エロスな徒然

かめのこたろう

文字の大きさ
上 下
196 / 223

2022年4月20日

しおりを挟む

 たわわ抗議サイドの皆さんはいい加減モノホンの性犯罪者を愚弄するのはやめた方がいいと思います。


 たわわに関する抗議側の言い分の中でも特に共感できないものがあるとすれば、「痴漢をはじめとする性犯罪を助長する」という主張に他なりません。
 およそ実際に痴漢したり強姦したりする人間をこれほどないがしろにして馬鹿にする指摘があるでしょうか。

 女性の人権を最悪な形で不当に蹂躙して踏みにじる彼らにとって「月曜日のたわわ」ほどふざけた作品はありません。
 よりによって「痴漢から助けた女子高生に好意を持たれて受け入れられる」内容なんて、これほどキモくて怖気が走るものがあるでしょうか。
 性の略奪者、現代のセクシャルパイレーツこと性犯罪者とは被害者に受け入れてもらいたいなんて一ミリも思ってなくて、むしろ拒絶されたいんです。
 心底憎悪されて恐怖を抱いている女性を無理矢理蹂躙してナンボなんだから。
 だからこそ、身動きできない相手の身体を弄って性的興奮を覚えるんです。
 ゆえにこそ、泣き叫び必死で逃げようとする女性を強引に組み伏して獣欲を満たすんです。

 それがあんな風にご都合展開全開で女子高生と和気あいあい、傍から見たらげんなりしちゃうようなこっぱずかしいやり取り満載の作品が「性犯罪を助長する」なんて悪い冗談にしか聞こえません。
 むしろあんなの見せられたら萎え萎えなんです。
 犯行に及ぶ前に視界に入ったりしたら、「うへぇ……」って感じでやる気がみるみる失われちゃうんです。

 繰り返すようですが、性犯罪とは如何に効率的に相手を傷つけて尊厳を奪うかに尽きるのです。
 その対極にあるような、いちいち「お互い憎からず思ってますよ」「大きな胸という人体特徴を肯定的に捉えてますよ」という恥ずべき価値観を隠すことなく前面に押し出しているこれ以上ない駄作を我々非合法性戦士が喜んでいると思われるのは心外にもほどがあります。
 まったくもって侮辱以外の何物でもありえない!


 今後、抗議サイドの各々は以上の観点をよくよく考慮した上で発言することを推奨する。
 我々性犯罪者一同、あらゆる根拠なき誹謗中傷には厳然だる対処を持って報いる所存であると宣言するものなり。


 ……なーんて声明が犯罪業界から出されないかなって妄想をしてみたり。
 実際、あの作風は本当の性犯罪をするメンタリティとは相いれないものだとは思います。
 「ふたりエッチ」とかその代表だと思いますが、こう、攻撃的な戦闘意欲が否応なく減退させられる、いろんな意味で「やる気」が削がれる「不思議な踊り」系の効果がある作品の系列というか。


 ただ、抗議してる人たちからしてみたらそんな違いなんてこれっぽっちも理解できないだろうし、する気も毛頭ハナから一ミリもないのは間違いありません。
 うふふ、どーにでもなーれ☆
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

クルマでソロキャンプ🏕

アーエル
エッセイ・ノンフィクション
日常の柵(しがらみ)から離れて過ごすキャンプ。 仲間で 家族で 恋人で そして……ひとりで 誰にも気兼ねなく それでいて「不便を感じない」キャンプを楽しむ 「普通ではない」私の ゆるりとしたリアル(離れした)キャンプ記録です。 他社でも公開☆

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

処理中です...