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2020年7月30日
しおりを挟むみんな大好き、岡本倫センセイの「パラレルパラダイス」の新刊、11巻が出るみたいです。
気が付かなかったんですけど、前みたいに駅前広告とかを「びゅるびゅる」みたいな擬音を入れて大々的にやらなかったんでしょうか。
未だツイッター界隈でギャーギャー騒がれる様子がないところを見ると、今回は無かったっぽいですね。
でもだからといって安易に勝利者気分で驕るのは危険です。
なんせ相手はヤングマガジン。
きっと油断させておいて、次で不意打ちを食らわせる算段なんでしょう。
あの雑誌ならば、それくらいやりかねません。
という感じで「二次元性表現撲滅運動」を遂行中の聖戦士の皆さんには忠告しておくとして。
前回発売の10巻は「馬と豚の交尾とアクメ顔」というハイライト的名場面があって非常に印象的でした。
およそ、リアル系描写の動物の交尾をああまで力強く生々しくかつ漫画的デフォルメを加えて完成させえるのかと否応なく心が振るわせられました。
現在の漫画界で一体他の誰があんな表現をできるでしょう。
というより、表現する必要性を見出すでしょう。
不覚にも感動しかけそうになりました。
作者の非凡な才能がまざまざと示されたワンシーンだったと確信しています。
自然、次の11巻に寄せる期待も大きくならざるをえません。
だから、もしいつも通りの可愛い美少女がひたすら発情してアヘ顔垂れ流すステキ場面しかなかったりしたらちょっとがっかりしかねません。
本来そういう漫画でむしろそこにこそ価値があるはずなのに、勝手に違うものを期待して裏切られてるだけで、向こうは全然悪くないんですけど。
でもあの名場面に匹敵するものが見つからないと、「あーあ」って気分になりかねません。
きっと自分も岡本センセイも誰も悪くはないんです。
悪いのは豚と馬なんだと思います。
パラレルパラダイス11巻を皆さんも刮目して待ちませう。
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