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【 銭湯物語 】
【銭湯の番台のヲンナ】
しおりを挟む今日からぎっくり腰で静養に入った夫の変わりに銭湯の番台に座る事となった。
番頭は、かれこれ一年ぶりだ。少し緊張があったが、すぐに【いつも通り】になった。男湯の扉が賑やかに開いた。野球部の学生たち6人組。高校生だろうか?皆、坊主頭で小麦色に日焼けしていた。彼等が脱衣場で雑談しながら、泥だらけのユニフォームを脱ぎ始めていた。ふと視線に入ったのは、ユニフォーム焼け?で裸体が白黒ハッキリとしており、気がつくと目を奪われていた。視線を女湯へ移した。
「すみませーん!」
反対側から声をかけられた。
野球部員の一人が
ブリーフ姿で「タオルください」
『あ、はい。』
他の野球部員たちは
賑やかに風呂場へ入っていった。
タオルを買った子は
「ありがとうございます!」と元気な声で微笑んだ。
『!!』
実に誠実な屈託のない、その笑顔に私の中の何かに絡み付いた。
脱衣場には彼一人。
ブリーフを脱ぎ、タオルを首にかけ風呂場へと向かった。裸になっても日焼けのせいで服を着ている裸体だった。私はいつもはしない事をしている事に気付いた。
彼の股間に目がいってしまった…。
それは番台からもハッキリと分かるほど大きく、溜まりまくったようなイキのよい竿だった。私は唾を呑んだ。
夫と合体したのはもう遠い昔。
よく憶えていない。
確かなのは
顔に似合わず
太いあの竿がどんな変貌をとげるのか?に頭は一杯になってしまった。
風呂場で野球部員たちは
雑談しながら体を洗っているようだった。
幸い、店を開けたばかり
まだ太陽が沈みきっていない時間だった。
私は男湯のトイレに不備があるのに気づき、すぐにトイレットペーパーを補充しにいった。
気付いて良かった、とホッと一息つく間もなく、後ろのドアがガチャ
『すみません、すぐ出ます』
と振りかえると彼が全裸で
立っていた。
私は彼と確認するなり、股間に目がいってしまった。
止まった時間の中
私は彼の手を引き、トイレの中に引き込んだ。
「おぉっ」彼 バタン
気が付くと私は彼のモノにシャブリついていた。みるみるうちに彼のモノは口の中で大きくなり、「や、あっ、い、イキそうですっ!」と、口から飛び出るように彼のモノが私の顔面に熱い白い液体を放出した。私は彼のチンポを丁寧に一滴残さず舐めきった。彼は『す、すみません…』
彼と目を合わせるも
言葉も交わさずにその場を退散した。
私は番台へ戻り、今さっきの信じがたい出来事を思い浮かべていた。
彼も風呂場に戻り、チラチラと私に視線をくれた―。
帰り際、野球部員たちの最後に彼がいて私が「またね!」と声 かけるとあの笑顔で「は、はいっ!」と帰っていった―。
明くる日、彼が一番にやってきた―。
おしまい~
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