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ショートホラー

星が落ちてくる

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 星が落ちてくる夢を小さな頃によく見ていた。 

いつも決まって晴れの日の夜空、カーテンを閉めていない夜に星は落ちてきた。

金縛りのように身体は動かなくなり、瞼を閉じることもできない、ただただ落ちてくる星を直視する。

眼前までくると顔がついているのを確認することができる。 

怒ってるような笑ってるような喜怒哀楽のどれでもない顔をしていた。 

そして、ぶつかる。
そこで目が覚める。

すぐに窓の外を見てみるが、そこには夜があるだけで星は落ちていない。




最近、久しぶりに同じような夢を見た。
ぶつかる場面で目が覚める。

大人になって分かった、あの頃見ていた
〝それ〟は星ではなかった。









ーーーーーーーーーーーーーーーーーー


2061年 7月○日 深夜
○○県内

ビルの屋上から女性飛び降り、下にいた男性(20代)に接触。
男性、女性共に搬送先の病院で死亡が確認された。



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