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74 水竜
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あまり意味のない寄り道にも思えるが、全く意味がないというわけでもない。
幻獣がどの程度の知能を有し、どの程度の交流が可能かとの今後の判断に役立つであろうからだ。
水竜。
一応その姿は絵となっていて、それを旧式の写真で撮影しておいたのだが。
「……この竜、東洋タイプか?」
ジャンにそう問われた悠斗であるが、なんとも答えにくい。
役所に補完されているというか、普通に壁に飾ってあったその竜の姿。
確かに東洋の長細いタイプであるのだが、これはもう竜と言うよりも鰻である。
「やっぱりエレクトリックイールか」
レイフは首を傾げながらも頷いて、ジャンも当惑しながらも頷かざるをえない。
絵を見る限りそれは、竜と言われて思いつくような角や牙はなく、水面から現した姿はまさに鰻である。デンキウナギと思ったのは、それが巨大で、雷を操ると言われたからだ。
実のところ地球でウナギと名前が付いてはいても、生物史上は全くウナギとは違うウナギは多い。
デンキウナギなどは体長が2.5mにもなり、デンキウナギ以外のデンキウナギ属はいない。
その生息域では頂点捕食者であり、人間を殺すほどの電気を使うわけではないが、結果的に殺すということはそれなりにある。
なおジャンの所属するバチカンではキリスト教がその根底にあるわけだが、元となったユダヤ教では鱗のない魚ということで忌避されている。
だがローマ人は好んで食し、成人病の原因にもなっていたとか。
数百年は生きている個体であり、その性質は肉食。
棲息する湖の名前がチルレスとなっており、どちらの名前が先に付いたのかは分からないが、水竜チルレスと呼ばれている。
伝説に近い民話によれば、エルフを仲介として人間がこの湖で漁をすることは許されている。
だがあまり深い縄張りにまで侵入すると、容赦なく襲ってくるとも言われている。
いざチルレス湖の畔にある漁村までやってきた三人であるが、果たして接触する意義があるのかどうかは微妙に思えてきた。
水平線が見えるほどの湖だ。悠斗の知る限りでは、オーフィルでもこれほど広大な湖は他にない。
もっとも知らないだけで、意外と人の手の届いていないところには、けっこうあるのかもしれない。
湖は完全に淡水性で、沖には島が存在する。
その島にも人の住む村があり、かつては城があて、湖をもって天然の要害となっていた時代もあったそうな。
その城を巡って戦争があり、その騒動に起こったチルレスの力によって、一度島から全ての人間は食い殺され尽くしたそうな。
色々と伝説も多いが、その戦争への介入は本当の話らしい。
記録を残す媒体が極めて限られたこの世界では、チルレスの存在は確かにいるものではあるが、生態まで調べられているものではない。
「淡水で感電するほどの電流ってどういうことだ?」
ジャンはそう言うが、おそらくチルレスの電気は、獲物を捕食するためのものであろう。
陸上の人間まで殺しつくしたということは、外部にそれを発振する器官があるのかもしれない。
ひょっとしたら魔法であるのかもしれないが。
村の人々にも聞いてみたが、爺さんの代に見た人がいるという程度で、確かに存在はしているらしいが、あまり気にしていないというものらしい。
変に悠斗が調べたので引っかかったが、どうもあまり意味のない存在であったようだ。
(考えてみればこの湖に生息しているだけで、他に縄張りはないわけだしな)
エルフと意思を疎通することは出来るとしても、人間との対話が成り立つほどの知性を持っているかは怪しい。
「それに、どうやって見つけるんだ?」
ジャンはどうやらイタリアの地中海に似た景色だと思っているらしい。
周辺を移動するのに何日かかるのかを考えれば、黒海とまではいかなくても、地球でも相当の大きさの湖に匹敵するだろう。
さすがにこの範囲を探知するのは、準備が必要となる。
これは外れかな、と悠斗も思う。
もしタラスからなんらかの接触があるとすれば、沿岸部にはすぐ分かるような動きがあるだろう。
しかし人の平均よりも高いタラスならば、こんなマイナーな地域の竜に声をかけても、戦力にはならないだろう。
空を飛べるなら話は別だが、チルレスはどうやら完全に水棲の生物らしい。
冷静に考えるならば、すぐに元のルートに戻って、ラグゼルの元へ向かうべきだ。
あくまでもこれはついでの話であるし、ここまで広いと霊銘神剣の権能を使っても、すぐに見つかるかは分からない。
「ゲームでもないんだし、何かのイベントということもないだろうし」
レイフの言葉に、悠斗も頷かざるをえないわけだ。
クエストとしては発生していない。倒してもどうにかなるというものでもない。
強いて言うなら、二人に竜という存在を見せることであろうが、竜の強さの個体差をかんがえれば、それにも意味があるとは思えない。
「じゃあとりあえず少しだけ時間をかけて探知してみて、それで見つからなかったらすぐに元のルートに戻るということで」
元々、このまま湖の上をショートカットしていっても、少しは経路を短縮できるのだ。
霊銘神剣”神秘”を取り出した悠斗は、湖の畔でそれをかざす。
巨大な湖だけあって、普通に波がある。
(水……水か。そうだな、これを媒体にして、魔力を探れば……)
純粋は魔力との相性がいい。かなり遠く深くまで、探れるとは思うのだが。
刀を湖水につけて、魔力を飛ばす。
普段使っているタイプの探知は感知式であるが、これは反射式のものだ。
欠点としては、相手からも、こちらが探しているということが分かること。
なので発信源を向こうから探られてもいいように、村とは少し距離を置いた。
水の中を魔力が伝わっていく。これも地味に水属性の魔法と言っていいだろう。
そして反射。確かに巨大な魔力の反応を探知する。
「あ」
「おい」
この程度の探知魔法でも、そこまで反応するのか。
それまでは感じていなかった二人も、巨大な魔力が発散されたのに気付いた。
おそらくこれは、湖の周辺全ての魔法使いが気付く。
チルレスの姿自体は見ていなくても、その破壊跡などは確かの存在したため、誰もその存在自体は疑っていなかった。
そして強大な力を持つことも明らかであったので、下手に触れようとはしなかった。
だが今、明らかに悠斗の探知魔法のせいで、目覚めた。
「危険じゃないのか?」
「いや、動いてはいない……うわ!」
悠斗がしたのと同じように、あちらからも探るための魔力が発射された。
下手をすればその魔力の波動だけで、人間なら腰を抜かすぐらいの。
「……来るか?」
「動いてない……またか!」
再度の魔力波動。そして魔力の塊が動き出す。
「ここにいるのはまずいな……」
湖の畔なだけに、かなり遠くに離れてはいるが村があるし、街道はそこそこ近くにある。
下手に巨大な魔法を使ってくるなら、大波が打ち寄せてくるかもしれない。
「場所を移そう。いくつか無人の島があるから、そこで迎え撃つ」
戦うか、それとも意思の疎通が成功するか。
三人はまず何よりも場所を変えるべく、空へ飛び上がる。
そして暗い水底から、水竜は動き始めた。
幻獣がどの程度の知能を有し、どの程度の交流が可能かとの今後の判断に役立つであろうからだ。
水竜。
一応その姿は絵となっていて、それを旧式の写真で撮影しておいたのだが。
「……この竜、東洋タイプか?」
ジャンにそう問われた悠斗であるが、なんとも答えにくい。
役所に補完されているというか、普通に壁に飾ってあったその竜の姿。
確かに東洋の長細いタイプであるのだが、これはもう竜と言うよりも鰻である。
「やっぱりエレクトリックイールか」
レイフは首を傾げながらも頷いて、ジャンも当惑しながらも頷かざるをえない。
絵を見る限りそれは、竜と言われて思いつくような角や牙はなく、水面から現した姿はまさに鰻である。デンキウナギと思ったのは、それが巨大で、雷を操ると言われたからだ。
実のところ地球でウナギと名前が付いてはいても、生物史上は全くウナギとは違うウナギは多い。
デンキウナギなどは体長が2.5mにもなり、デンキウナギ以外のデンキウナギ属はいない。
その生息域では頂点捕食者であり、人間を殺すほどの電気を使うわけではないが、結果的に殺すということはそれなりにある。
なおジャンの所属するバチカンではキリスト教がその根底にあるわけだが、元となったユダヤ教では鱗のない魚ということで忌避されている。
だがローマ人は好んで食し、成人病の原因にもなっていたとか。
数百年は生きている個体であり、その性質は肉食。
棲息する湖の名前がチルレスとなっており、どちらの名前が先に付いたのかは分からないが、水竜チルレスと呼ばれている。
伝説に近い民話によれば、エルフを仲介として人間がこの湖で漁をすることは許されている。
だがあまり深い縄張りにまで侵入すると、容赦なく襲ってくるとも言われている。
いざチルレス湖の畔にある漁村までやってきた三人であるが、果たして接触する意義があるのかどうかは微妙に思えてきた。
水平線が見えるほどの湖だ。悠斗の知る限りでは、オーフィルでもこれほど広大な湖は他にない。
もっとも知らないだけで、意外と人の手の届いていないところには、けっこうあるのかもしれない。
湖は完全に淡水性で、沖には島が存在する。
その島にも人の住む村があり、かつては城があて、湖をもって天然の要害となっていた時代もあったそうな。
その城を巡って戦争があり、その騒動に起こったチルレスの力によって、一度島から全ての人間は食い殺され尽くしたそうな。
色々と伝説も多いが、その戦争への介入は本当の話らしい。
記録を残す媒体が極めて限られたこの世界では、チルレスの存在は確かにいるものではあるが、生態まで調べられているものではない。
「淡水で感電するほどの電流ってどういうことだ?」
ジャンはそう言うが、おそらくチルレスの電気は、獲物を捕食するためのものであろう。
陸上の人間まで殺しつくしたということは、外部にそれを発振する器官があるのかもしれない。
ひょっとしたら魔法であるのかもしれないが。
村の人々にも聞いてみたが、爺さんの代に見た人がいるという程度で、確かに存在はしているらしいが、あまり気にしていないというものらしい。
変に悠斗が調べたので引っかかったが、どうもあまり意味のない存在であったようだ。
(考えてみればこの湖に生息しているだけで、他に縄張りはないわけだしな)
エルフと意思を疎通することは出来るとしても、人間との対話が成り立つほどの知性を持っているかは怪しい。
「それに、どうやって見つけるんだ?」
ジャンはどうやらイタリアの地中海に似た景色だと思っているらしい。
周辺を移動するのに何日かかるのかを考えれば、黒海とまではいかなくても、地球でも相当の大きさの湖に匹敵するだろう。
さすがにこの範囲を探知するのは、準備が必要となる。
これは外れかな、と悠斗も思う。
もしタラスからなんらかの接触があるとすれば、沿岸部にはすぐ分かるような動きがあるだろう。
しかし人の平均よりも高いタラスならば、こんなマイナーな地域の竜に声をかけても、戦力にはならないだろう。
空を飛べるなら話は別だが、チルレスはどうやら完全に水棲の生物らしい。
冷静に考えるならば、すぐに元のルートに戻って、ラグゼルの元へ向かうべきだ。
あくまでもこれはついでの話であるし、ここまで広いと霊銘神剣の権能を使っても、すぐに見つかるかは分からない。
「ゲームでもないんだし、何かのイベントということもないだろうし」
レイフの言葉に、悠斗も頷かざるをえないわけだ。
クエストとしては発生していない。倒してもどうにかなるというものでもない。
強いて言うなら、二人に竜という存在を見せることであろうが、竜の強さの個体差をかんがえれば、それにも意味があるとは思えない。
「じゃあとりあえず少しだけ時間をかけて探知してみて、それで見つからなかったらすぐに元のルートに戻るということで」
元々、このまま湖の上をショートカットしていっても、少しは経路を短縮できるのだ。
霊銘神剣”神秘”を取り出した悠斗は、湖の畔でそれをかざす。
巨大な湖だけあって、普通に波がある。
(水……水か。そうだな、これを媒体にして、魔力を探れば……)
純粋は魔力との相性がいい。かなり遠く深くまで、探れるとは思うのだが。
刀を湖水につけて、魔力を飛ばす。
普段使っているタイプの探知は感知式であるが、これは反射式のものだ。
欠点としては、相手からも、こちらが探しているということが分かること。
なので発信源を向こうから探られてもいいように、村とは少し距離を置いた。
水の中を魔力が伝わっていく。これも地味に水属性の魔法と言っていいだろう。
そして反射。確かに巨大な魔力の反応を探知する。
「あ」
「おい」
この程度の探知魔法でも、そこまで反応するのか。
それまでは感じていなかった二人も、巨大な魔力が発散されたのに気付いた。
おそらくこれは、湖の周辺全ての魔法使いが気付く。
チルレスの姿自体は見ていなくても、その破壊跡などは確かの存在したため、誰もその存在自体は疑っていなかった。
そして強大な力を持つことも明らかであったので、下手に触れようとはしなかった。
だが今、明らかに悠斗の探知魔法のせいで、目覚めた。
「危険じゃないのか?」
「いや、動いてはいない……うわ!」
悠斗がしたのと同じように、あちらからも探るための魔力が発射された。
下手をすればその魔力の波動だけで、人間なら腰を抜かすぐらいの。
「……来るか?」
「動いてない……またか!」
再度の魔力波動。そして魔力の塊が動き出す。
「ここにいるのはまずいな……」
湖の畔なだけに、かなり遠くに離れてはいるが村があるし、街道はそこそこ近くにある。
下手に巨大な魔法を使ってくるなら、大波が打ち寄せてくるかもしれない。
「場所を移そう。いくつか無人の島があるから、そこで迎え撃つ」
戦うか、それとも意思の疎通が成功するか。
三人はまず何よりも場所を変えるべく、空へ飛び上がる。
そして暗い水底から、水竜は動き始めた。
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