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第4章 一通の手紙と令嬢の定め
精霊との遭遇
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ザッザッと靴が草を踏む音が静かに響く。なにもかもを飲み込むような白い霧の中をティナはただ一心に進んでいく。
独りであるという不安が湧き出るが、それを振り払うようにしながら、着実に一歩ずつ足を前に出す。
「それにしても、精霊界との境だけあって、凄まじい魔力ですね……」
そんな中、ポツリとティナが言葉を漏らす。
この先にある穴では今日、精霊界とこの世界が繋がっている。そこから溢れる大量の魔力が、一歩進むごとにどんどん強さを増していく。
自身が高い能力を持つ魔法使いであり、魔力に対して敏感なティナには、まるで魔力が津波のごとく押し寄せてくるように感じていた。
「魔物の気配は……全くありませんね。本当に結界が発動しているのですね」
歩みを続けながら周りに意識を向ける。先程まではチラホラと遭遇していた魔物であったが、柵を越えた途端ぴったりと無くなった。
それどころか空気すら変わっている。
柵を超えるまでは深い霧がかかっていたにしても周囲に生き物の存在をなんとなく感じていたがそれすら感じないのだ。
まるで世界に自分しかいないかのような感覚。外界と完全に遮断された空間であると、無意識レベルで理解する。
これが、建国の英雄たる賢者が施した霧の結界の効果なのであろう。
なるほど、たしかに凄まじい力である。こんな結界を何百年維持させるなんて、どれほどの技量が必要なのか。
そこまで考えて、ティナは結界に対する思考を終え、歩に意識を向けた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「わっ。着いたみたいですね」
霧の中での独歩行はほどなくして終わりを告げる。そもそも小さい森のほんの中心である。距離で言えば大した長さではない。
歩みを進めたティナの視界が突然開ける。一瞬驚きをあげるティナだが、すぐにそこが目的地であるとわかり、落ち着きを戻す。
そこは広場のようなスペースで、中央には石で築かれた小さな祠がある。
そして、広場の周囲には細長いこれまた石の棒が三方に三角形を成すように刺さっている。
石の棒には魔法陣が刻まれていた。非常に精緻で複雑な魔法陣が無数に、それも三本全てに様々に刻まれている。
どうやらこの石の棒が霧の結界を発動させている要のようである。
「濃密な魔力、まるで海みたいです……」
霧の中にいるときでも相当の魔力を感じていたが、ここにきて一段とその圧力は増す。
中心の祠から溢れ出ているその魔力は膨大で、ティナに、水の中にいるかのように思わせる。気を抜けば魔力に溺れてしまうかのような、そんな感覚。
ここまで感じるのは、ティナの感覚が鋭いのも理由だろう。
「あとは、この剣を祠に置いて、祈る。のでしたよね」
視線をキョロキョロと周囲に向けたティナは、儀を始める為に、手順を進める。
中央にある祠に向かうと、そこには台座のようなものがある、ここに剣を置くのだろう。
ティナは、腰に下げていた霊剣を抜くと、その台座の上に置く。
そして、一歩下がると跪き、祈りを捧げた。
1分、2分、祈り続けるが、辺りに変化は訪れない。祈るティナの中に焦燥がつのる。
そして更に数分後、ついに変化が訪れる。
ザワッと祠から溢れる魔力が更に高まったかと思うと、辺りに突風が吹いた。
風は祠を中心に空気を撫でていく。ティナはその勢いに目を瞑る。
『まぁ!今回はまた可愛いお嬢さんね!』
と、上から高い声が降ってくる。その声は直接頭に入ってくるかのようにティナは感じる。
ティナはその声の方に視線を向ける。
「っ、あなたは!?」
『あら?貴女私が見えるのね!魔力適性が高いのかしら』
そこには、1人の女性がいた。まっ白い服を着た人離れした美貌を持つ女性が祠の上に浮いていたのだ。
その女性はこちらを見て無邪気に笑っていたかと思うと、ティナの視線が向いていることに驚きを示す。
「もしかして、あなた様が精霊なのですか?」
『そうよ!私は精霊。あなた方人間にすれば自然を司る者って感じかしら』
「私はクリスティーナ・グランザム・シャリエと言います。精霊様に本当に会えるなんて、驚きです!」
『なるほど、貴女はシャリエ家の、確か加護を与えればいいのかしら?』
「はい。我が一族の成人の儀で、精霊様より加護をいただいてくるのが習わしなのです」
予想以上に軽い精霊に驚きを感じながらも、その力はひしひしと伝わってくる。その体からは魔力そのものと言ったものを感じる。それも大魔法など目がない程である。
ティナはこの精霊に畏怖を抱く。
『確かこの前も女の子が1人、この場所に来たわね』
「!エリザ姉様!」
『そうそう!確かそんな名前だったわね。あの子はどうしているのかしら』
「エリザ姉様は儀の後、すぐに事故で」
『あら、そうだったの』
一瞬辺りが静かになる。精霊の顔が悲壮になる。
『ごめんなさいね、かなしいことを思い出させてしまって』
「いえ……」
『その子も私が見えたのよ。普通精霊の姿なんてよほど魔力適性が高くなきゃ見えないの、だから嬉しかったのだけど』
「っ。そうだったのですか」
エリザベートもティナと同様、魔力の適性が高かったと言う。やはり姉妹だからであろうか。
『それじゃあ、貴女にも加護を与えなきゃね』
「はい、お願いします」
と、ティナの魔力が無意識に内から溢れ出す。ティナの目が淡く輝く。
『あら?その眼』
「『天眼』!?なんで勝手に!?」
『……なるほど、貴女いい眼を持っているのね。しかも強い意志と力を持っている』
無意識に発動された天眼を見ながら精霊がティナを感嘆するように言う。
その表情には懐かしさも滲んでいた。
『綺麗な眼。レティシアを思い出すわね』
「レティシア様をご存知で?」
『レティシア様、あの子今ではそう呼ばれているのね。あの子もあなたと同じ眼を持っていてね。強くて優しい子だったわ』
レティシア・シャリエ。シャリエ家の中でも、グランザム連合王国の建国に携わった1人であり、その力と知恵で、王国を救った英傑である。
シャリエ家が公爵としてほかの大貴族を抜いて発展するきっかけを作ったものであり、今ではおとぎ話に名前が出てくるほどの有名人である。
この霧の森があるレティシアの森は彼女の名前から付けられたものであり、霧の結界を作ることを賢者に頼んだのも彼女である。
そのレティシアはティナと同じ天眼を持っていたのだと言う。
『決めたわ!貴女にはとびっきりの加護、いや祝福を与えましょう!』
閃いた、と言ったような動作を大袈裟にした精霊はふわふわと降りてくるとティナの周りを回る。
そして、再び正面にもどってくる。
『貴女に精霊の祝福を』
「きゃあっ」
そしてこれまでにない真剣な表情をしたと思ったら、ティナのおでこに口付ける。
するとおでこから強い魔力がティナの前身を迸る。つられるようにティナの魔力が活性化しているのがわかる。
『精霊とびっきりの祝福よ!きっと貴女の助けになるわ!それと、』
口を離しニコッと笑った精霊はそのまま祠に戻る。そして台座に置かれた霊剣を持って戻ってきた。
『この剣、とても貴女に懐いているのね。深い絆が剣と貴女を繋いでいるわ。これも貴女へプレゼントしましょう!私ったら太っ腹ね!』
すると、剣が光りだし、その光が収束し玉状になる。光の玉はティナの元に飛んできた。
その光にティナが触れると、光が弾け、そこから霊剣と瓜二つの剣が現れた。
『見た目は同じだけど中身は全くの別物よ!貴女との繋がりだけを取り出して精霊の力で剣にしてみたの!』
「これが精霊の力。すごい……」
相変わらずニコニコした精霊。ティナは精霊の持つ力の一端を目の当たりにして畏怖を強める。
『でも流石に張り切り過ぎたわね。こちらの世界にいられる魔力がもう残ってないわ』
「精霊界に戻られるのですか?」
『えぇ、でも貴女には私の祝福があるのですもの。きっとまた会えるわ』
そう言って、浮き上がる精霊。その体が眩く輝く。そしてその光はそのままティナを飲み込んだ。
『またね。クリスティーナさん』
(精霊さん、名前はまだ出ていませんが別にこれっきりの登場ではないですよ!)
独りであるという不安が湧き出るが、それを振り払うようにしながら、着実に一歩ずつ足を前に出す。
「それにしても、精霊界との境だけあって、凄まじい魔力ですね……」
そんな中、ポツリとティナが言葉を漏らす。
この先にある穴では今日、精霊界とこの世界が繋がっている。そこから溢れる大量の魔力が、一歩進むごとにどんどん強さを増していく。
自身が高い能力を持つ魔法使いであり、魔力に対して敏感なティナには、まるで魔力が津波のごとく押し寄せてくるように感じていた。
「魔物の気配は……全くありませんね。本当に結界が発動しているのですね」
歩みを続けながら周りに意識を向ける。先程まではチラホラと遭遇していた魔物であったが、柵を越えた途端ぴったりと無くなった。
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柵を超えるまでは深い霧がかかっていたにしても周囲に生き物の存在をなんとなく感じていたがそれすら感じないのだ。
まるで世界に自分しかいないかのような感覚。外界と完全に遮断された空間であると、無意識レベルで理解する。
これが、建国の英雄たる賢者が施した霧の結界の効果なのであろう。
なるほど、たしかに凄まじい力である。こんな結界を何百年維持させるなんて、どれほどの技量が必要なのか。
そこまで考えて、ティナは結界に対する思考を終え、歩に意識を向けた。
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「わっ。着いたみたいですね」
霧の中での独歩行はほどなくして終わりを告げる。そもそも小さい森のほんの中心である。距離で言えば大した長さではない。
歩みを進めたティナの視界が突然開ける。一瞬驚きをあげるティナだが、すぐにそこが目的地であるとわかり、落ち着きを戻す。
そこは広場のようなスペースで、中央には石で築かれた小さな祠がある。
そして、広場の周囲には細長いこれまた石の棒が三方に三角形を成すように刺さっている。
石の棒には魔法陣が刻まれていた。非常に精緻で複雑な魔法陣が無数に、それも三本全てに様々に刻まれている。
どうやらこの石の棒が霧の結界を発動させている要のようである。
「濃密な魔力、まるで海みたいです……」
霧の中にいるときでも相当の魔力を感じていたが、ここにきて一段とその圧力は増す。
中心の祠から溢れ出ているその魔力は膨大で、ティナに、水の中にいるかのように思わせる。気を抜けば魔力に溺れてしまうかのような、そんな感覚。
ここまで感じるのは、ティナの感覚が鋭いのも理由だろう。
「あとは、この剣を祠に置いて、祈る。のでしたよね」
視線をキョロキョロと周囲に向けたティナは、儀を始める為に、手順を進める。
中央にある祠に向かうと、そこには台座のようなものがある、ここに剣を置くのだろう。
ティナは、腰に下げていた霊剣を抜くと、その台座の上に置く。
そして、一歩下がると跪き、祈りを捧げた。
1分、2分、祈り続けるが、辺りに変化は訪れない。祈るティナの中に焦燥がつのる。
そして更に数分後、ついに変化が訪れる。
ザワッと祠から溢れる魔力が更に高まったかと思うと、辺りに突風が吹いた。
風は祠を中心に空気を撫でていく。ティナはその勢いに目を瞑る。
『まぁ!今回はまた可愛いお嬢さんね!』
と、上から高い声が降ってくる。その声は直接頭に入ってくるかのようにティナは感じる。
ティナはその声の方に視線を向ける。
「っ、あなたは!?」
『あら?貴女私が見えるのね!魔力適性が高いのかしら』
そこには、1人の女性がいた。まっ白い服を着た人離れした美貌を持つ女性が祠の上に浮いていたのだ。
その女性はこちらを見て無邪気に笑っていたかと思うと、ティナの視線が向いていることに驚きを示す。
「もしかして、あなた様が精霊なのですか?」
『そうよ!私は精霊。あなた方人間にすれば自然を司る者って感じかしら』
「私はクリスティーナ・グランザム・シャリエと言います。精霊様に本当に会えるなんて、驚きです!」
『なるほど、貴女はシャリエ家の、確か加護を与えればいいのかしら?』
「はい。我が一族の成人の儀で、精霊様より加護をいただいてくるのが習わしなのです」
予想以上に軽い精霊に驚きを感じながらも、その力はひしひしと伝わってくる。その体からは魔力そのものと言ったものを感じる。それも大魔法など目がない程である。
ティナはこの精霊に畏怖を抱く。
『確かこの前も女の子が1人、この場所に来たわね』
「!エリザ姉様!」
『そうそう!確かそんな名前だったわね。あの子はどうしているのかしら』
「エリザ姉様は儀の後、すぐに事故で」
『あら、そうだったの』
一瞬辺りが静かになる。精霊の顔が悲壮になる。
『ごめんなさいね、かなしいことを思い出させてしまって』
「いえ……」
『その子も私が見えたのよ。普通精霊の姿なんてよほど魔力適性が高くなきゃ見えないの、だから嬉しかったのだけど』
「っ。そうだったのですか」
エリザベートもティナと同様、魔力の適性が高かったと言う。やはり姉妹だからであろうか。
『それじゃあ、貴女にも加護を与えなきゃね』
「はい、お願いします」
と、ティナの魔力が無意識に内から溢れ出す。ティナの目が淡く輝く。
『あら?その眼』
「『天眼』!?なんで勝手に!?」
『……なるほど、貴女いい眼を持っているのね。しかも強い意志と力を持っている』
無意識に発動された天眼を見ながら精霊がティナを感嘆するように言う。
その表情には懐かしさも滲んでいた。
『綺麗な眼。レティシアを思い出すわね』
「レティシア様をご存知で?」
『レティシア様、あの子今ではそう呼ばれているのね。あの子もあなたと同じ眼を持っていてね。強くて優しい子だったわ』
レティシア・シャリエ。シャリエ家の中でも、グランザム連合王国の建国に携わった1人であり、その力と知恵で、王国を救った英傑である。
シャリエ家が公爵としてほかの大貴族を抜いて発展するきっかけを作ったものであり、今ではおとぎ話に名前が出てくるほどの有名人である。
この霧の森があるレティシアの森は彼女の名前から付けられたものであり、霧の結界を作ることを賢者に頼んだのも彼女である。
そのレティシアはティナと同じ天眼を持っていたのだと言う。
『決めたわ!貴女にはとびっきりの加護、いや祝福を与えましょう!』
閃いた、と言ったような動作を大袈裟にした精霊はふわふわと降りてくるとティナの周りを回る。
そして、再び正面にもどってくる。
『貴女に精霊の祝福を』
「きゃあっ」
そしてこれまでにない真剣な表情をしたと思ったら、ティナのおでこに口付ける。
するとおでこから強い魔力がティナの前身を迸る。つられるようにティナの魔力が活性化しているのがわかる。
『精霊とびっきりの祝福よ!きっと貴女の助けになるわ!それと、』
口を離しニコッと笑った精霊はそのまま祠に戻る。そして台座に置かれた霊剣を持って戻ってきた。
『この剣、とても貴女に懐いているのね。深い絆が剣と貴女を繋いでいるわ。これも貴女へプレゼントしましょう!私ったら太っ腹ね!』
すると、剣が光りだし、その光が収束し玉状になる。光の玉はティナの元に飛んできた。
その光にティナが触れると、光が弾け、そこから霊剣と瓜二つの剣が現れた。
『見た目は同じだけど中身は全くの別物よ!貴女との繋がりだけを取り出して精霊の力で剣にしてみたの!』
「これが精霊の力。すごい……」
相変わらずニコニコした精霊。ティナは精霊の持つ力の一端を目の当たりにして畏怖を強める。
『でも流石に張り切り過ぎたわね。こちらの世界にいられる魔力がもう残ってないわ』
「精霊界に戻られるのですか?」
『えぇ、でも貴女には私の祝福があるのですもの。きっとまた会えるわ』
そう言って、浮き上がる精霊。その体が眩く輝く。そしてその光はそのままティナを飲み込んだ。
『またね。クリスティーナさん』
(精霊さん、名前はまだ出ていませんが別にこれっきりの登場ではないですよ!)
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