異世界日記

メンマ麺

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旅立ち

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「俺達は、強制労働所を後にすると、冒険者組合がある町まで」
「歩き出した。道中特段に変わったこともなく」
「順調に旅を続けた、途中補給のために立ち寄った村で」
「食料や薬を買い村を経とうとしたが」

「カールが突然高熱を出し倒れてしまった出発が少し遅れるが」
「まぁどうってことない。」

「俺自身も二年間まともに休みなど取ってないから」
「丁度いい機会だと思い休暇を取ることにした」

「その日の夜俺は、妙な夢を見た。」
「女性と少女が何者かに酷い暴力を加えられている」

「泣き叫ぶ少女、その少女を守るように盾になる」
「女性だが不思議なことに少女の顔も女性の顔も何故だか」
「黒く塗り潰されたかのように、黒く表情が分からない」

「突然第三者視点から男の視点に変わり少女が何かを言っている」
「聞き取ろうとするが全く聞こえない」
「だが最後に何を言って要るかは、わかった」

「……お父さんやめてと」


「俺は、怖くなり目を背けると」
「そこは、ベッドの上だった寝汗なのか、冷や汗なのか」
「分からない汗を大量にかいていた。」

「すると部屋の扉を叩く音が聞こえた」
「扉を開けるとそこには、少しだけ心配そうな顔をした」
「宿屋の女性が立っていた」


「あの大丈夫ですか?」

「俺が何のことか分からない顔をしていると」
「女性は、俺が大声で叫んでいたと言う」

「女性に謝罪し夢でうなされていただけだと、説明すると」
「安堵の顔を見せた。」

「あの、朝食のご準備が出来ていますが召し上がりますか?」

「食べる事を伝えると女性に案内され食堂に向かい」
「席に着くと直ぐに料理が運ばれてきた」

「焼き立てのパンにトマトのスープ」
「わかどりを焼いたものどれも旨く感じるこれだけ」
「まともな料理を食べたのは、いつ以来だか思い出せない」


「食事を食べ終わり部屋に戻る途中カールの様子を見に行くと」
「起き上がれる位までは、回復したようだ」

「あと2、3日養生してもらって出発する事を伝えると」
「カールも了承してくれた。」

「旅立の日俺達は、目的地であるイランスの町に乗り合い」
「馬車を使うことにした。」

「道中何度かの休憩の後イランスの町が見えてきた」
「イランスは、高い城壁に囲まれた大きめの町であることが」
「伺える、入場審査をパスし中に入ると」

「活気溢れる人々が往来する町だ」
「そこらせましと出店が出ている、漂ってくる出店の香りに」
「流石の俺たちも我慢ができず食べ歩きをしながら」
「冒険者組合に向かうことにした」

「冒険者組合に着くと少し緊張しながら扉を開ける」
「中は、外観と違い以外に狭くこじんまりとした感じだ」

「何をすれば良いのか分からずに立ち竦んでいると」
「一人の眼帯を着けた強面の男が近寄ってきた」

「おう!兄ちゃん達ここに何のようだ?」

「冒険者登録をしたいのだが何をすればいいか分からなくてな」

「はっははなら一番左に居るカウンターの姉ちゃんに声をかけな」

「俺達は、カウンターに向かうとそこには、褐色の色の耳長の」
「綺麗な女性居る、声を掛け登録をするとこを伝えると」
「笑顔で俺達に説明をし出した。」


「其では、ご説明致します。」
「冒険者組合では、ランク制度を実施しています」
「一番始が20からのスタートになり数字低くなるほど高ランクに」
「なりますランクのあげ方ですが以来を一定数クリアすることで」
「上がります、ですが以来の失敗や貢献度などが」
「低い方は、降格処分に成ることがありますのでご注意下さい」

「それと最後に此方の冊子をお読みになって下さい」
「もし字が読めないようなら読んで差し上げる」
「ことも可能ですがどういたしますか?」

「読めるので大丈夫です」

「書いてあることは、単純だ」
「依頼を放り出すな、人の物を盗むな、他人を傷つけるな」
「依頼主を脅すななど誰でもわかりそうな事ばかり書いてある」


「読み終えた事を伝えると初心者向けの依頼を俺達に」
「渡してくれた最初の依頼は、害虫駆除の依頼だ」

「俺達は、ひとまず依頼主に話を聞きに行くことにした。」

 







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