天の求婚

紅林

文字の大きさ
上 下
1 / 26

登場人物

しおりを挟む
新田にった大貴だいき(23)
太平天帝国の子爵位の華族、貴族院子爵議員
一年前に父が亡くなり、母親と二人暮しをしている
自他ともに認める酒好きであるが、学生時代に酔っ払っていくつもの問題行動を起こしているため家督を継いだ今は隠している


蒼士そうし(23)
太平天帝国の現天帝であり最高国家元首
華族の操り人形と成り果てていた異母妹との帝位継承争いに勝利し、147代天帝に即位した


桃子ももこ(18)
太平天帝国第二天子
今は亡き母の生家である日高家の意向に逆らうことができず、昔から仲の良かった異母兄である蒼士との帝位継承権を巡って争っていたが惜しくも敗北した。背後の華族により重圧をかけられていたことにより本人の罪は軽いとされ弟の元輝と帝位継承順位を入れ替えられることが罰とされた。


元輝げんき(15)
太平天帝国第三天子→第一天子
異母兄である蒼士と実の姉である桃子を心から慕っている純粋無垢な心を持つ青年。被災地訪問などの影響で国民からの人気が高い。日高侯爵の失脚により後ろ盾を失った桃子に代わり第一天子となる


新田にったこころ(45)
太平天帝国の華族、新田子爵未亡人
山田子爵家の出身


三田さんだりょう(28)
太平天帝国の準男爵位の準華族、新田家使用人頭
大貴の側近


堀江ほりえ智子ともこ(44)
太平天帝国の侯爵位の華族、枢密院顧問官
帝国でも五指に入る純血一族である堀江家の当主


堀江ほりえ正和まさかず(38)
太平天帝国の華族、堀江侯爵夫君
古泉伯爵家の出身


堀江ほりえ友樹ともき(17)
太平天帝国の華族、次期堀江侯爵
智子と正和の息子
江流波帝国大学附属高等学校に通う高校二年生


小出こいで亜梨奈ありな(22)
太平天帝国の子爵位の華族、総務省国家情報管理局長補佐
先代新田子爵のことで苦労を強いられていたため大貴に強く当たっている


小出こいで陸馬りくま(19)
亜梨奈の夫、小出子爵夫君


中川なかがわ龍之介りゅうのすけ(25)
太平天帝国の子爵位の華族、法務省民事局長補佐
亜梨奈と同じく先代新田子爵のことで何度も新田家を華族委員会から庇っており、苦労を強いられていたため大貴に対して強く当たる。


中川なかがわ桜子さくらこ(22)
龍之介の妻、中川子爵夫人


二階堂にかいどう浪子なみこ(51)
太平天帝国の華族、二階堂男爵夫人
植民地管理院の筆頭財政管理官
夫である二階堂男爵とは当時では珍しい恋愛結婚。生家は純血一族である鷹屋敷たかやしき伯爵家


栗田くりた光恵みつえ(82)
太平天帝国の華族、栗田公爵未亡人
蒼士の名付け親。現在は帝国の政界と社交界から身を引き、世界中を旅して余生を過ごしている


赤城あかぎナツ(59)
栗田公爵未亡人に仕えるメイド


横田川よこたがわ真帆まほ(37)
太平天帝国の公爵位の華族、第84代内閣総理大臣
蒼士が最も信頼を置く家臣。蒼士が中等教育を受けていた頃に先帝に頼まれ家庭教師をしていた経験もある


京夫谷きょうふだに元親もとちか(23)
太平天帝国の江流波に住む平民の男
大貴とは高校時代からの親友で大学卒業後に大貴が華族であることを知った。


弥勒院みろくいん直人なおと(61)
太平天帝国の侯爵位の華族、内閣府事務次官
元穏健派を率いていた筆頭華族。横田川公爵に説得されて第一天子派に所属した


川端かわばたけん(29)
太平天帝国の伯爵位の華族、宮内大臣
どの派閥にも所属しない自然派の華族だったが第二天子の荒れように呆れ、第一天子派の家臣になった


橋口はしぐちゆき(48)
太平天帝国の伯爵位の華族、貴族院議長
何百年も前から横田川家と親しい関係にあるため皇位継承争いが勃発するとすぐに蒼士に忠誠を誓っていた。そのため蒼士からの信頼も厚く、横田川公爵からも絶大な信頼を寄せられている
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

その溺愛は伝わりづらい!気弱なスパダリ御曹司にノンケの僕は落とされました

海野幻創
BL
人好きのする端正な顔立ちを持ち、文武両道でなんでも無難にこなせることのできた生田雅紀(いくたまさき)は、小さい頃から多くの友人に囲まれていた。 しかし他人との付き合いは広く浅くの最小限に留めるタイプで、女性とも身体だけの付き合いしかしてこなかった。 偶然出会った久世透(くぜとおる)は、嫉妬を覚えるほどのスタイルと美貌をもち、引け目を感じるほどの高学歴で、議員の孫であり大企業役員の息子だった。 御曹司であることにふさわしく、スマートに大金を使ってみせるところがありながら、生田の前では捨てられた子犬のようにおどおどして気弱な様子を見せ、そのギャップを生田は面白がっていたのだが……。 これまで他人と深くは関わってこなかったはずなのに、会うたびに違う一面を見せる久世は、いつしか生田にとって離れがたい存在となっていく。 【7/27完結しました。読んでいただいてありがとうございました。】 【続編も8/17完結しました。】 「その溺愛は行き場を彷徨う……気弱なスパダリ御曹司は政略結婚を回避したい」 https://www.alphapolis.co.jp/novel/962473946/911896785 ↑この続編は、R18の過激描写がありますので、苦手な方はご注意ください。

無自覚両片想いの鈍感アイドルが、ラブラブになるまでの話

タタミ
BL
アイドルグループ・ORCAに属する一原優成はある日、リーダーの藤守高嶺から衝撃的な指摘を受ける。 「優成、お前明樹のこと好きだろ」 高嶺曰く、優成は同じグループの中城明樹に恋をしているらしい。 メンバー全員に指摘されても到底受け入れられない優成だったが、ひょんなことから明樹とキスしたことでドキドキが止まらなくなり──!?

祝福という名の厄介なモノがあるんですけど

野犬 猫兄
BL
魔導研究員のディルカには悩みがあった。 愛し愛される二人の証しとして、同じ場所に同じアザが発現するという『花祝紋』が独り身のディルカの身体にいつの間にか現れていたのだ。 それは女神の祝福とまでいわれるアザで、そんな大層なもの誰にも見せられるわけがない。  ディルカは、そんなアザがあるものだから、誰とも恋愛できずにいた。 イチャイチャ……イチャイチャしたいんですけど?! □■ 少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです! 完結しました。 応援していただきありがとうございます! □■ 第11回BL大賞では、ポイントを入れてくださった皆様、またお読みくださった皆様、どうもありがとうございましたm(__)m

キンモクセイは夏の記憶とともに

広崎之斗
BL
弟みたいで好きだった年下αに、外堀を埋められてしまい意を決して番になるまでの物語。 小山悠人は大学入学を機に上京し、それから実家には帰っていなかった。 田舎故にΩであることに対する風当たりに我慢できなかったからだ。 そして10年の月日が流れたある日、年下で幼なじみの六條純一が突然悠人の前に現われる。 純一はずっと好きだったと告白し、10年越しの想いを伝える。 しかし純一はαであり、立派に仕事もしていて、なにより見た目だって良い。 「俺になんてもったいない!」 素直になれない年下Ωと、執着系年下αを取り巻く人達との、ハッピーエンドまでの物語。 性描写のある話は【※】をつけていきます。

隣人、イケメン俳優につき

タタミ
BL
イラストレーターの清永一太はある日、隣部屋の怒鳴り合いに気付く。清永が隣部屋を訪ねると、そこでは人気俳優の杉崎久遠が男に暴行されていて──?

これがおれの運命なら

やなぎ怜
BL
才能と美貌を兼ね備えたあからさまなαであるクラスメイトの高宮祐一(たかみや・ゆういち)は、実は立花透(たちばな・とおる)の遠い親戚に当たる。ただし、透の父親は本家とは絶縁されている。巻き返しを図る透の父親はわざわざ息子を祐一と同じ高校へと進学させた。その真意はΩの息子に本家の後継ぎたる祐一の子を孕ませるため。透は父親の希望通りに進学しながらも、「急いては怪しまれる」と誤魔化しながら、その実、祐一には最低限の接触しかせず高校生活を送っていた。けれども祐一に興味を持たれてしまい……。 ※オメガバース。Ωに厳しめの世界。 ※性的表現あり。

婚約破棄したら隊長(♂)に愛をささやかれました

ヒンメル
BL
フロナディア王国デルヴィーニュ公爵家嫡男ライオネル・デルヴィーニュ。 愛しの恋人(♀)と婚約するため、親に決められた婚約を破棄しようとしたら、荒くれ者の集まる北の砦へ一年間行かされることに……。そこで人生を変える出会いが訪れる。 ***************** 「国王陛下は婚約破棄された令嬢に愛をささやく(https://www.alphapolis.co.jp/novel/221439569/703283996)」の番外編です。ライオネルと北の砦の隊長の後日談ですが、BL色が強くなる予定のため独立させてます。単体でも分かるように書いたつもりですが、本編を読んでいただいた方がわかりやすいと思います。 ※「国王陛下は婚約破棄された令嬢に愛をささやく」の他の番外編よりBL色が強い話になりました(特に第八話)ので、苦手な方は回避してください。 ※完結済にした後も読んでいただいてありがとうございます。  評価やブックマーク登録をして頂けて嬉しいです。 ※小説家になろう様でも公開中です。

離したくない、離して欲しくない

mahiro
BL
自宅と家の往復を繰り返していた所に飲み会の誘いが入った。 久しぶりに友達や学生の頃の先輩方とも会いたかったが、その日も仕事が夜中まで入っていたため断った。 そんなある日、社内で女性社員が芸能人が来ると話しているのを耳にした。 テレビなんて観ていないからどうせ名前を聞いたところで誰か分からないだろ、と思いあまり気にしなかった。 翌日の夜、外での仕事を終えて社内に戻って来るといつものように誰もいなかった。 そんな所に『すみません』と言う声が聞こえた。

処理中です...