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スキル、魔法

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平日だからなのか公園には人が居なかった

健康と自然をテーマにしているのか縦長の土地にジョギングコースと森林、少しの遊具に芝生の広場

試すにはもってこいの場所だね!

取り敢えず【身体強化】からかな

肩幅に足を広げて両手の拳を握り締めて腰の横に持っていく

体内の魔力を練り上げながら発動させる

【身体強化】

時間にして約3秒、前世の10分の1しか持たなかった


マジかよ・・・短い


嘘だろう!?魔力が練り上げにくい
少し休憩した後、今度は【生活魔法】を試してみる事にした

【生活魔法】
その昔、当時の筆頭王宮魔導師が『とにかく楽がしたいんじゃーー!』という我儘から、とうとう国家プロジェクトにまで発展し、研究に研究を重ねた結果、少ない魔力の持ち主でも[火、水、風、土、光]の魔法を使えるようになった。
ただし、込められる最大魔力が決まっているので戦闘には向かず生活魔法と言う名前になった


「まずは、火からかな!」

指を鳴らすと手の平の上に親指の一回り大きな火が出現した。

「くっ!?」

出来た途端に火が霧散していった


「なんで!?魔力が練れない」


その後、水、風、土、光と試すも火と同じような現象が起こる


「うーん、もしかして、この世界って魔法が使え難いのか?」

体内の魔力を練り上げてみる

「集中・・し続けてないと・・直ぐ・・に、霧散していく」


ぷはぁ!と息を吐いて霧散していく魔力


魔力コントロールは苦手なんだけど、これは前世より酷い。この身体は魔法を使うのが苦手なのか?

けど取り敢えず短いけど身体強化と生活魔法は使える。ヴァンにも言われてたしな!
『魔力コントロールは基礎の基礎だぞ!苦手なままで逃げてると後悔するぞ!』

後悔どころか死んじゃったし

次は出来ないとは言わない、魔力コントロールを日課にして頑張ろう!
っと、これ以上遅くなるとダメだね!帰ろうっと
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