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第4章 帝国編
クーデター3
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軍用ヘリを用意していざ乗り込もうとドアを開けると
「海斗さん、これ誰が運転するの?」
確かにそこ心配するよね、誰も運転した事ないんだから。けれど
「大丈夫だよ、運転方法は簡単だから」
そう言って操縦席を見せる
色んな計器類があるかと思いきや高度計と速度計、コンパスしか無い
燃料は多分気にしなくても良さそうかも
そして何故かゲームのコントローラーが繋がってある
「えっと・・・まさか運転って」
「そう、何故か全部の乗り物がコントローラーなんだよ」
これにはビックリしたんだよね、確かにゲームみたいな操縦方法なら俺でも運転出来るし
「なあ、本当にこんな金属の塊が飛ぶのか?」
レオン達初見組は不安顔だ
やっぱり初めて見る人はそんな反応するんだね。気持ちは分かるよ
ま、理屈云々より体験してもらった方が早いだろう
皆んなを後部座席に乗せてコントローラーを握る。スタートボタンを押すとプロペラが回り始めた
思ってたよりも音が静かだね。エンジン音が無い分音が小さいのかな?
考察はこれ位にしておいて、ゆっくりと上昇を始める
「「「おおー!」」」
後ろから感嘆の声が聞こえてきた、この様子なら大丈夫そうかな?もうちょっと怖がるかと思ってだんだけど
ある程度高度をとりながら帝都に向けて出発した
最初は不安だったようだけど次第に景色を楽しめるまで落ち着いたようだ
地図を開き帝都をナビで設定し飛んでいく。時間的には明日の早朝の予定
空を一直線って段違いに早いなぁ
「海斗さん!あれ!」
暫く飛んでいると後ろからヨシユキが声をかけてきた
指差す方向を見てみると馬に乗り慌てた様に駆けている帝国兵が数人
「アレって砦の所に居たやつらじゃね?」
方向的に見れば間違いないと思う、慌ててるし
「どうする?ここで倒しとく?」
「いや、ここで時間をかけるより先に帝都に向おう」
ヨシユキの提案をレオンが却下し海斗もそれに同調する
数人程度ならほっといても良さそうだし、このまま進んでも俺達が早く着くから帝都には連絡いかないと思うし、大丈夫だろうということで
そして日も落ちてきて帝都まであと少しの所で1度降りる事にした
万全の状態で、何が起きても大丈夫なように
ホームを設置して夕飯時、今日はスミレのリクエストでモツ鍋にしてみた
レオンとメア、アッシュは独特な食感の肉に不思議な顔をしながら食べている
「・・海斗、この肉何の肉なんだ?」
あー、これは言ったほうが良いのだろうか?聞いた時の反応が怖いなぁ
美味しいって言いながら結構食べちゃってるんだよなぁ
信頼してくれるのは嬉しいんだけど食文化は別物だし
困った様に考え込んでいると3人の箸が止まっていた
「か、海斗?お前・・まさか」
「いやいやいや、変な物は入れてないんだよ?ただ部位が腸とか内臓なだけで」
その一言で盛大に噴き出すレオン。ばっちいな
メアとアッシュは青い顔をしながら口を押さえている
「いや、ちゃんと下処理してるから!美味いでしょ?安心して食べていいから」
レオン達はヨシユキとスミレの美味しそうに食べてる姿を見てもう一度手に持つお椀に視線を落とす
何か「大丈夫、コレは大丈夫」とブツブツ言いながら食べているけど、結果美味しければいいと思う
クーデター前にダメージを受けるとは思ってなかったらしくレオンとメアは早々に部屋に入っていった
アッシュが1人リビングで座っているのに気付き、飲み物を2つ持って横に座る
「大丈夫か?」
「あっ、海斗さん。ありがとうございます。明日城に乗り込むかと思ったら震えてしまって」
明日には帝国の王であり実の兄を倒す為に帝都に乗り込むんだもんな。不安と責任に押し潰されてしまっても仕方ない
「アッシュ、相手は兄弟で人数も多く不安も分かるよ。けど俺達も強い!1万の魔物を従える魔王にも勝てる位にはな」
アッシュは驚いた顔をしながら海斗を見る。
少しは安心してくれたかな?
「あの・・魔王とは何でしょうか?」
ガクリと体勢を崩してしまった
そう言えばこの世界に魔王という概念が無かったんだった
「でも、僕を安心させてくれる為という事は理解出来ました。僕の全てを海斗さんに預けます、だから明日はよろしくお願いします」
アッシュは立ち上がり海斗に頭を下げる
海斗は片膝を付いてアッシュの手を取りながら
「お任せ下さい、未来の王に勝利を約束いたしましょう」
ニッと笑うとアッシュも釣られて笑う
アッシュの手の震えは止まったようだ
明日に障るといけないので部屋へ促して海斗も休む事にした
一夜明け
日が昇る前の薄暗い空へヘリが飛び上がり帝都へと出発する
小さく帝都が見える頃には朝日が現れ始めゆっくりと日が差し込んできた
海斗はここでもう1つアプリを立ち上げる、SAだ
スピーカーポッドを外に出しヘリの周回に設置して音楽を選択する
今回はBGMオンリーでいこうと思う。効果は半減するが今回はそれでも大丈夫だろう
選曲は勿論この曲でしょうと
『ワルキューレの騎行』
そして効果に『混乱』を選択
帝都全てに聴こえるように音量を上げた
「海斗さん、これどっちが悪者に見えるかなぁ?」
「言うな、これが1番効率的なんだから」
実際その通りに起き抜けに大音量の音楽、そして『混乱』の効果がプラスされたそれは効果的面に効いたみたいだ
街中パニックになり、伝播しながら大きくなっていく
帝都の城の中も例外なく、慌てたふためいたメイドや使用人、帝国兵が城の中を右往左往していた
「よしよし、良い感じになってきたよ。ヨシユキ、アレ爆発出来る?」
海斗が指した場所は城の1番上の部分
「任せろ!エクスプロージョン!」
ドオォン!!
大きな衝撃と音により驚いた帝国兵が城の爆破された箇所を確認し、空を飛んでいるヘリに2度驚いて警鐘を鳴らし始めた
地図で確認していると帝国兵が集まりだし使用人やメイド達は城の離れに集まりだした
「よーしよし、どんどんいってみようか!」
海斗の指示する場所をヨシユキが次々と爆破していき、少しずつ崩れていく城
帝国兵が集まりだしこちらに向かって矢を放ったり、魔法を放つが、遙か上空で機動力のあるヘリに当たる訳がない
上手く城を死角にして避けヘリのチェーンガンで威嚇していく
誘導させて集めた帝国兵にはスミレの水魔法で水の塊を上空から落とさせる
「うわぁぁぁぁ!!?」
たとえ水と言っても数百キロの塊が落ちてくれば衝撃は計り知れない
戦闘不能になる兵達
順調にいってると油断してしまい、急に起きた事態に反応が遅れてしまう
ヘリに衝撃が走り確認するとテールローターが斬られていた
「うわぁ!?」
回転しながら落ちていくヘリに操縦が不能と判断しシティ・コントラクションとSAを消す
すぐさまSCを立ち上げ空間の術で全員の落下速度をコントロールして城の中庭に降り立った
「この騒動を引き起こしたのは貴様達か?」
城の中から3人の人間が歩いてくる
姿がハッキリと見えてくると3人共男性のようだ。身なりがいいな、もしかしなくても?
するとアッシュがガタガタを震えながら海斗の服をギュッと掴んだ
「お、お兄様・・」
「・・アッシュ、貴様か。これだけの騒動を引き起こしたのだ、分かっておるのだろうな?役にも立たぬゴミだと思ったがそれ以下だとは思ってなかったぞ
この不始末お前達の命で済むと思うなよ」
アッシュの兄ディエゴの合図で帝国兵の鎧を豪華にした様なのを着飾った男が剣を抜き1歩前にでてくる
「アイツは?」
アッシュに聞こうとしたが顔を青くさせながら震えてそれどころではなさそうだ
仕方ないと思いスミレとメアにアッシュを預け
「どちらさんですか?」と聞いてみた
「我を知らぬとは・・帝国民では無いな?」
「自己紹介してくれると嬉しいんだけどね?」
「ふん、誰に殺されたのか判らぬままというのも不憫よな。我はドレック!皇帝ディエゴ・グリント様の右腕である」
あー、成る程。皇帝の横にいるならそうだよね、すっかり忘れてたよ
て事はその反対側の明らかに日本人顔が
「もしかしなくてもタケダ・ノブヒロ?」
「ああ?何でてめぇが俺の名前しってんだよ?」
やっぱりか、がっつり日本人だもんね。てか口悪いな
年齢は俺と同じ位かな?金髪に染めてチャラい感じなのに剣聖って・・
取り敢えずこの3人を倒さない事にはクーデターは終わらなさそうだよね
そしてこの日、クーデター最大の山場となる戦闘が始まった
「海斗さん、これ誰が運転するの?」
確かにそこ心配するよね、誰も運転した事ないんだから。けれど
「大丈夫だよ、運転方法は簡単だから」
そう言って操縦席を見せる
色んな計器類があるかと思いきや高度計と速度計、コンパスしか無い
燃料は多分気にしなくても良さそうかも
そして何故かゲームのコントローラーが繋がってある
「えっと・・・まさか運転って」
「そう、何故か全部の乗り物がコントローラーなんだよ」
これにはビックリしたんだよね、確かにゲームみたいな操縦方法なら俺でも運転出来るし
「なあ、本当にこんな金属の塊が飛ぶのか?」
レオン達初見組は不安顔だ
やっぱり初めて見る人はそんな反応するんだね。気持ちは分かるよ
ま、理屈云々より体験してもらった方が早いだろう
皆んなを後部座席に乗せてコントローラーを握る。スタートボタンを押すとプロペラが回り始めた
思ってたよりも音が静かだね。エンジン音が無い分音が小さいのかな?
考察はこれ位にしておいて、ゆっくりと上昇を始める
「「「おおー!」」」
後ろから感嘆の声が聞こえてきた、この様子なら大丈夫そうかな?もうちょっと怖がるかと思ってだんだけど
ある程度高度をとりながら帝都に向けて出発した
最初は不安だったようだけど次第に景色を楽しめるまで落ち着いたようだ
地図を開き帝都をナビで設定し飛んでいく。時間的には明日の早朝の予定
空を一直線って段違いに早いなぁ
「海斗さん!あれ!」
暫く飛んでいると後ろからヨシユキが声をかけてきた
指差す方向を見てみると馬に乗り慌てた様に駆けている帝国兵が数人
「アレって砦の所に居たやつらじゃね?」
方向的に見れば間違いないと思う、慌ててるし
「どうする?ここで倒しとく?」
「いや、ここで時間をかけるより先に帝都に向おう」
ヨシユキの提案をレオンが却下し海斗もそれに同調する
数人程度ならほっといても良さそうだし、このまま進んでも俺達が早く着くから帝都には連絡いかないと思うし、大丈夫だろうということで
そして日も落ちてきて帝都まであと少しの所で1度降りる事にした
万全の状態で、何が起きても大丈夫なように
ホームを設置して夕飯時、今日はスミレのリクエストでモツ鍋にしてみた
レオンとメア、アッシュは独特な食感の肉に不思議な顔をしながら食べている
「・・海斗、この肉何の肉なんだ?」
あー、これは言ったほうが良いのだろうか?聞いた時の反応が怖いなぁ
美味しいって言いながら結構食べちゃってるんだよなぁ
信頼してくれるのは嬉しいんだけど食文化は別物だし
困った様に考え込んでいると3人の箸が止まっていた
「か、海斗?お前・・まさか」
「いやいやいや、変な物は入れてないんだよ?ただ部位が腸とか内臓なだけで」
その一言で盛大に噴き出すレオン。ばっちいな
メアとアッシュは青い顔をしながら口を押さえている
「いや、ちゃんと下処理してるから!美味いでしょ?安心して食べていいから」
レオン達はヨシユキとスミレの美味しそうに食べてる姿を見てもう一度手に持つお椀に視線を落とす
何か「大丈夫、コレは大丈夫」とブツブツ言いながら食べているけど、結果美味しければいいと思う
クーデター前にダメージを受けるとは思ってなかったらしくレオンとメアは早々に部屋に入っていった
アッシュが1人リビングで座っているのに気付き、飲み物を2つ持って横に座る
「大丈夫か?」
「あっ、海斗さん。ありがとうございます。明日城に乗り込むかと思ったら震えてしまって」
明日には帝国の王であり実の兄を倒す為に帝都に乗り込むんだもんな。不安と責任に押し潰されてしまっても仕方ない
「アッシュ、相手は兄弟で人数も多く不安も分かるよ。けど俺達も強い!1万の魔物を従える魔王にも勝てる位にはな」
アッシュは驚いた顔をしながら海斗を見る。
少しは安心してくれたかな?
「あの・・魔王とは何でしょうか?」
ガクリと体勢を崩してしまった
そう言えばこの世界に魔王という概念が無かったんだった
「でも、僕を安心させてくれる為という事は理解出来ました。僕の全てを海斗さんに預けます、だから明日はよろしくお願いします」
アッシュは立ち上がり海斗に頭を下げる
海斗は片膝を付いてアッシュの手を取りながら
「お任せ下さい、未来の王に勝利を約束いたしましょう」
ニッと笑うとアッシュも釣られて笑う
アッシュの手の震えは止まったようだ
明日に障るといけないので部屋へ促して海斗も休む事にした
一夜明け
日が昇る前の薄暗い空へヘリが飛び上がり帝都へと出発する
小さく帝都が見える頃には朝日が現れ始めゆっくりと日が差し込んできた
海斗はここでもう1つアプリを立ち上げる、SAだ
スピーカーポッドを外に出しヘリの周回に設置して音楽を選択する
今回はBGMオンリーでいこうと思う。効果は半減するが今回はそれでも大丈夫だろう
選曲は勿論この曲でしょうと
『ワルキューレの騎行』
そして効果に『混乱』を選択
帝都全てに聴こえるように音量を上げた
「海斗さん、これどっちが悪者に見えるかなぁ?」
「言うな、これが1番効率的なんだから」
実際その通りに起き抜けに大音量の音楽、そして『混乱』の効果がプラスされたそれは効果的面に効いたみたいだ
街中パニックになり、伝播しながら大きくなっていく
帝都の城の中も例外なく、慌てたふためいたメイドや使用人、帝国兵が城の中を右往左往していた
「よしよし、良い感じになってきたよ。ヨシユキ、アレ爆発出来る?」
海斗が指した場所は城の1番上の部分
「任せろ!エクスプロージョン!」
ドオォン!!
大きな衝撃と音により驚いた帝国兵が城の爆破された箇所を確認し、空を飛んでいるヘリに2度驚いて警鐘を鳴らし始めた
地図で確認していると帝国兵が集まりだし使用人やメイド達は城の離れに集まりだした
「よーしよし、どんどんいってみようか!」
海斗の指示する場所をヨシユキが次々と爆破していき、少しずつ崩れていく城
帝国兵が集まりだしこちらに向かって矢を放ったり、魔法を放つが、遙か上空で機動力のあるヘリに当たる訳がない
上手く城を死角にして避けヘリのチェーンガンで威嚇していく
誘導させて集めた帝国兵にはスミレの水魔法で水の塊を上空から落とさせる
「うわぁぁぁぁ!!?」
たとえ水と言っても数百キロの塊が落ちてくれば衝撃は計り知れない
戦闘不能になる兵達
順調にいってると油断してしまい、急に起きた事態に反応が遅れてしまう
ヘリに衝撃が走り確認するとテールローターが斬られていた
「うわぁ!?」
回転しながら落ちていくヘリに操縦が不能と判断しシティ・コントラクションとSAを消す
すぐさまSCを立ち上げ空間の術で全員の落下速度をコントロールして城の中庭に降り立った
「この騒動を引き起こしたのは貴様達か?」
城の中から3人の人間が歩いてくる
姿がハッキリと見えてくると3人共男性のようだ。身なりがいいな、もしかしなくても?
するとアッシュがガタガタを震えながら海斗の服をギュッと掴んだ
「お、お兄様・・」
「・・アッシュ、貴様か。これだけの騒動を引き起こしたのだ、分かっておるのだろうな?役にも立たぬゴミだと思ったがそれ以下だとは思ってなかったぞ
この不始末お前達の命で済むと思うなよ」
アッシュの兄ディエゴの合図で帝国兵の鎧を豪華にした様なのを着飾った男が剣を抜き1歩前にでてくる
「アイツは?」
アッシュに聞こうとしたが顔を青くさせながら震えてそれどころではなさそうだ
仕方ないと思いスミレとメアにアッシュを預け
「どちらさんですか?」と聞いてみた
「我を知らぬとは・・帝国民では無いな?」
「自己紹介してくれると嬉しいんだけどね?」
「ふん、誰に殺されたのか判らぬままというのも不憫よな。我はドレック!皇帝ディエゴ・グリント様の右腕である」
あー、成る程。皇帝の横にいるならそうだよね、すっかり忘れてたよ
て事はその反対側の明らかに日本人顔が
「もしかしなくてもタケダ・ノブヒロ?」
「ああ?何でてめぇが俺の名前しってんだよ?」
やっぱりか、がっつり日本人だもんね。てか口悪いな
年齢は俺と同じ位かな?金髪に染めてチャラい感じなのに剣聖って・・
取り敢えずこの3人を倒さない事にはクーデターは終わらなさそうだよね
そしてこの日、クーデター最大の山場となる戦闘が始まった
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