男’S!(オッス!)

霜月 雄之助

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【虫の知らせ】 41

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石橋「はっ!若松!」
悪寒が走った。

ドォーン

若松は吹っ飛んだが
相手はビクともしなかった。
倒れたまま、信じられない様子の若松に手を差し出す。
ぶつかった男だった。
男「大丈夫―?」

チガウ―

全然、声が違った!
しかも紳士的な対応。
若松は全面敗北を認めるしかなかった。
差し出した手を取り
若「す、すみません! ありがとうございます…」

男「いえいえ―」
手を引き上げ様に
若松のみぞおちに強力なパンチが
食い込んだっ!
若松「ぐふっ!!」

男「バーカ!ふざけんな!」
若松は意識を失ってしまった…。

つづく~
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