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2年11月
2年11月 5
しおりを挟む沈黙の和室。
先生の呼吸の音。
じっと見守る俺たち。
天井の蛍光灯。
畳の床。
その一部に白濁液。
「すまんすまん、、やりすぎだったかな」
明るい声でムードを変えようとする清野先生。
先生はぐったりしてる 声も出せなそうだ。
「すまん、森田、それと筒井くん、掃除してくれ」
俺は慌てて、ティッシュで畳をふいた。ふいたティッシュを裏返して、まじまじと眺める。
ティッシュの上には、白濁に光るドロッとした液体がのっている。
これが先生の精液か・・・
時間が経ったからか、先生は落ち着いてきた。
顔を上げて、しばらく無言だったが、清野先生をきっとにらみつける。
「な、何てことするんですか!」
「わるいわるい、でも、、こういうことよくあっただろ!体育会系なんだから!」
「ないですよ!全く! 」
「えっ、そうなの?」
「ないですよ!もう、生徒の前でこんなこと、しないでください!」
「分かった分かった、ごめんな立成先生」
清野先生は、後ろから先生の両肩をポンポンする。
落ち着いてきたのか、先生も表情がさっきよりも厳しいものではなくなってきた。
「悪かった。やりすぎだったよ。反省する」
「全く・・・恥ずかしい!」
「今度は生徒がいないときにな!」
「ちょ!全然反省してない!」
悪びれもせずにそう言い放つ清野先生に、俺と森田も思わず笑ってしまった。
俺たちが笑ったことに影響されたのか、先生も少しだけ笑顔になった。
「森田、勉強になったか?」
「えっ?・・・はい、はじめて色々見ました。特に、お尻周りははすごかったです」
「そうか、よかったな!よかったですね、立成先生!」
「ぐっ」
「大人のお尻って、あんなに、毛が生えてるんですね・・・」
「いや、森田、あれは先生が毛深いだけだだと思うよ・・・」
「てめぇ筒井!」
「え、そうなの?じゃあ清野先生はどうなんですか?」
森田の言葉に、思わずむせそうになる。何を言い出すんだ・・・
いつもひょうきんな清野先生もポカンとしてる。
最初に表情を変えたのは先生だった。
「そうだよなー、森田くん、清野先生はどうなってるか気になるよなー」
「あ、あれ、立成先生・・・ちょっと・・・」
にやにやしながら、先生は清野先生に身体を寄せる。
清野先生は先生が何を考えているのすぐに気づいたようで、軽くイヤイヤと手で先生の身体に抵抗するけど、さっきまで自分がしたことだから強く抗えない。
あっという間に、先生に組しかれる清野先生。
「わー、わー!ごめん、ごめんって!立成先生!許して!」
「何言ってるんですか!生徒が気になることを教えてやるのが、教師の務めでしょ?」
「いや、そうだけど!そうだけども!」
「じゃ、その勤めを果たさないとですね」
「いいよ!後で森田に見せるから!
「俺も気になるんですよねー!おっと、清野先生はトランクス派ですかー。派手な柄ですねー」
「そ、そうだよ!!くそっ!」
先生は清野先生の浴衣をガバッとめくり上げた。
露にされる柄物のデカイトランクス。いかにも妻帯者が、奥さんが適当に買ってきたものを履いてますって感じの、デザインも色味もハデハデなものだ。
浴衣がまさぐられたから、下半身の生足が見える。先生ほどではないけど、ほどよく毛が生えた足だ。
「清野先生、さっき、俺にしたことわかってますか?」
「うぅわかってるって、、」
「同じことしてあげますね!」
「・・・あぁもうわかったよ!どうせだ!おらっ!」
そう言うと清野先生は抵抗するのをやめた。そればかりではなく、自分から浴衣を捲り上げた。
何か雰囲気の違いを感じ取った先生は、清野先生から手を離す。
清野先生はなんと自分から四つん這いになり、デカイケツを俺たちのほうに向けた。
「くそっ、今日だけだぞ・・・」
そう言って清野先生はトランクスつかみ、下ろそうとした。が先生が・・・
「待ってください」
「あぁ?なんだよ!」
「俺が脱がしてあげますよ」
「えぇ!」
そう言って先生は四つん這いになった清野先生の脇に座り、右手を腰におき、左手で清野先生のケツをトランクス越しに叩いた。
「あぁ!何ですか!立成先生!」
「ははっ、清野先生のケツもなかなかデカいですよ!おれと同じくらいじゃないですか?」
「いや、君ほどじゃないと思うけど・・・」
「じゃあ、清野先生の生ケツのお披露目だ!お前たち、準備はいいか?」
「え、はい!」
「大丈夫です!」
「ん~?本当か!?」
「おい、早くしてくれ!」
「ははは!早く見られたいんですね!」
「ち、違う!」
「そりゃっ!」
「くっ・・・」
ニヤニヤしながら、先生は清野先生のトランクスを下ろした。
先生以外の大人のケツをまじまじと見るのは初めてだ。
先生と同じくらいでかいケツだ。年齢がいっているからか、先生と比べて少し弛みが目立つ。
毛は生えてなさそうに見えるが、よく注視すると、パヤパヤ産毛がケツ表面を覆っているのがわかる。
先生の毛深いケツを見た後だから、ほとんど無毛であるように感じる。
「あんまり毛は生えてないんですね」
「やっぱり立成り先生は毛深いんですねー」
「ぐぅ・・・」
森田ののんびりとした言葉に先生は思わず羞恥する。
「ははは、まぁ、人のケツも千差万別ってことだな!」
清野先生はケツをさらした四つん這いのまま、先生に笑いかける。
このくらいなら余裕がありそう、そんな感じだった。
「よし、もういいだろう!」
「まだですよ、俺はこの中まで見られたんだから!」
「あぁ!」
そう言って、先生は清野先生のケツタブを開いた。
「ははっ清野先生のケツ穴も、生徒たちに見られちゃいましたね」
「ぐぅ・・・」
「そういえば・・・会場で、俺の破けたズボンのケツ、勝手に写真撮ってましたよね?」
「え!あ、あぁ」
「森田くん、記念だから撮っておけば!?」
「は、はい!!」
「やめろー!」
カシャッ カシャッ
森田は躊躇せず、スマホで顧問である清野先生の四つん這いになったケツの穴を撮影した。
俺はどうしよかと思ったけど、気が付いた時には撮影してしまっていた。
「清野先生、恥ずかしいですか?」
「あ、あぁ!」
「まったく、大会前にふざけすぎですよ!」
「・・・はい、ごめんなさい・・・」
「試合に影響が出たらどうするんですか!」
「・・・そうだな」
「・・・まぁ、俺もちょっと清野先生にはやりすぎちまいました。それはすみませんでした。じゃ、もうこのくらいでお相子ってことにしましょう」
「あぁ、ありがとうな」
清野先生は下ろされていたトランクスを履きなおした。
俺は、あれ、射精までするんじゃ?って思ったけど、さすがに先生もそこまでやるのは良くないと思ったのだろう。
残念だった。ここまでやったんだから、あまり大差ないような気もするけど・・・
ふすまを叩く音がした。
「お時間になりましたが、おさげしてもよろしいでしょうか?」
先生2人は慌てて乱れた浴衣を着なおした。
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