あなたは私のことを忘れるでしょう
『私が癒しの力を使うと、相手は私のことを忘れてしまう……』
聖女エマの「癒しの力」には代償があった。癒しを与えた相手は、彼女のことを忘れ去り、生きている限り記憶にとどめることはない。
それでも教会は彼女に「癒しの力」の行使を強いる。エマの心はすり減り、感情は失われていく。
そんな中、彼女の暮らす王国は帝国から侵攻を受け劣勢に立たされる。国家存亡の危機。
国王は武神の加護を受けた第一王子アルベールと聖女エマを最前線に送ることにした。
その道中、エマはアルベールと心を通わせていくのだが……。
聖女エマの「癒しの力」には代償があった。癒しを与えた相手は、彼女のことを忘れ去り、生きている限り記憶にとどめることはない。
それでも教会は彼女に「癒しの力」の行使を強いる。エマの心はすり減り、感情は失われていく。
そんな中、彼女の暮らす王国は帝国から侵攻を受け劣勢に立たされる。国家存亡の危機。
国王は武神の加護を受けた第一王子アルベールと聖女エマを最前線に送ることにした。
その道中、エマはアルベールと心を通わせていくのだが……。
目次
感想
あなたにおすすめの小説
拝啓 私のことが大嫌いな旦那様。あなたがほんとうに愛する私の双子の姉との仲を取り持ちますので、もう私とは離縁してください
ぽんた
恋愛
ミカは、夫を心から愛している。しかし、夫はミカを嫌っている。そして、彼のほんとうに愛する人はミカの双子の姉。彼女は、夫のしあわせを願っている。それゆえ、彼女は誓う。夫に離縁してもらい、夫がほんとうに愛している双子の姉と結婚してしあわせになってもらいたい、と。そして、ついにその機会がやってきた。
※ハッピーエンド確約。タイトル通りです。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
〖完結〗その子は私の子ではありません。どうぞ、平民の愛人とお幸せに。
藍川みいな
恋愛
愛する人と結婚した…はずだった……
結婚式を終えて帰る途中、見知らぬ男達に襲われた。
ジュラン様を庇い、顔に傷痕が残ってしまった私を、彼は醜いと言い放った。それだけではなく、彼の子を身篭った愛人を連れて来て、彼女が産む子を私達の子として育てると言い出した。
愛していた彼の本性を知った私は、復讐する決意をする。決してあなたの思い通りになんてさせない。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全16話で完結になります。
*番外編、追加しました。
約束していたことを8年が経って思い出した
あおくん
恋愛
魔法が好き。でも魔法は皆が使えない。
だからこそ魔法を使えたときに見せる、人の笑顔はもっと好きだった。
その笑顔が見たくてメアリーは魔道具を作る。たくさんたくさん作って、皆の笑顔をもっとみたいと奮闘した。
そんなメアリーは、ある日魔道具制作の実験で王家が所有する森に入ってしまった。
そこで出会った一人の男の子。
ギルとメアリーは友達になる。
次もまた必ず会いに来ると約束するメアリーは、帰宅したその日高熱を出して忘れてしまう。
そして8年後。
ギルの事を思い出したメアリーは再び王家の森へと侵入した。
【完結】ドアマットに気付かない系夫の謝罪は死んだ妻には届かない
堀 和三盆
恋愛
一年にわたる長期出張から戻ると、愛する妻のシェルタが帰らぬ人になっていた。流行病に罹ったらしく、感染を避けるためにと火葬をされて骨になった妻は墓の下。
信じられなかった。
母を責め使用人を責めて暴れ回って、僕は自らの身に降りかかった突然の不幸を嘆いた。まだ、結婚して3年もたっていないというのに……。
そんな中。僕は遺品の整理中に隠すようにして仕舞われていた妻の日記帳を見つけてしまう。愛する妻が最後に何を考えていたのかを知る手段になるかもしれない。そんな軽い気持ちで日記を開いて戦慄した。
日記には妻がこの家に嫁いでから病に倒れるまでの――母や使用人からの壮絶な嫌がらせの数々が綴られていたのだ。
夫は私を愛してくれない
はくまいキャベツ
恋愛
「今までお世話になりました」
「…ああ。ご苦労様」
彼はまるで長年勤めて退職する部下を労うかのように、妻である私にそう言った。いや、妻で“あった”私に。
二十数年間すれ違い続けた夫婦が別れを決めて、もう一度向き合う話。
絶対に間違えないから
mahiro
恋愛
あれは事故だった。
けれど、その場には彼女と仲の悪かった私がおり、日頃の行いの悪さのせいで彼女を階段から突き落とした犯人は私だと誰もが思ったーーー私の初恋であった貴方さえも。
だから、貴方は彼女を失うことになった私を許さず、私を死へ追いやった………はずだった。
何故か私はあのときの記憶を持ったまま6歳の頃の私に戻ってきたのだ。
どうして戻ってこれたのか分からないが、このチャンスを逃すわけにはいかない。
私はもう彼らとは出会わず、日頃の行いの悪さを見直し、平穏な生活を目指す!そう決めたはずなのに...……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる