の中に居てくれるだけで嬉しいからな。」

「もぅ……そういうのは言わなくて良いの。」

少し咎めるような声で言うが、動く気はないらしい。

普段のアークエイドを翻弄するようなアシェルもアシェルらしくて良いのだが、今日のように蕩けてアークエイドに身を委ねてくれるアシェルもまた良いものだ。

アシェルがアークエイドから離れるまで、ゆっくりとアシェルの背と銀髪を撫でながら過ごした。
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