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3章 ちゃんとお仕事します

18.本能さんの出番です(1) *

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 エロさに引き寄せられて思わずしちゃってた?! いや、ウォーレンの手が頭の後ろに回っていて逃げられない!
 ……ってことは、向こうからされてるのか?!

「ん……あ」

 舌を突っ込まれて口内をなぶられるとゾクゾクする。
 媚薬のせいか、やけにウォーレンの口内が熱い。ウォーレンの足にまたがって誘われるままに舌を絡めた。

 媚薬のせいで理性が飛んでる相手ってのはわかってる。でも求められて応えなくちゃクラレンス・ミラーの名が廃れる。
 ウォーレンのうなじを撫でながら、濃厚なキスに没頭した。

「は……」

 座ったままのウォーレンの太ももにまたがるとちょうど股間があたる。
 既に硬いウォーレンのそこに俺の息子もこすりつけると、ウォーレンがピクっと震えた。

「な……出していい? カチカチで苦しくてさ。あんたのソコもさ?」
「あぁ……ランス、でも、こんな……っ」
「だめだめ、理性さんは寝てて。本能さんの出番ですよ~」

 ぼんやりした目なのに、まだ少しの抵抗感が残っていたらしい。
 手つきのおぼつかないウォーレンに代わって下穿きをくつろげると、硬くなったものを出してやる。

「ほら、もう濡れてんじゃん」

 先走りを塗りつけるように手を動かすと、ウォーレンがうめいた。

「うぅ……ランスっ……離して。すぐにいってしまう」
「イけよ。ほら、俺だってもうビンビンだし」

 俺の息子もちょいと下着を下ろすと解放に喜んで飛び出した。
 ピンクのスパンコールつきパンツはポイッと床に捨てた。

 ウォーレンのチンコはデカいし、ドクドク脈打ってる。俺のと一緒に擦ると、既に先走りで泣いてたそれはすぐにイッた。
 荒い息を繰り返しながら、トロンとした目が欲情に濡れている。その目にさそわれて、またキスした。

「ん」

 ウォーレンの唇が媚薬のせいか、細かく震えている。
 その唇をついばみ、サラサラする髪を撫で梳く。股間の息子たちを一緒に擦っていると、だんだん俺も快感の波がきた。

 俺がイク頃には、ウォーレンもまたイッた。もう手も腹も精液でドロドロだ。
 俺の肩にもたれてぐったりするウォーレンの息が首にかかる。それがくすぐったくて、腰がうずく。

「ウォーレン」

 ぐったりしたまま寝てんじゃないだろーな?
 ドロドロの手はシーツで拭って、ウォーレンの髪をかきあげてやる。
 汗にしっとりした金髪のしたから、欲情に潤んだ緑の目がこっちを見ていた。
 ゾクゾクする目だ。

「はぁ……すまない。こんな……ことにつきあわせて」
「なに、こっちの不手際だ。それに、お清い神官様でも、たまには抜かないと、変な時にたっちまうだろ? 聖典を朗読しながら、とかさ」
「っ! からかうな……っ」

 ずっと俺の肩にもたれて脱力していたウォーレンも、ようやく体に力が戻ったのか身を起こした。
 虚ろだった目がさっきよりはっきりしてみえる。

「……いや、すまない。少し、頭がまともになった。そろそろおさまった気がする」

 そういいながらベッドから降りたウォーレンは、数歩で立ち止まり、プルプル震えながら崩れ落ちた……。

「む、むりだった……」
「だな」

 生まれたての子鹿みたいな足腰で内心笑える。まだ全然薬が抜けてないんだろ。
 ウォーレンを支えてベッドに寝かせると、服越しでもウォーレンの息子がまたガチガチに固くなっている。

「手で擦ってばっかりだと痛くなるかもしんないな」

 裏筋をベロッと舐め上げた。

「な、なにをっ!」

 竿を咥えて喉奥で抜く。

「はっ……あ……!」

 不思議だ。
 こんなところでも、ウォーレンのあの柑橘のにおいがする。目の前にある茂みににおいが残ってんのかな?

 ウォーレンのチンコはなかなかデカい。全ては咥えられずに、根元と玉を手で扱く。
 また感じ始めた息が聞こえた。掠れた吐息がやっぱりエロい。
 ウォーレンのにおいをかぎながら、咥えてると俺もエロい気分になってきた。

 回復してきた俺のチンコを片手で慰めながら、ウォーレンのものを口で抜く。
 気持ちいいのか、ピクピク腰が跳ねている。

「……ランスっ!」

 ウォーレンに頭をつかまれた。そのまま腰を振って喉奥を突かれて苦しい。
 ビクッと震えたウォーレンのものからドッと精液が流れ出た。
 3回目だけど、まだ濃い。それに、まだ立ちそうな気配もある。

「すまない……ランス」

 頭を掴む手が緩んで、プルプル震えている。
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