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番外・後日談
10. ほんのりイチャイチャと今後の予定
しおりを挟むあの日、ラウルが見たことのない深刻そうな顔で報告してきて、目が点になったんだよな……。
子猫もきゃらきゃら笑いながら報告に加わり、滅多にない思考停止を久々に味わったよ。
我が妹、末恐ろしや……。
『これはやられましたな』
『さすがは妹君』
父の会(仮称)の騎士達が頭をかきながら笑い、その姿が頼もしく輝いて見えたよ。今後も何かあったら相談に乗ってください。
というわけで無事? シルヴィアの刺繍入り手巾は俺の部屋に飾られましたとさ。
「あれからもう少しで、一年が経つのだな」
「そうですね」
俺の視線の先に目をやり、同じことを思い出したのだろう。アレッシオが可笑しげに目を細めていた。
メイド達が退室し、俺とアレッシオはそれぞれ自室の風呂に入った。壁をぶち抜いて良かったよ、これまではどちらかの部屋へ移動するたび騎士達に見られていたから、だいぶ気が楽になった。
一応は内扉を付けたけれど、なんなら外しちゃっていいんじゃないか?
湯上がり後、開けっ放しの内扉を形だけノックして入ってくるアレッシオも格好よくて捨て難いんだがな……!
風呂を上がった直後に寝ないほうがいい、ていうのは風呂文化の根付いているこの国の人々も知っていて、だいたい三十分から一時間ぐらいは間を空ける。
ベッドサイドに用意していた小さな丸テーブルに爽やかな果実水を用意し、椅子に座って向かい合い、シルヴィアのプレゼントにまつわる俺のアホな思い出話に興じた。
今夜は何もせずに眠る日だ。もう遅いし、今朝はかなり早くに起きてずっと忙しかったからね。
王族級の結婚式となると、参加する側も一日がかりなんだよ。お式を挙げてハイ解散とはならないし、夕食もふるまわれて、懐かしい友人達と集まって話しこんじゃったし。
明日も朝から外出予定があって忙しくなる。
以前は何もしない時、別々の寝室で眠るようにしていた。ひとつベッドに入って何もせず眠る、ていうのがもうお互い無理でさ。
いつの間にかアレッシオに身体をまさぐられていたり、逆に我慢をしてくれているアレッシオに俺がねだりまくったり。何度も添い寝チャレンジに失敗して、しない時は同衾なしと執事モードのアレッシオに決められてしまった……。
今はもう落ち着いて、普通に一緒に寝られるようになったよ。人って成長するものなんだなあ。初回の成功までにどれだけかかったかな? ……成長速度が亀にもほどがあるね。
もちろん俺としては嬉しい。だってアレッシオと恋人関係になれた後は、独り寝が本当~に寂しくてたまらなかったんだ。あの寂しさが反動になってしまって、次に一緒にベッドに入った時はどうしても激しいことに……ゴホゴホ。
「そろそろ寝ましょうか」
「ん」
ほどほどの時間になると、アレッシオが軽い感じで促してくれる。少しでもそんな空気を匂わせられたら、俺は今でも簡単にスイッチ入っちゃうからね。
……落ち着きましたよ? なんたって一緒にベッドに入って、ぴったりくっつき合っているのに、何もしていないんだから。ぴったりくっついてるけどな。
だって夏が来たら暑くてベタベタできなくなるし、アレッシオ不足に陥りやすいんだよ。今のうちにたくさん補給しておかなきゃいけないじゃないか。
やんわり腰を抱かれ、髪にキスを落とされた。心地良くてクスクス笑いながら、胸板に頭をこすりつけた。こういうじゃれ合いもできるようになって嬉しい。
唇に欲しいなと思わなくもないけれど、それは俺のスイッチが入ってしまうからダメだ。
それはもう秒で入る。ポチリとな。
「おやすみなさい」
「ん……」
ゆるゆると睡魔に包まれながら、自分の唇が自然と笑みを形作るのを感じていた。
■ ■ ■
六月。王都に集まった友人達とも一通り会えた。
従者トリオの恋愛模様も訊きたかったんだが、新婚さんのルドヴィクの邪魔をしては悪いからと遠慮していると、公爵閣下その人が手土産持参で教えに来てくれた。俺は酒を好まないとご存知なので、土産はもっぱら食い物だ。
どうやらカルネ殿、ジャッロ殿、アルジェント殿の三人ともお見合いをしたらしい。公爵閣下はあの三人のこともちゃんと幸せになって欲しいと考えており、相手のお嬢さんの人柄を特に重視させるようそれぞれの家長に言っておいたのだった。
その見合いの席で、彼らは相手のお嬢さんにすっかり惚れ込まれたそうだ。
で、彼らもそれがまんざらでもないと感じるお相手だったと。
ほうほう。
話を聞くだけでもいい感じのお嬢さんじゃないの? これは成り行きが楽しみだ。
お忙しい公爵閣下は一~二時間しかいられなかったが、話術がたくみで話題も豊富な方なので、わずかな時間だけでも会話の濃密さ、情報量がすごい。
ホスト側をたっぷり楽しませてくれたあと、颯爽と帰って行かれる後ろ姿には、「二十年後にはこんな男になりたい」と憧れずにはいられなかった。
「本日はこれ以降、特に予定は入れておりません。来月からの予定についてお話をしてもよろしいでしょうか?」
「そうだな。そろそろ近い予定も多いしな」
王都での用事はあらかた片付いたけれど、七月以降からは領地での予定が目白押しになる。
俺は一人掛けのソファに座り、アレッシオは飲み物の準備をしてから脇に立った。
今月後半には王都を発ち、七月頭には本邸へ戻る。
それ以降だが……
七月。妻が身重のためずっと領地にいるニコラから不在時の話を聞き、それから領内の視察。
並行して、九月の祭りについての打ち合わせも行いたい。
第二回ロッソ杯のことだ。今年もやりたいと熱望する領民の声は多い。
時期としては前回と同じく、涼しくなった頃に行いたいが、俺は秋の収穫祭も再開したいと思っていた。
いっそ、ロッソ杯の時期をずらして収穫祭と合体させる方法もありかもしれない。これは領の様子を確認の上、ニコラも含めて要相談だ。
八月。ジルベルトが夏期休暇で本邸に戻る。
それと別に、ルドヴィク達が本邸に滞在するかもしれない。これは確定ではなく、現時点では曖昧な予定だった。
九月。変更がなければ第二回ロッソ杯を行う。
側近達とエルメリンダには言ってあるんだが、俺、うちの領地を食の聖地にしてやりたいと目論んでるんだよね。
どんな土地でも息が長く続くのは、清潔な環境でメシの美味い場所だと俺は思っている。この二点に関しては、今後力を入れていく所存である。
なので出場者にはよほどの金持ちでもない限り、食事付きの宿を提供するつもりでいた。タダで清潔な宿に泊まれて、美味いメシもつくんだぞ。帰ったら故郷の人々にたっぷり土産話をしてもらいたい。
十月。領内の畑で収穫ラッシュの見込み。一年で最も農家の皆さんが忙しい時期。収穫量は『俺』のいた世界ほどではないけれど、人力の部分が多くを占めるから大変だ。
最後に十一月の一日。
その日は《ファタリタの祝祭日》だ。こちらの世界のお盆のようなものである。
こちらでは葬式はしても、墓参りはしない国が多い。アルティスタ王国もそうだ。
『俺』としては「何でしないの?」だが、こちらの世界の人からすれば「何でするの?」という反応になるんだよ。国によってはするところもあるけど、ごく少数だ。
亡くなった人々の霊という概念はあって、それに関して重要なのが《ファタリタの祝祭日》。この日は亡くなった身内などの想いが、残された人々に夢や幻を見せることが多いと言い伝えられている。
実際はそんな不思議な出来事なんてそうそうない日だから、普通のお祭りの日みたいなものだけれど。
アルティスタ王国の国民性は、男性が他国より情熱的で、どちらかといえば陽気な人間が多い。暗い話題は明るい話題で吹き飛ばす主義の人が多めだ。
《ファタリタ》の祝い方も国によって違うと聞く。他国では一日中、お通夜のようにひっそり過ごすところもあるが、我が国では「辛気臭い顔をしていないで亡き人々を明るく偲ぼう」という考え方が主流だ。
それを「不謹慎だ」と眉を顰める国もあれば、「亡き人々も安心するだろう」と共感を覚える国もある。本当にこのあたりはお国柄というやつだ。
『俺』としては不謹慎という意見に共感しそうになるけどね……。でもずっと暮らしていれば、よほどでなければ慣れてくるもんだよ。
ついぞ慣れなかったのは「男が情熱的」の部分。俺はこの世界で、色恋に関してはシャイの部類だ。
基準はアレッシオだけじゃない。あのニコラだって、奥さんにはまめまめしいんだからな。
「……なあアレッシオ。ニコラはミラにその、愛の言葉を囁いたりなどしているのだろうか?」
「唐突ですね。普通に惚気ておられますよ」
「なんだと!? いつ!?」
「そういえば大抵あなたのいない時でしたね。側近仲間や部下にはちょくちょく言っていますよ。『ミラは凛々しい女性ですが可愛らしくもあるのです』、『ミラと一緒になれて僕は幸福です』などなど。おめかしをしたミラに『その装いとても似合っていますね、あなたのためにあるようです』などと言っているのを見たこともありますよ」
「嘘だろう!?」
大ショックだ。そういうのは短期間でサラッとできるようになるものではないはず。つまり、ニコラもしっかり色恋に強めなアルティスタの男だったわけか。
そうでなくとも元攻略対象、立派なダーリンになる素養はあってしかるべきだったんだな……!
「『自分もそういうセリフを言えるようにならないといけないだろうか』って悩んでんぞ」
「おや、そうなのですか」
こら子猫、寝てると思ったらいきなりバラすんじゃありません!
俺にそういうのはムリだってわかってんだから!
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