先生との1年間

スオン

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2年11月

2年11月 4

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 なぜか先生は抵抗しようとしているが、それでも体勢が有理だからか、あっさりと状態を起こされる。
 そのまま清野先生は、先生の両脇に腕を通したまま、自分の腰をおろした。自然と先生のも、清野先生の前で腰を下ろすことになり・・・
 俺は自分の目を疑った。隣の森田も同じだろう。
 
「え?」
「あっ!」
「うぅっ・・・」

 
 先生は勃起していた。
 何で?ケツをさらした羞恥心で興奮した?
 それとも、清野先生にケツの割れ目の中をいじられたから?
 あるいは、自分1人だけ恥ずかしい目に遭うこのシチュエーションに?

 先生の隆起したモノを目にして、俺は色んな考えが巡りめぐった。

「立成先生、若いですねー!畳の刺激でこんなになるなんて!」
「て、手を離してください、は、恥ずかしい・・・」
 

 清野先生の言葉で理解した。
 うつ伏せの状態で先生が暴れたときに、チンポと畳が擦れて刺激になったみたいだ。俗に言う床オナみたいなことが起こってしまったみたいだ。

「ふふっ、日本人の半数以上が仮性包茎ですけど、立成先生もその一人のようですね!大きくなっても、皮が被ったままだ!」
「やめてくれ、言わないで・・・お、お前らも、み、見ないでくれ!」
「恥ずかしがっちゃだめですよ!仮性包茎だけど、サイズはしっかりと上位層ですから!」
「あ、あー!」

 たしかに、そうなのかもしれない。
 他人の勃起なんて、ネットのエロ画像でしかみたことないけど、先生の一物は、それらと遜色ない大きさだ。
 太さ
 先っちょは少しだけ亀頭が見えているけど、他は全部皮を被ったまま。
 それでも、勃起しているからその威圧感はあるし、見慣れた自分の勃起チンポよりも大きいことは丸わかりだ。

 隣で森田も すごい・・・とつぶやいている。

「でも、あまり黒くはなってないですね。肌色のままだ。あまり経験は多くないのかな?」
「ぐっ、うっ」
「ふふっ、それはあとで落ち着いたら聞いてやるかな・・・」

 清野先生は、先生の身体を囲むようにして、あぐらをかくように器用に足を回した。
 ちょうど、清野先生の両足の先が、先生の下腹部の中央辺りになる。
 そのまま清野先生の足が、先生の一物を両サイドから包み込むようにする。
 足裏が一物をこすり始める。なんと足コキが始まった。

「あ、あぁ!!だ、だめだ、だめです!!」
「はっはっ、今日だけのサービスですよ!」
「や、やめろ・・・」
「ふふ、、でも、本当は喜んでるんじゃないんですか?」
「あぁっ!」
「生徒たちに見せてやっくださいよ!ほら、」
「あ、あぁ・・・」

 清野先生がいうとおり、徐々に先生の亀頭から、我慢汁がダラダラとあふれ出ていた。
 蛍光灯に照らされ、先の部分だけが光って見える。

 先生はもうろくな言葉を発せないでいた。

 唐突なパンツの披露から始まり、そのパンツも無理やり脱がされ、毛深いデカケツをさらされた。
 ケツの穴をじっくり観察され、ケツ毛にひっついたトイレットペーパーをからかわれた。
 そのあとは、勃起したチンポ、それも仮性包茎であることを指摘され、さらに色素の具合から経験が乏しいことも言われた。

 ここまで短時間に、他人に知られたくないような、自分のプライベートな部分を無理やりさらけ出させられたのだ。
 精神的にも肉体的にも疲弊してしまってたんだろう。

 もはや先生は、清野先生のなすがままだった。

「だめ、だめですって」
「だめか~?そうなのか~?」
「ぐわっ」
「さきよりもぬるっとしてきたぞ!」
「ひぃっ・・・」
「お~、こんなに垂らしやがって!」
「はぁ、はぁ、・・・あっ!」
「おら、これでどうだ!」
「ぐあああ!」

 先生は顔を天井に向けて吠えた。
 先生の雄臭い咆哮と同時に、白濁した液が放出された。
 何度も何度も、断続的に宙を舞う雄汁。

 とんだ。こんなに飛ぶのか。

 そんなことを考えてながら、ただただ、眺めることしかできなかった。
  
 俺たちの前で射精を終えた先生は、ぐったりとしてハーハーと呼吸を繰り返していた。

 旅館の食間で、そんな先生の呼吸の音だけが聞こえた。


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