先生との1年間

スオン

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2年12月

2年12月 9

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「ああ!触るな!」

 先生の声が聞こえるがもう先生の言葉は、俺の耳には入らなかった。
 さっきから先生の口からは、拒絶の言葉しか出ていない。
 にもかかわらず、俺にされるがままだ。 
 少し身体を揺らすくらいで、四つん這いで俺にケツやチンポを捧げたまま、俺がすることを止めようとしないのだ。
 拒否の意思で手をケツの方に回してきたら、さすがに止めてあげようかな、とも思ってたけど・・・先生はされるがままだ。じゃあ、こっちもやりたいようにやってやろう。

 先生の肛門の襞を触ってやる。
 呼吸に合わせてひくひくと収縮している、先生の肛門だ。周りはうっそうと生える長い縮れたケツ毛に覆われている。。
 肛門の襞を少しなぞるように触れただけで、敏感な部分だからか、先生はケツをゆらゆらと揺すってくる。
 ケツを振らずにはいられないのだろう。

 どうしてこんなにいやらしいのだろう。

 先生はノンケだ。当然、この孔は排便にしか使ってないはずだ。
 先月、清野先生にひんむかれたときに見られたのが、
 まぁ、その前に、夏に俺が寝ている先生を剥がして見たのが、本当の最初だと思うけど。

「筒井、そこは、そこは、だ・・・駄目だ、本当に」
「駄目って、何が駄目なんですか?」
「もう、俺は、俺は・・・」

 先生が顔を振り向いて俺に言う。
 俺はまじまじとその先生の顔を見つめる。
 その顔はもう、限界のような表情だ。
 眉毛は垂れ下がり、酔っ払った時のように目がとろんとしている。

「わかりましたよ、先生」
「ふぐっ」
「ふふ、こんな色をしてるんですね。先生のお尻の穴。赤黒くって、素敵ですよ」
「何が・・・」
「あ、またひくひくしました!」
「言うな!」

 楽しい。
 先生のケツの穴を見るだけだけど、本当に楽しい。このまま、ずーーっと見ていたい。
 襞が伸びきってしまうくらいに撫でくりまわしてやりたい。
 秘密のケツの穴はまるで意思を持っているかのように、俺に向かって、精一杯アピールしているみたいに見える。
 ふふっ、その渾身のアピールに応えようじゃないか。

 俺は中指を口に持っていき、指先をなめた。
 しっかりと、舌を絡めて唾液を塗り付ける。

 しっかりと湿らせた後、ゆっくりと、そのひくひく蠢いている襞の中、つまり先生の肛門に、中指を差し込んだ。
 これまでの俺の焦らしにより、先生の中は、熱くなっている。

 もちろん、俺は男に対しても童貞だ。
 他人の肛門の中を触ったことなんて、ない。
 他の人のケツの穴も、こんなものなのかもわからない。
 でも、この感触がたまらなかった。

「あ、あぁぁ、あ・・・」

 ゆっくりと、ゆっくりと、中指を進めていく。
 驚いた。
 俺が入れた指が、先生の中で、迎えられたような感じがした。
 先生の穴の中の肉が、俺の中指に吸いついてくるのだ。
 
 指にも性感帯があるのか?そう思ってしまうほど、気持ちよい心地になる。
 先生ケツの穴の中に、指を入れている。
 たまらない気持ちになっていく。
 自分が絶頂しそうになるのを抑えるために、思わず指先を動かしていた。

「うわぁっ、あぁ!」

 どのくらいならできるんだ?
 初めてだから、加減がわからない。
 俺が昔見たネット小説だと、初めての時でも、ちょっと慣らせてしまえば、すぐに挿入できていた。
 けど、現実はそんなに簡単じゃないことも知っている。

 だから、わからない。

 先生は痛みは訴えてないから、大丈夫、なのだろうか?
 ここまで散々いじわるなことをしているけれど、俺は先生を傷つけたくはなかった。

 しばらくその状態で指先を動かし続けた。
 先生ははぁはぁと息をするだけだ。その吐息が艶かしい。

「ぐううっ」

 今、どこに指があるんだ?直腸のあたりかな?
 内臓と言うか、いかにも肉を触っている感触が、なんとも言えない。

 指を一旦抜き、人差し指を追加して2本入れてみる。
 最初はきつかったけど、ゆっくり根気よく、じわじわと押していたら、少しずつこの指は入っていった。

「かあっ!」

 唐突に先生から変な叫び声が漏れた。
 明らかに不意打ちの攻撃を食らったような声だ。 
 もしかして、ここが、今触ったところが、前立腺、というやつなのだろうか?
 ここまできたら、一層、もう・・・

「筒井、もうダメ、本当にダメ。やめて、怖い、怖い・・・」

 俺の思考が読まれたのか、ただの偶然か、先生ははっきりと拒絶の意思を示してきた。
 先生は本当に怯えていた。
 これまでの言葉だけの拒絶ではなく、両手でケツの穴を遮るようにしてきた。

「うん、ごめんね。俺もやりすぎた、かも・・・」
「うわっ」

 そのまま俺は先生の上に覆い被さった。
 後ろから先生の下腹部に手をやる。先生のモノだ。
 今もビンビンに怒張しているけれど、ケツの穴をいじられた恐怖からか、少しだけ力強さが弱くなっている気がする。
 皮を被ったままののそれを、それを一気にしごいてやる。

 もう片方の手で、俺は自分のブツをズボンから取り出した。
 自分のもののはずなのに、今までにないほど硬くなっている。
 先生のチンポをしごくのと同じテンポで、自分のブツをしごき上げた。

「あ、あっ」
「うぅっ」

 どんどん高まってきた。
 2つの一物をまとめてしごきあげた。
 自分の金玉がせりあがってくるのを感じる。
 先生のも同じようになっているだろう。見てみたかったが、体勢の問題でできなかった。 

「で、出る」
「あぁぁぁっ」

 2人の精が、先生の部屋に解き放たれた。

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