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18.救いのない話

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王都にある中央国法管理局は第一騎士団の拠点だった。
第三隊長のフェイデンは、ドルバインの拘束されている牢の前にいた。

奥の寝台に座ったドルバインは、その表情を髭の下に隠している。
鉄格子越しに、フェイデンはドルバインを睨みつけた。

「俺にナリアを引き合わせたのはお前のはず。なぜ今になって俺からナリアを奪おうとする」

「そんなことはしていない。以前、俺は彼女に結婚時代の俺の過ちについて謝罪に行った。
彼女の名誉を傷つける行為をしたことを詫びたが、その時、彼女は俺を許さなかった。それは当然のことだ。しかし彼女は、俺を非難し許さなかった行為が、貴族らしからぬ振る舞いだったと思い、俺に結婚当時のことは忘れても良いと言いに来てくれた。
俺達は和解し、彼女は帰った。フェイデン、君のことも優しい素晴らしい夫だと語っていた。俺達は何もしていない」

「お前がとんでもない変態だという話は有名だ。確かに公の場で証言出来る者はいないが、お前の別荘で働いていた召使の男を一人捕まえた。彼ならば証言出来るだろうな。
お前が擁護してきた会のことが公になれば、お前がナリアに手を出そうとしたことも証明できる」

ドルバインは暗い眼差しを上げ、通路に立つかつての友人を真っすぐに見た。

「お前は、俺をどうしたいのだ?彼女に話を聞けばわかるはずだ。
彼女はお前を愛しているし、俺はお前が彼女を幸せに出来ると信じて引き合わせた。俺がそれを壊すようなことをするわけがない。罪のない無力な男を連れてきても、真実は変わらない」

「お前の恥ずべき実態を晒してやる。俺を出し抜こうとした報いを受けてもらう」

深い憎しみを滲ませたその声に、ドルバインは軽く首を横にふり、小さくため息をついた。

「ナリアの名誉は考えたのか?」

怒りと嫉妬がおさまらないフェイデンは、血走った目でドルバインを睨みつけた。

「やはり、お前はまだナリアを!おぞましい男だ。人妻になるのを待って手を出すとは。全てはお前のせいだ。彼女にも罰を受けてもらう」

ナリアは何もしていないと庇おうとして、ドルバインは口を閉じた。
ドルバインがナリアを庇えば、フェイデンはさらに逆上するかもしれない。
互いに愛情が残っていると思うだけでも、フェイデンには許し難いことなのだ。

フェイデンが腹立ちまぎれに牢屋の前面を蹴り上げ、足早に立ち去った。
それを見送り、ドルバインは寝台に横たわった。

自身の欲望を封じ、表に出さなければこんな事件は起こらなかったかもしれない。
ドルバインはそう思ったが、彼らと過ごした時間はかけがえのないものだったと思い直した。

始めたことの後始末は一人でとらなければならない。
自分一人の命でどれだけの物が守れるか、ドルバインは静かに考え始めた。
容姿の醜い、引退した老兵が一人死んでも誰も困らない。

純朴なカインとアロナの姿が頭に蘇る。
とるに足らない命と判断されてしまう平民は、守り切れないかもしれない。
その恐れに、ドルバインはじっと耐えた。



――


領主のダーナスの城から帰ってきたアロナは、村の前に人だかりが出来ていることに気づき、馬の足を止めた。
すぐに道を引き返し、村を迂回し採石場のある山に向かう。

幸い、日は暮れかけており、周囲は薄暗く郊外の家に向かうアロナに気づく者はいなかった。
まだアロナの家にいた隣人のマーラとカルビンが、厩舎から出てくるアロナを見つけ、すぐに走ってきた。

「アロナ、村の門を見たのね?周辺の村々が農地を改善させるための補償が止まったと騒いでいるの。手続きやその交渉をドルバイン様がしてくださっていたから、その手続きが全部止まってしまい、村長が代わりに責任を取れと迫られているの。ルータスの不始末を償うために、村のお金を使えと責められている。
ルータスが関わっていた犯罪組織の事件の担当が王都の国法管理局に移ったから、犯罪者を出したこの村は、補償対象外になったと正式な通知もきたわ。
中央の目があってドルバイン様の仕事を支持するようなことが今は出来ないらしくて、領主様からはその件については調査中としか答えられないらしく、お金は出せないけど税は免除すると通知が来た。
でも……生活の保障はないし、皆生きていくのに大変で……」

涙声のマーラは、完全に動揺していた。
もし村が責任を取ることになれば、全てを根こそぎ奪われてしまう。

カインもドルバインも消え、村まで消えてしまうことになる。

アロナはカルビンとマーラと共に、人々が押しかけている表門に向かった。
粗末な柵で囲まれた村の入り口には、怖い顔をした農民たちが詰めかけている。

村長は彼らの前で頭を下げていた。

「この村にも被害にあった者達がいる。生活が苦しいのはどこも同じだ。ドルバイン様のおかげで新たな果実を作ることが出来たところもあるが、それが間に合わなかったところもある。村の金だけは許してくれ。彼らにも生活がある。
ルータスの父親として精一杯償いたい気持ちはあるが、村の皆には何の責任もない。
命を差し出しても構わない。だけど、どうか村のことは許してくれ」

「お前の命など、何の価値もない」

集まった他の村の男達は怒っていたし、この村から金目のものを奪う権利があると信じていた。
そう思い込まないことには、自分たちの暮らしも守れないのだ。

強盗のように村に押し入ってこようとする男達を、村長の周りを固めた村人たちも押し返そうと前に出た。

「家族の食い扶持を守るためなら、俺達も引けない」

少ない稼ぎや限られた収穫物、そうしたものを少しでも多く得ようと、どの村の人々も必死だった。

「ううう……わああああああっ」

突然、アロナが大声で叫んだ。
一斉に、男達がアロナの方を振り返る。

アロナはスカートをまくり、柵の上によじ登るとその上に立った。
涙に濡れた顔を上げ、貧しい人々をぐるりと見回した。

「なんて、情けないの!力の弱いものにしか強く出られないの?
犯罪組織を野放しにしてきた国には責任はないの?私たちは美味しい食べ物をたくさん作っている。貴族たちはそれを食べるだけよ。そのかわり私達の生活を守ってくれているのでしょう?それなのに、犯罪者を野放しにして、助けてもくれない。
仕方ないと諦めて、私達は少ない資源を奪い合っている。
力の無い者は踏みにじられるばかり。それなのに、ドルバイン様は、力の無い者を守るのは権力を持つ者の役目だと考えてくれていた。
皆、それを知っているはずよ。ルータスやその父親を責めて何がどうかわるの?
それで今年をしのいでその後は?ドルバイン様がいなくなれば、誰が私達を守ってくれるの?領主様だって守るものがたくさんあって国には逆らえない。
私達はこれからもずっと弱い者同士で、生活が苦しくなれば少ない食料を奪い合っていくしかないのよ!自分が生き残るために、たいした罪も犯していない人を無理やり罪人にしたて、お金や食料を奪い、自分だけは生き残ろうと浅ましく争うのよ!情けないわ!小さくて無力で何も出来ない。そんな未来まっぴらよ!」

助けられない夫のこと、ドルバインのこと、正しいことと間違っていることがはっきりしているのに、動けない領主様のこと。
それから、個人的な恨みで動いている騎士を止められない国のこと、自分が何も出来ない悔しさも相まって、アロナは泣きながら叫んだ。

「さっき、領主のダーナス様のところに行って来たわ。ドルバイン様も私の夫も助けられないと言われた。
でも、私はドルバイン様に雇って頂いたおかげで、この村に多額の寄付をしてきた。そのおかげで暮らしを豊かにした人もいたし、ドルバイン様の知らせのおかげで今年の収穫を諦めなくて済んだ人だって多いはずよ。
ドルバイン様の助けを得て、売られた奥さんを買い戻すはずだった人だっているでしょう?」

ぴたりと言葉を止め、アロナは自分に注目している人々を見た。

人々は真剣な顔でアロナの方を向いている。
それを確かめ、アロナは再び口を開く。
淡々とドルバインがなぜ悪評を被って引退したのか、その真相と共に、これまでドルバインが領地のため、領民のためにどれだけのことをしてきたのかを語り、秘密の会についても暴露した。

熱心に耳を傾ける彼らに、アロナは言葉を叩きつけた。

「ドルバイン様を助ける必要があるわ。このままでは、私達はいつか飢えて死んでしまう。大切な人を買い戻せないまま借金を抱えて生きていくことになる。
この村が破産し、全員が死んでも次はまた違う村で、何か罪を被せられ滅ぼされることになる。
私達は無力で、潰されるだけの存在。でも弱い者同士で互いを罵り、少ない資源を奪い合っても未来はない!」

不安定な柵の上で、アロナは右手の拳を振り上げた。

「平和な暮らしを取り戻したいなら、戦う必要がある。
来年も、その次の年も、ずっと安心して暮らしていきたいなら、守ってくれる権力者が必要よ!」

赤く染まる空の下、もう一度人々を見回し、アロナは叫んだ。

「ドルバイン様さえ戻ってくれたら、私達はこんな風に争う必要はなくなる。
ここで無力な人を叩いて小銭を奪っていても未来はない。でも、ドルバイン様を助けることが出来たら、今までの安心な暮らしを取り戻せる。その道は一つしかない。私に考えがあるの。聞いてくれる?」

真剣な表情でアロナの話を聞いていた人々は驚愕の表情になった。
こんな状況下で良い案があるなんてとても思えない。

しかしアロナは堂々と胸を張ってそこに立ち、自信に満ちた表情をしている。
その姿に、熱くなっていた彼らはようやく冷静さを取り戻し始めた。

顔を見合わせ、今まで築いてきた関係を思い出す。
そこに見知らぬ人間は一人もいない。誰もが顔見知りであり、村は違えど、ことあるごとに寄り合いを開き、慎ましくも力を合わせて生き抜いてきた仲間だった。
それがこんな風にいがみ合う関係になってしまうのは、生活が少し傾いただけで、生きていけなくなってしまうからだ。

自分の家族や愛する人を守るためなら、仲が良かった友人からでさえ財産を奪わなければならない。
そんな風に考えるまで追い詰められてしまう。
わずかな罪をあげつらい、自分の行為を正当化して、少しでも優位にたてば相手に何をしてもいいと考えようとする。

学もなく貧しいために、そうして乗り切ることしかできない。
それが正しい行いかどうかは二の次なのだ。
アロナはさらに声をはりあげた。

「もし皆が賛同してくれるのならば、領主様にも協力をお願いするわ。その交渉は私がする」

それからアロナは淡々とその作戦について語りだした。
それは完全な思い付きであり、緻密な計画ではなかったが、アロナは迸るような感情に任せ言葉を並べ続けた。

その驚くべき話を相槌一つ打たず聞いていた村人たちは、最後に黙って顔を見合わせた。
憎しみや怒り、不安や狂気に襲われ、正気を失いかけていた人々の目には、強い信念が宿り、その心には大切なもの、守るべきもののために力を合わせる覚悟が生まれていた。

アロナは決然と顔を上げ、座り込んでいた村長を助け起こした。

「命をかけてくれますか?」

顔を赤くした村長は、涙と鼻水を袖でふき取り、黙って頷いた。



――



カインは王都の中央国法管理局の牢内にいた。
村を出てもう数日が経っていた。
そこで強要されたのは、やはりドルバインの不利益になる証言だった。

「ドルバインがあの別荘で何をしているか、証言してもらいたい。ドルバインが人の妻を寝取るのが好きな変態で、お前の妻を抱いて遊んでいると証言してくれたらいい。嘘ではないのだから出来るだろう?」

フェイデンに言われ、カインは首を横に振った。

「いいえ……。それは真実ではありません。ドルバイン様のお屋敷では厨房の仕事を主に担当していました。冬に良い仕事を与えてくださり、本当に感謝しております」

「ではナリアは?ドルバインのところに何をしに行った」

カインは目を伏せた。

「ナリア様は……ドルバイン様と話をしておられました。それだけです。その、旦那様と幸せに暮らしている話を聞いて、ドルバイン様は良かったとおっしゃいました。
ナリア様には護衛の方や侍女の方々もいたので、二人きりで話していたわけではありません。
私もお部屋にお茶を運びました」

「それは違う!」

フェイデルがすごむような口調で叫び、カインの肩がびくんと跳ねた。

「召使たちは一度部屋を出された。お前は部屋に残ったと聞いている。ドルバインは俺の妻に手を出したはずだ。そうだろう?」

カインは震えながら首を横に振った。
直後、鈍い音が響き、カインの体が後方に吹き飛んだ。
置かれていた寝台に背中をぶつけ、カインは牢の床に倒れ込む。

顔を腫らし、口から血を滴らせているカインを、フェイデンはもう一度襟元を掴み引っ張り上げた。

「もう一度聞く。ドルバインは、ナリアに手を出しただろう?」

痛みに顔を歪め、恐怖に泣きながら、カインは首を横に振った。

「いいえ……」

フェイデンの拳が振り下ろされ、カインは悲鳴を上げて後ろに転がった。
頬を抑え、痛みに呻きながら体を丸める。

「お、お許しください……本当なのです。嘘はついていません」

「誰が真実を言えと言った?俺の望む答えを言えばいい。俺に逆らうな。いいか、もう一度聞く。ドルバインはナリアに手を出したな?」

もし出したといえば、ドルバインは罰を受けるのだろうとカインは思った。
殺されてしまうかもしれない。
生きて戻るなら、「はい」と答えるべきだとわかったが、カインは力なくうなだれ、横に首を振った。

もう一度、胸倉を掴まれ、ひっぱりあげられる。

「妻がどうなってもいいのか?」

カインの目から涙が溢れた。
アロナのためなら、ドルバインは売るべきだ。
だけど、そんなことをしてアロナは許してくれるだろうか。

「妻は……何もしていません。どうか……許してください。私たちは、貧しく、冬の稼ぎに困って働いていただけです。仕事を奪われたら死んでしまう」

妻や娘を売って冬を乗り越える家だってある。皆、血を流して生きているのに、フェイデンはたった一度の浮気容疑で、許せないと大騒ぎをして人を殺そうとしている。
なんて贅沢な話なのだろうとカインはぼんやりと思った。

夜道で男に襲われ、泣いて家に帰ってきた娘や妻を抱きしめ、守ってやれなくてすまないと涙を飲んでいる貧しい男達だってきっとたくさんいるのに。

カインは腫れあがった顔を涙で濡らしながら、アロナのことを考えた。
もうあの柔らかく甘い体を抱きしめることは出来ないかもしれない。勇敢で無謀で、太陽のように明るいアロナは、自慢の妻で、化粧をして着飾った貴婦人たちの中にいても一番美しかった。

「殺してください……」

罪のないドルバインを殺すための陰謀に使われるぐらいなら、その方がいいだろうとカインは思った。

フェイデンは立ち上がり、カインの腹を蹴り上げた。

「ぐっ……」

血を吐きだし、カインは身をよじって床に這いつくばる。

「お前の考えが変わるまで、一日待ってやる」

フェイデンが牢を出て行き、しばらくすると、甲冑に身を包んだ大男が現れた。
その手には棘のついた棍棒が握られている。

これが話に聞く拷問吏だろうかと、その不気味な姿を見上げ、カインは他人事のように考えた。



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