56 / 129
第三章
54 王子と王太后
しおりを挟む
「あなたから聞いていた”前回”とはずいぶん違ってしまったようね、アルナルド」
おばあさま――皇太后陛下の私室で、人払いをして二人きりの状態で言われ、私は頷いた。
違ってしまったことのいくつかは、自分から変えたことだ。
シシィを婚約者にしない。シシィだけではない。私は婚約者の選定を18歳になってからにすると押し通した。
父である国王、母である王妃は反対したが、おばあさまが私の味方になってくれたことで、渋々ながらも了承してくれた。
巻き戻って10歳になった私に使える力など大して無い。だが、シシィの事は必ず守らなければならない。迷った末におばあさまに助力を求めた。
二度目の生であることを、おばあさまにだけは打ち明けてある。なぜおばあさまだけかと言えば、国王と王妃である両親はシシィとの関わりが深すぎたからだ。おばあさまは面識はあるものの、そこまでシシィとの交流は無かった。感情的にならずに私の経験を理解して裁量してくれるだろうと判断した。
最初はまるで信じてもらえなかったが、立太子した後に教えられた王家の口伝を諳んじて見せると、その面に驚愕の色を浮かべつつも「今度は間違いたくない」という私の味方になって下さった。
前回は高等部で留学してきたマリアが、今回は中等部に入学した事。隣国の王の子としてではなく、養子に入ったクスバート伯爵家の娘として。
時期が大分早いが、彼女の手口は前回と変わらない。
「可哀想な私」を演出し、周囲の同情を買って敵と定めた対象者を貶める。
私に婚約者がいたらその者がターゲットになったのだろうが、今回は婚約者がいない。そこで選んだのがクラスメートの女子全員だと言うのだから、いったい何を考えているのか。
前回のシシィは王子妃教育もあり、特定の者と親しくすることなく周囲とは一定の距離を保っていたので、彼女の人となりを知る者も少なく個人的な友人もいなかった。だから、人の懐に入り同情を買うのが得意なマリアの作戦は上手くいってしまった。
前回のシシィを一番よく知っていた私とフィデリオがそれを看破せねばならなったのだ。他にシシィを王子の婚約者をしてではなく、シシィ・ファルナーゼという一女性として見る者はいなかったのだから。
しかし、今回は違う。前回にはいなかった毛色の変わった従者はシシィを敵としたものに対して容赦はしないだろうし、セレンハート嬢らとの交誼も深いものとなっている。クラスでも彼女の人となりが知られていて、彼女の味方は事欠かない。
「コウドレイ侯爵家ですが」
「はい、おばあさま、証拠は集まりましたでしょうか?」
私には前回の記憶と言うアドバンテージがある。私がシシィに押し付けた冤罪の内容を知っているのだから。
シシィの罪として挙げた人身売買の本当の犯人はコウドレイ侯爵家。
おばあさまに巻き戻りを打ち明けた直後から彼らには監視が付いている。シシィの冤罪問題がなかったとしても犯罪者であることが分かっているのだから放置はできない。
「ある程度の証拠が集まったので、そろそろと思ったのですけれどねぇ」
「――なにか、問題が?」
おばあさまが悪戯っぽく、片目をつむって笑った。
「これも前回とは違ったことの一つね。……ファルナーゼが動きましたよ」
ファルナーゼが!?何故、ここにファルナーゼの名前が出るのだ。
「宰相が――ですか?」
いったい何処からコウドレイ侯爵家の情報を掴んだのだ。
「そうね、実際に動いたのは宰相ですけれど、初手はシシィ嬢だったそうよ」
聞けば、シシィが攫われそうになった少女を救い、犯行に及んだ者どもを捕縛したという。
シシィが前回と違い過ぎる。
毛色の違う従者もそうだが、ユニコーンやバイコーンを発見し友誼を結んだり剣や魔術を習ったり。かと思えば犯罪者を捕縛する!?
私が婚約者を定めない事もマリアが中等部に入学したことも些細な事に思えるほどに、前回のシシィと今回のシシィの差が大きすぎる。
何度も考えたことだが、私がシシィを婚約者として求めたせいでシシィは将来の王子妃、未来の王妃としていしか動けなくなっただけで、今回は本来のシシィなのかもしれない。
「これで、シシィ嬢の冤罪案件は一つ消えたわね」
「はい。何がどうあろうとも、シシィ……ファルナーゼ嬢を冤罪で落とす事など決して許しません」
「今回は私も付いていますからね」
「ありがとうございます。おばあさま」
◇◇◇
夏季休暇明けにシシィを貶める噂が流れだした。
犯罪者と縁があるというその噂は、前回であった誘拐・人身売買に関するものだろう。
前回よりも随分と早いが、組織に関してはすでに関係者を捕縛しコウドレイ侯爵の聴取も始まっている。
罪のありかはファルナーゼ家にではなくコウドレイ家だということは、幾らもせずに周知されるだろう。
しかし、なぜこんなに早く噂を撒いたのだろう。
三階の廊下を歩いているときに何の気なしに窓の外を見ると、シシィが一人でふらふらと校舎の裏手の方へ足を向けていく姿が目に入った。
前回のマリアは直接的に攻撃するようなことはなかったが、今回と前回との違いが大きすぎて今回も無いとは言い切れない。
彼女に直接関わるのは避けていたが、万が一の時は陰ながらでも危険を阻止しなくては。
そう思って校舎を出て彼女の行った方向へ進んで行くと、旧温室から声が聞こえてきた。
「大体、婚約もしていないのに冤罪からの断罪への道筋立つのおかしくないか!?そもそも、冤罪発生が早すぎないか!?アレは17歳の時の筈でしょーがっ。私はまだ12歳だっつーのっ!王子のクソッたれーっ!」
シシィ……君には前回の記憶があったのか?
「ファルナーゼ嬢……、いや、シシィ。君も覚えていたんだな、私が君を死に追いやったことを――」
陰ながら彼女を守るつもりだったのに、気が付けば私は温室に入ってシシィに声をかけてしまっていた。
私の顔を見た途端に真っ青になって崩れ落ちた彼女を見て思った。
やはり、彼女は私が犯した罪を覚えている。
お茶会の時に昏倒したのも、いま崩れ落ちたのも、彼女に記憶があるのなら理由は明らかだ。認めたくなくとも。
私は、彼女にとって恐怖の対象なのだ。
おばあさま――皇太后陛下の私室で、人払いをして二人きりの状態で言われ、私は頷いた。
違ってしまったことのいくつかは、自分から変えたことだ。
シシィを婚約者にしない。シシィだけではない。私は婚約者の選定を18歳になってからにすると押し通した。
父である国王、母である王妃は反対したが、おばあさまが私の味方になってくれたことで、渋々ながらも了承してくれた。
巻き戻って10歳になった私に使える力など大して無い。だが、シシィの事は必ず守らなければならない。迷った末におばあさまに助力を求めた。
二度目の生であることを、おばあさまにだけは打ち明けてある。なぜおばあさまだけかと言えば、国王と王妃である両親はシシィとの関わりが深すぎたからだ。おばあさまは面識はあるものの、そこまでシシィとの交流は無かった。感情的にならずに私の経験を理解して裁量してくれるだろうと判断した。
最初はまるで信じてもらえなかったが、立太子した後に教えられた王家の口伝を諳んじて見せると、その面に驚愕の色を浮かべつつも「今度は間違いたくない」という私の味方になって下さった。
前回は高等部で留学してきたマリアが、今回は中等部に入学した事。隣国の王の子としてではなく、養子に入ったクスバート伯爵家の娘として。
時期が大分早いが、彼女の手口は前回と変わらない。
「可哀想な私」を演出し、周囲の同情を買って敵と定めた対象者を貶める。
私に婚約者がいたらその者がターゲットになったのだろうが、今回は婚約者がいない。そこで選んだのがクラスメートの女子全員だと言うのだから、いったい何を考えているのか。
前回のシシィは王子妃教育もあり、特定の者と親しくすることなく周囲とは一定の距離を保っていたので、彼女の人となりを知る者も少なく個人的な友人もいなかった。だから、人の懐に入り同情を買うのが得意なマリアの作戦は上手くいってしまった。
前回のシシィを一番よく知っていた私とフィデリオがそれを看破せねばならなったのだ。他にシシィを王子の婚約者をしてではなく、シシィ・ファルナーゼという一女性として見る者はいなかったのだから。
しかし、今回は違う。前回にはいなかった毛色の変わった従者はシシィを敵としたものに対して容赦はしないだろうし、セレンハート嬢らとの交誼も深いものとなっている。クラスでも彼女の人となりが知られていて、彼女の味方は事欠かない。
「コウドレイ侯爵家ですが」
「はい、おばあさま、証拠は集まりましたでしょうか?」
私には前回の記憶と言うアドバンテージがある。私がシシィに押し付けた冤罪の内容を知っているのだから。
シシィの罪として挙げた人身売買の本当の犯人はコウドレイ侯爵家。
おばあさまに巻き戻りを打ち明けた直後から彼らには監視が付いている。シシィの冤罪問題がなかったとしても犯罪者であることが分かっているのだから放置はできない。
「ある程度の証拠が集まったので、そろそろと思ったのですけれどねぇ」
「――なにか、問題が?」
おばあさまが悪戯っぽく、片目をつむって笑った。
「これも前回とは違ったことの一つね。……ファルナーゼが動きましたよ」
ファルナーゼが!?何故、ここにファルナーゼの名前が出るのだ。
「宰相が――ですか?」
いったい何処からコウドレイ侯爵家の情報を掴んだのだ。
「そうね、実際に動いたのは宰相ですけれど、初手はシシィ嬢だったそうよ」
聞けば、シシィが攫われそうになった少女を救い、犯行に及んだ者どもを捕縛したという。
シシィが前回と違い過ぎる。
毛色の違う従者もそうだが、ユニコーンやバイコーンを発見し友誼を結んだり剣や魔術を習ったり。かと思えば犯罪者を捕縛する!?
私が婚約者を定めない事もマリアが中等部に入学したことも些細な事に思えるほどに、前回のシシィと今回のシシィの差が大きすぎる。
何度も考えたことだが、私がシシィを婚約者として求めたせいでシシィは将来の王子妃、未来の王妃としていしか動けなくなっただけで、今回は本来のシシィなのかもしれない。
「これで、シシィ嬢の冤罪案件は一つ消えたわね」
「はい。何がどうあろうとも、シシィ……ファルナーゼ嬢を冤罪で落とす事など決して許しません」
「今回は私も付いていますからね」
「ありがとうございます。おばあさま」
◇◇◇
夏季休暇明けにシシィを貶める噂が流れだした。
犯罪者と縁があるというその噂は、前回であった誘拐・人身売買に関するものだろう。
前回よりも随分と早いが、組織に関してはすでに関係者を捕縛しコウドレイ侯爵の聴取も始まっている。
罪のありかはファルナーゼ家にではなくコウドレイ家だということは、幾らもせずに周知されるだろう。
しかし、なぜこんなに早く噂を撒いたのだろう。
三階の廊下を歩いているときに何の気なしに窓の外を見ると、シシィが一人でふらふらと校舎の裏手の方へ足を向けていく姿が目に入った。
前回のマリアは直接的に攻撃するようなことはなかったが、今回と前回との違いが大きすぎて今回も無いとは言い切れない。
彼女に直接関わるのは避けていたが、万が一の時は陰ながらでも危険を阻止しなくては。
そう思って校舎を出て彼女の行った方向へ進んで行くと、旧温室から声が聞こえてきた。
「大体、婚約もしていないのに冤罪からの断罪への道筋立つのおかしくないか!?そもそも、冤罪発生が早すぎないか!?アレは17歳の時の筈でしょーがっ。私はまだ12歳だっつーのっ!王子のクソッたれーっ!」
シシィ……君には前回の記憶があったのか?
「ファルナーゼ嬢……、いや、シシィ。君も覚えていたんだな、私が君を死に追いやったことを――」
陰ながら彼女を守るつもりだったのに、気が付けば私は温室に入ってシシィに声をかけてしまっていた。
私の顔を見た途端に真っ青になって崩れ落ちた彼女を見て思った。
やはり、彼女は私が犯した罪を覚えている。
お茶会の時に昏倒したのも、いま崩れ落ちたのも、彼女に記憶があるのなら理由は明らかだ。認めたくなくとも。
私は、彼女にとって恐怖の対象なのだ。
0
お気に入りに追加
200
あなたにおすすめの小説
性悪という理由で婚約破棄された嫌われ者の令嬢~心の綺麗な者しか好かれない精霊と友達になる~
黒塔真実
恋愛
公爵令嬢カリーナは幼い頃から後妻と義妹によって悪者にされ孤独に育ってきた。15歳になり入学した王立学園でも、悪知恵の働く義妹とカリーナの婚約者でありながら義妹に洗脳されている第二王子の働きにより、学園中の嫌われ者になってしまう。しかも再会した初恋の第一王子にまで軽蔑されてしまい、さらに止めの一撃のように第二王子に「性悪」を理由に婚約破棄を宣言されて……!? 恋愛&悪が報いを受ける「ざまぁ」もの!! ※※※主人公は最終的にチート能力に目覚めます※※※アルファポリスオンリー※※※皆様の応援のおかげで第14回恋愛大賞で奨励賞を頂きました。ありがとうございます※※※
すみません、すっきりざまぁ終了したのでいったん完結します→※書籍化予定部分=【本編】を引き下げます。【番外編】追加予定→ルシアン視点追加→最新のディー視点の番外編は書籍化関連のページにて、アンケートに答えると読めます!!
【完結】ふしだらな母親の娘は、私なのでしょうか?
イチモンジ・ルル
恋愛
奪われ続けた少女に届いた未知の熱が、すべてを変える――
「ふしだら」と汚名を着せられた母。
その罪を背負わされ、虐げられてきた少女ノンナ。幼い頃から政略結婚に縛られ、美貌も才能も奪われ、父の愛すら失った彼女。だが、ある日奪われた魔法の力を取り戻し、信じられる仲間と共に立ち上がる。
歪められた世界で、隠された真実を暴き、奪われた人生を新たな未来に変えていく。
――これは、過去の呪縛に立ち向かい、愛と希望を掴み、自らの手で未来を切り開く少女の戦いと成長の物語――
旧タイトル ふしだらと言われた母親の娘は、実は私ではありません
他サイトにも投稿。
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめる事にしました 〜once again〜
結城芙由奈@12/27電子書籍配信中
恋愛
【アゼリア亡き後、残された人々のその後の物語】
白血病で僅か20歳でこの世を去った前作のヒロイン、アゼリア。彼女を大切に思っていた人々のその後の物語
※他サイトでも投稿中
【完結】もう無理して私に笑いかけなくてもいいですよ?
冬馬亮
恋愛
公爵令嬢のエリーゼは、遅れて出席した夜会で、婚約者のオズワルドがエリーゼへの不満を口にするのを偶然耳にする。
オズワルドを愛していたエリーゼはひどくショックを受けるが、悩んだ末に婚約解消を決意する。だが、喜んで受け入れると思っていたオズワルドが、なぜか婚約解消を拒否。関係の再構築を提案する。その後、プレゼント攻撃や突撃訪問の日々が始まるが、オズワルドは別の令嬢をそばに置くようになり・・・
「彼女は友人の妹で、なんとも思ってない。オレが好きなのはエリーゼだ」
「私みたいな女に無理して笑いかけるのも限界だって夜会で愚痴をこぼしてたじゃないですか。よかったですね、これでもう、無理して私に笑いかけなくてよくなりましたよ」
虐げられた人生に疲れたので本物の悪女に私はなります
結城芙由奈@12/27電子書籍配信中
恋愛
伯爵家である私の家には両親を亡くして一緒に暮らす同い年の従妹のカサンドラがいる。当主である父はカサンドラばかりを溺愛し、何故か実の娘である私を虐げる。その為に母も、使用人も、屋敷に出入りする人達までもが皆私を馬鹿にし、時には罠を這って陥れ、その度に私は叱責される。どんなに自分の仕業では無いと訴えても、謝罪しても許されないなら、いっそ本当の悪女になることにした。その矢先に私の婚約者候補を名乗る人物が現れて、話は思わぬ方向へ・・?
※「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています
【完結】皇太子の愛人が懐妊した事を、お妃様は結婚式の一週間後に知りました。皇太子様はお妃様を愛するつもりは無いようです。
五月ふう
恋愛
リックストン国皇太子ポール・リックストンの部屋。
「マティア。僕は一生、君を愛するつもりはない。」
今日は結婚式前夜。婚約者のポールの声が部屋に響き渡る。
「そう……。」
マティアは小さく笑みを浮かべ、ゆっくりとソファーに身を預けた。
明日、ポールの花嫁になるはずの彼女の名前はマティア・ドントール。ドントール国第一王女。21歳。
リッカルド国とドントール国の和平のために、マティアはこの国に嫁いできた。ポールとの結婚は政略的なもの。彼らの意志は一切介入していない。
「どんなことがあっても、僕は君を王妃とは認めない。」
ポールはマティアを憎しみを込めた目でマティアを見つめる。美しい黒髪に青い瞳。ドントール国の宝石と評されるマティア。
「私が……ずっと貴方を好きだったと知っても、妻として認めてくれないの……?」
「ちっ……」
ポールは顔をしかめて舌打ちをした。
「……だからどうした。幼いころのくだらない感情に……今更意味はない。」
ポールは険しい顔でマティアを睨みつける。銀色の髪に赤い瞳のポール。マティアにとってポールは大切な初恋の相手。
だが、ポールにはマティアを愛することはできない理由があった。
二人の結婚式が行われた一週間後、マティアは衝撃の事実を知ることになる。
「サラが懐妊したですって‥‥‥!?」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる