ニライカナイの鯨
原田隆文は、真面目な青年であった。
太平洋戦争末期、幼馴染みのゆき子と恋に落ちた隆文の元についに赤紙が届くのであった。
戦争という時代の濁流に呑まれてゆく二人が見たものとは。
亡き祖父の人生を辿る叙事詩。
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