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2018年 12月27日
しおりを挟む橋本かんなちゃん、かわいいお!
ぺろぺろしたいお!(^ω^)
そう想い始めたのは結構最近だったりします。
初めて彼女を目にしたときの印象は「確かに見た目は綺麗で可愛いけど、別にぃ」、ただそれ以上のものではありませんでした。
ブレイクするきっかけになったアイドル時代の例の写真を確認した時も「ふーん」って感じでしたし。
TV露出が増えてきてバラエティに出ていろいろがんばってる姿を見ても特に思うところなんてありませんでしたし。
「セーラー服と機関銃」という往年の名作のリメイクに挑戦したときも、セーラー服姿にちょっと食指を動かされただけで、橋本かんなという存在そのものの価値はさほど感じませんでした。
その評価が一変したのは、彼女の体型が変わり始めたのを認識したときからです。
映画「銀魂」の頃でしょうか、元々は細くて華奢な印象だったのが、明らかに膨らんでいたのは。
もうむっちむちのパンパン、一体何があったの?と思わずいろいろ想像させられてしまうほどに身につけた柔らかそうな質量の塊。
中国娘という役柄で纏っていたチャイナ服にみっちりと溢れんばかりに収まっているのが傍目にも明らか。
特に元々の背の低さも相まって、横に拡張されたボリューム感が見るものに与えたその衝撃。
否応無く引き起こされる、ドラスティックで圧倒的なイメージの転換。
それまでの穢れ無き聖少女的偶像のイメージを完全に覆した、新たな象徴的存在がそこにはありました。
食べることの悦び、作物動物食料資源への人類普遍で根源的欲求の体現。
理想的偶像的な美とは全く異なる、エネルギー摂取というリアリティに裏打ちされた健康的で牧歌的な愛くるしさ。
何の変哲もないありきたりで身近な「お年頃の生身の女の子」を彷彿とさせるフォルム、存在感。
それゆえにこそ豊かで暖かなヴィジョンを、平和と安寧をそこに見出してしまう。
心をほっこりさせられてしまう。
自分はデブ専だとかぽっちゃり趣味があるというわけではありません。
いや、むしろちょっと苦手なくらいです。
だから単に「太ってる女の子」だったらこんなに反応しなかったのは間違いありません。
何故こんなにも心を振るわせられて魅せられたのかというと、それはひとえに「正統派アイドル然としたカワイコちゃんがぶくぶく太っちゃった」ことに尽きます。
そしてそんな自分を何ら偽ることなくそのままの姿で赤裸々に露出しつづけたこと。
食欲という誘惑に勝てずに守るべき規範を逸脱してしまう人の業、わかっちゃいるけどやめられないという言葉に象徴される非論理的で矛盾した不合理な存在としての自己を突きつけられて。
そんな自分を隠すこともできずに大衆にその身を晒し続ける、娯楽として消費される姿。
どれだけ恥ずかしかったことでしょう。
どれだけ悔しかったことでしょう。
それは真なる試練、激しい人間的懊悩を乗り越えた先に至る自己犠牲と献身そのもの。
たとえ実際本人がどう思っていようと関係ありません。
そんな「物語」を、真実味溢れる人間的ドラマを見るものに感じさせるだけの説得力を持ちえる在り様か否かが問題なのです。
並外れて優れた容姿を持って生まれた美少女の中で発生したであろう劇的な内部現象を、思わず幻視してしまった魂の姿にこそ魅了され惹きつけられてしまうのです。
その後、かんなちゃんの体型は徐々に戻っていきました。
ついこないだまでやってたドラマ「今日から俺は!」にツッパリスケ番不良娘の役で出てた時点では、ほぼ全盛期の体型に戻していたと思います。
勿論、まずはスケ番風ロンスカ黒紺セーラーとの組み合わせに心を奪われてしまったのは言うまでもありません。
濃い目のアイシャドーに赤い口紅、サイドをカールさせたロングヘアというオールドヤンキーメイクは以外にもビックリするくらい似合ってました。
正直、最初聞いたときは「絶対微妙だろうけど、かわいそうだから応援してあげよう」くらいの気持でしたが、蓋を開けてみたら出演者の中で一番ハマッてるといううれしい誤算。
そしてその格好以上に彼女を輝かせてみせたのは「あのブクブク太っちゃってたのをがんばって絞った」という事実。
太っている自分を衆目に晒すことの屈辱と羞恥、葛藤。
ネットで比較画像を示されながら展開される聞くに堪えない野卑で下品な罵倒の数々に対する怒り、苛立ち。
やがてすべての感情を力に変えて前に進み抗い闘うことを選ぶプライドの炎。
彼女の内部で巻き起こっていたものが目に浮かぶようです。
たとえどうあろうと厳しく辛い現実と向き合い闘う姿、尊く気高いその生き様。
太っているから駄目なんじゃない。
痩せていればいいってもんじゃない。
かんなちゃんはその身をもって人間の尊厳とは何か、美しさとは何かということを人々に訴え続けているのです。
ぺろぺろしたいお!(^ω^)
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