短編集(お薦め！)50＋

【ぼくたち！ゲイ探偵団！】

【ぼくたち！ゲイ探偵団！】②

10/1(日)   作戦開始―

リュウ「本当に上手くいくのかね？」
リストを見ながら目標を確認する―。

リ「あの、すみません！」
男「は、はい！？」
リ「お時間あったら一緒にお茶しません？」    男「あ、はい！」

≪一人クリア≫

リ「意外と上手くいくのか…？」

その日の夕方には三人共、ノルマクリアー。15件の案件を処理した。この事に一番興奮し、喜んだのはマツタ団長だった―！
頭の中で算数計算
一人15.000Gの仕事を5件ずつ
片付けてきました。調査員は三人います。15.000×5×3=きゃあ～
マツタ団長はこれはイケる！と思ってしまった。目が、金と￥になっていた―。
マツ「ちょっと、皆よく聞いて。残り案件、増員してもっと早く片付けましょ！１ヶ月いらないわっ！ﾎｯﾎﾎﾎ-！」
皆は思った。まだ一日だけなのに。一日で仕事のフェーズが上がった、と。

予想に反して
貯まっていた案件は
一ヶ月もかからないうちに片付いてしまった―。

正確には15日間、半月で220件もの案件は片付いてしまったのだ。
マ「やったわね！みんなっ！」
リュウ「ははっ、確かに…」
ケン「腕がいいから…」
ちー「ははは…」

一つ溜まった案件を片付けたもののこれからがゲイの探偵団、
本番の試練を迎えるのだった―。

つづく～