エロスな徒然

2017年 02月16日

　「処女が初体験に震えながらも感じちゃう」のも悪くはありませんが、違いがわかるデキル男でありたいと願うならば「あたし経験豊富だし！って感じの非処女が心を蕩かされて思わず失った筈の恥じらいとともに感じ始めちゃう」ことの大切さも理解するべきです。

　性的魅力の本質とは恥じらいであり隠されることに他なりません。
　いくら可愛くったって、マッパでばっちこーい感丸出しだと到底やる気にはなれないでしょう。
　メリケンのビデオにはそういうの多いですが、性文化覇権国家の日本男児を満足させることは難しい筈。
　つまり。
　語感の響きが誤解を招きかねないことを覚悟の上でいうと、それは隠秘学（オカルト）なのです。

　精神的な側面において性の隠秘学とは「初々しさ・恥じらい」に他なりません。
　処女や経験が薄い女性がもてはやされるのは天然の恥じらいを保持しているためです。
　二次元でも三次元でも処女性が重要視される傾向にあるのは明らかでしょう。
　しかしそれは結局、与えられたものをただ消費するだけの行為でしかありません。
　真にエロスを極めんと欲する求道者であれば、「自ら恥じらいを生み出し女性を一段上の存在へと昇華させる」ことをこそ目指すべきではないでしょうか。
　つまりすれた女の子にいかに恥じらいを思い出させるかが重要なのです。
　「アタイを満足させられるかい？」なんてつっぱらかっている女山賊にイカした対応をして「えっ（ドキっ）なんでこんな……」という流れを想定すれば容易に理解ができるでしょう。

　物理的には下着やスカートなどの服装で隠蔽することで達成されますがこれも仔細にやると長くなるので今回は割愛しますが。
　とどのつまり女性の価値をいかに高められるかがデキル男のバロメータなのです。
　それはまさに、そのままでは価値が低いものを黄金に変える錬金術。
　現代の魔術師たちの挑戦に他なりません。