【 漁師の兆さん 】完

霜月 雄之助

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3、【 妻をめとらば~編 】

【妻をめとらば~】

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そろそろ身を固めようと考え出した兆さん―。
しかし、これといった嫁さん候補は居なかった―。
兆「よし、行くか!」
今日も江呂の町を兆さんが走る―。
「兆さ~ん!」、「こっちよ、兆さん!」  人気は衰えなかったが
良い嫁さん候補は見つからなかった―。
助六が言うには、江呂に居ないなら、あそこしか!

どこだ?助六!

つづく~

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