上 下
23 / 38

23.変化の予兆

しおりを挟む
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

君は優しいからと言われ浮気を正当化しておきながら今更復縁なんて認めません

ユウ
恋愛
十年以上婚約している男爵家の子息、カーサは婚約者であるグレーテルを蔑ろにしていた。 事あるごとに幼馴染との約束を優先してはこういうのだ。 「君は優しいから許してくれるだろ?」 都合のいい言葉だった。 百姓貴族であり、包丁侍女と呼ばれるグレーテル。 侍女の中では下っ端でかまど番を任されていた。 地位は高くないが侯爵家の厨房を任され真面目だけが取り柄だった。 しかし婚約者は容姿も地位もぱっとしないことで不満に思い。 対する彼の幼馴染は伯爵令嬢で美しく無邪気だったことから正反対だった。 甘え上手で絵にかいたようなお姫様。 そんな彼女を優先するあまり蔑ろにされ、社交界でも冷遇される中。 「グレーテル、君は優しいからこの恋を許してくれるだろ?」 浮気を正当した。 既に愛想をつかしていたグレーテルは 「解りました」 婚約者の願い通り消えることにした。 グレーテルには前世の記憶があった。 そのおかげで耐えることができたので包丁一本で侯爵家を去り、行きついた先は。 訳ありの辺境伯爵家だった。 使用人は一日で解雇されるほどの恐ろしい邸だった。 しかしその邸に仕える従者と出会う。 前世の夫だった。 運命の再会に喜ぶも傷物令嬢故に身を引こうとするのだが… その同時期。 元婚約者はグレーテルを追い出したことで侯爵家から責められ追い詰められてしまう。 侯爵家に縁を切られ家族からも責められる中、グレーテルが辺境伯爵家にいることを知り、連れ戻そうとする。 「君は優しいから許してくれるだろ?」 あの時と同じような言葉で連れ戻そうとするも。 「ふざけるな!」 前世の夫がブチ切れた。 元婚約者と元夫の仁義なき戦いが始まるのだった。

【完結】悪魔に祈るとき

ユユ
恋愛
婚約者が豹変したのはある女生徒との 出会いによるものなのは明らかだった。 婚姻式間際に婚約は破棄され、 私は離れの塔に監禁された。 そこで待っていたのは屈辱の日々だった。 その日々の中に小さな光を見つけたつもりで いたけど、それも砕け散った。 身も心も疲れ果ててしまった。 だけど守るべきものができた。 生きて守れないなら死んで守ろう。 そして私は自ら命を絶った。 だけど真っ黒な闇の中で意識が戻った。 ここは地獄?心を無にして待っていた。 突然地面が裂けてそこから悪魔が現れた。 漆黒の鱗に覆われた肌、 体の形は人間のようだが筋肉質で巨体だ。 爪は長く鋭い。舌は長く蛇のように割れていた。 鉛の様な瞳で 瞳孔は何かの赤い紋が 浮かび上がっている。 銀のツノが二つ生えていて黒い翼を持っていた。 ソレは誰かの願いで私を甦らせるという。 戻りたくなかったのに 生き地獄だった過去に舞い戻った。 * 作り話です * 死んだ主人公の時間を巻き戻される話 * R18は少し

間違い転生!!〜神様の加護をたくさん貰っても それでものんびり自由に生きたい〜

舞桜
ファンタジー
 初めまして!私の名前は 沙樹崎 咲子 35歳 自営業 独身です‼︎よろしくお願いします‼︎  って、何故こんなにハイテンションかと言うとただ今絶賛大パニック中だからです!  何故こうなった…  突然 神様の手違いにより死亡扱いになってしまったオタクアラサー女子、 手違いのお詫びにと色々な加護とチートスキルを貰って異世界に転生することに、 だが転生した先でまたもや神様の手違いが‼︎  転生したオタクアラサー女子は意外と物知りで有能?  そして死亡する原因には不可解な点が…  様々な思惑と神様達のやらかしで異世界ライフを楽しく過ごす主人公、 目指すは“のんびり自由な冒険者ライフ‼︎“  そんな主人公は無自覚に色々やらかすお茶目さん♪ *神様達は間違いをちょいちょいやらかします。これから咲子はどうなるのかのんびりできるといいね!(希望的観測っw) *投稿周期は基本的には不定期です、3日に1度を目安にやりたいと思いますので生暖かく見守って下さい *この作品は“小説家になろう“にも掲載しています

幻獣士の王と呼ばれた男

瑠璃垣玲緒
ファンタジー
これは遥か昔、のちの世に『幻獣士の王』と呼ばれる青年と従魔である幻獣が、新たな幻獣士のシステムを作った物語である。 傷付いた幻獣と出会い、悪意ある同族から守り友好の絆を結んだ男と、 助けてもらい主人を得た幻獣が、その後紆余曲折の末、幻獣達に人族を信じてもらえるよう説得して大きく世界を変え、のちに主人が幻獣士の王と呼ばれるまでの物語 謙虚で心優しい青年が本人の意思とは関係なく幻獣でチートしていく感じの予定です。 1章は説明っぽい感じになってしまいました。 後半から主人公の幻獣が増えていきます。 とりあえず一旦書けるところまで書いてから、書き直すか決めます。 ざまあ要素を3章と4章で少し出しますが、R指定の内容はない予定。 もふもふは3章後半以降で、これからもっと出せるよう頑張ります。 7章が完結、8章を執筆中。 注) 突然頭に浮かんだお話しなので、書いている途中で大幅に修正する可能性がありますが、とりあえず一旦完結するまではこのままで行きます。 ご承知の上でお楽しみ下さい。 エンディングはまだ決まっていません。 方向性のみ浮かんでいる感じのため、更新頻度は決まっていません。 オリジナル設定の予定ですが、万が一ほとんど同じ設定があったとしても偶然の一致であることをご理解下さい。 色々皆様のイメージと違ったりする部分があるかもしれませんが、この世界独自の世界観や考え方などなので、 そのことに関する誹謗中傷はご遠慮いただきたく思います。 誤字脱字は3回以上読み直して減らしているつもりではありますが、誤表現や分かりにくい部分などあるかもしれないので、コメントにてお知らせ下さい。 現在カクヨムでも公開予定

偽聖女はもふもふちびっこ獣人を守るママ聖女となる

k-ing ★書籍発売中
ファンタジー
旧題:偽物聖女は孤児院を守るママ聖女となる〜もふもふちびっこ獣人は今日も元気いっぱいです〜 ★第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞、読者選考3位 2024年 3月中旬 書籍発売  看護師として働く主人公は患者の点滴を交換していると、突然部屋が明るくなり、知らない世界にいた。  鎧を着た知らない人に囲まれている患者のお孫さん。  どうやら、私は聖女召喚に巻き込まれたようだ。  生きるために宰相に仕事の派遣をお願いすると、その仕事は孤児院のママ先生だった。  中は汚くて、今にも死にそうになっている子ども達。  聖女でもなく、チートもない主人公は看護師としての知識と生きる知恵を使ってどうにか孤児院を復活させる。  可愛いちびっこ獣人達とイケメンわんこ騎士とのドタバタファンタジーです!  恋愛要素少なめです。 ※誤字報告ありがとうございます!  誤字脱字のみは感想コメント消します。

離婚のきっかけ

黒神真司
恋愛
わたしはこれで別れました…

私はあなたの何番目ですか?

ましろ
恋愛
医療魔法士ルシアの恋人セシリオは王女の専属護衛騎士。王女はひと月後には隣国の王子のもとへ嫁ぐ。無事輿入れが終わったら結婚しようと約束していた。 しかし、隣国の情勢不安が騒がれだした。不安に怯える王女は、セシリオに1年だけ一緒に来てほしいと懇願した。 基本ご都合主義。R15は保険です。

今日で都合の良い嫁は辞めます!後は家族で仲良くしてください!

ユウ
恋愛
三年前、夫の願いにより義両親との同居を求められた私はは悩みながらも同意した。 苦労すると周りから止められながらも受け入れたけれど、待っていたのは我慢を強いられる日々だった。 それでもなんとななれ始めたのだが、 目下の悩みは子供がなかなか授からない事だった。 そんなある日、義姉が里帰りをするようになり、生活は一変した。 義姉は子供を私に預け、育児を丸投げをするようになった。 仕事と家事と育児すべてをこなすのが困難になった夫に助けを求めるも。 「子供一人ぐらい楽勝だろ」 夫はリサに残酷な事を言葉を投げ。 「家族なんだから助けてあげないと」 「家族なんだから助けあうべきだ」 夫のみならず、義両親までもリサの味方をすることなく行動はエスカレートする。 「仕事を少し休んでくれる?娘が旅行にいきたいそうだから」 「あの子は大変なんだ」 「母親ならできて当然よ」 シンパシー家は私が黙っていることをいいことに育児をすべて丸投げさせ、義姉を大事にするあまり家族の団欒から外され、我慢できなくなり夫と口論となる。 その末に。 「母性がなさすぎるよ!家族なんだから協力すべきだろ」 この言葉でもう無理だと思った私は決断をした。

処理中です...