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第2章 学園都市ウォーレン
オーガ戦2
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海斗が落下地点を凝視すると、地面がボコボコになっている。
ま、まさか火の魔法で土を柔らかくして咆哮で速度を落としたのか!?
なんて出鱈目な!?
NFAに切り替えてNEWバズーカを取り出しオーガをマークする。
「これで終わりだ!」
引き金を引く瞬間にオーガは横に飛び退いた。
「ガァァァ!?」
倒すには至らず左腕を削り取っただけに留まった。
「嘘だろ!?本能で回避したのかよ!」
リロードしようとしたがオーガの火の魔法が飛んでくる。
「クソっ!」
なんとか横っ飛びで回避する。また壊されたらたまったもんじゃない。しかも火の玉とか危な過ぎる。
速度が速い双銃に切り替えて最大で撃ちまくる。
「グッガッガッガ」
オーガに当たってはいるが致命傷にはなっていない。なんて頑丈な奴だよ!
NFAが通じにくいとかあり得ないだろうが!?
近づくのは怖いけど、そんな事言ってる場合じゃないよな。頼むぞ!信頼してるからな
NFAからアプリを切り替える
「変身!」
効果音と変身音が何処からともなく聞こえてくる。
CDカードライド ディオウだ。オーガが石の斧を振り下ろしてくる。それを両手で受け止めた。
「ぐっ!?くぅ」
力は少しだけ向こうの方が上みたいだ。受け止める事には成功したがジリジリと押されている。
蹴りを放ちオーガが少し浮いて後ろに下がる。海斗はカードを取り出す。
過去のライドの1人、そのカードを翳すと過去のライドの衣装が重なり力が上がる
その力でオーガを、思いっ切り殴りつける。
オーガは斧を折られながら吹き飛び後ろにあった木を薙ぎ倒していく。
「よし!これなら倒せる!」
海斗はもう1枚カードを取り出して翳す。アタック用のカードだ
右脚に光の粒が現れ左足を後ろに下げて姿勢を低くして構える。
『アンリミテッド・ブレイク』
足を揃えてジャンプし、右足を前にしてキックの体制を整える。海斗の右足の周りにいくつもの半透明なカードが現れて右足に吸い込まれていく。
そのままオーガへと勢いよく飛んで行き、オーガを貫いて地面に着地し2mほど滑る。オーガは爆発して灰と魔石を残して消えていった。滑った後には白い煙が立ち上っている。
「ぶはぁ!めっちゃしんどかった・・なんだコイツ、強過ぎだろ!」
CDを入れておいて正解だった。NFAを避けられたのは初めてだぞ!多分他の武器も余り効きにくいか避けられたんだろうな。
刃物系は俺が素人だし、スローモーション使っても避けられた可能性が高かった。身体能力は上がってないしね。
一撃でも喰らったらお終いだ。
ガサッ
「へ?」
「ガアァァァァァァァァァァ!!」
うわっ!?そうだった!もう1匹いるんだった!
戦いに集中する為に地図を消してたんだった
ヤバい!?威圧のせいで動け・・・るな
あれ?動けるぞ?あいつは威圧が使えないのか?
首を傾げているとオーガはもう一度咆哮を上げてきた
やっぱり効かないぞ?どうゆう事?
『ディオウの外装で守られています』
待て待て!有能過ぎるだろ!マジか!
なんか余裕出てきたぞ。こうなったらコイツでこのディオウの力の検証でもしてみようかね。
オーガに近づいてオーガの腹を思いっ切り殴ってみる。
くの字に折れ曲がった。
オーガは石のこん棒を持っていたがそれを落としてお腹を押さえている。
オーガはなんとか起き上がり海斗を殴りつけてくるが、それを片手で受け止める事が出来た。
やっぱり過去のライドの力を使うと上乗せされるんだね。
オーガはもう片手で殴ってきたのでそれも受け止めて、プロレスの手四つの状態になる。
「力比べと行こうか!」
ジリジリと海斗が押し込んでいき、そのままオーガを持ち上げる。
「よいしょー!」
オーガを10m投げ背中から落とす
海斗はカードを取り出して翳すと、目の前に剣が現れた
『ブレイドアタック』
剣が光り3回振り抜くこと光の斬撃が飛んでオーガが爆発し、灰と魔石、ドロップ品を残して消えていった。
「いっつもテレビを見て思ってたんだけどなんで爆発するんだろ?蹴りも斬撃も爆発要素無いのに・・」
うーん、気にしたら負けなんだろうな
変身を解いて魔石とドロップ品を回収する。
それにしても今回は危なかった。こんなにも強い魔物がいるなんて思ってもいなかったよ。
もしかしたらこの先もっと強い魔物が出てくるかもしれない。アプリを精査してダウンロードしておこう。
ピコリン
ん?
『 レベルが上がりました』
おお!マジですか!
天道 海斗
18歳
レベル30
HP510/510
MP500/500
スキル
スマホ
・保存・・195枚
・保存もコピー可能
・地図・・6キロ
・スローモーションが25倍
・ズームが20倍
おおおお!マジですかー!凄え成長したよ。
それだけオーガが強かったって事だから笑えない
でもやったね。ここまできた、素直に嬉しいな。アプリも増えたみたいだ。
でもやっぱり魔法は無い。ちくしょうめ
あ!でも気になるアプリがあった。うわぁ、どうしようかな
面白そうだけど今回みたいな事もあるからね。取り敢えずダウンロードだけしとこうかな。
ポチッとな
重課金民の判断はダメな方に早い
アプリの動画や説明を見ながらその場を後にして暫く歩いていると学園都市の方から馬に乗った人達がこちらへ向かって来ている。
ギルド長とレオン達が他の冒険者を連れて来たみたい。どうしよう
「海斗さん!?ご無事でなによりです!それでオーガは?何処ですか?」
「海斗!今、騎士学校と魔法科学校から先生達を集めている!今はギルドから出来るだけかき集めてきたんだ。援軍が到着するまではなんとしても死守して学園都市を守り抜くぞ!」
「あー、えっと・・」
「どうしたのですか!?海斗さん、まさかもうオーガが学園都市に向かってしまわれたとか!?」
焦るギルド長とレオン達
「・・ちゃった」
「「へ?」」
「いや、2匹とも倒しちゃった・・」
「「はあぁぁぁぁ!?」」
ま、まさか火の魔法で土を柔らかくして咆哮で速度を落としたのか!?
なんて出鱈目な!?
NFAに切り替えてNEWバズーカを取り出しオーガをマークする。
「これで終わりだ!」
引き金を引く瞬間にオーガは横に飛び退いた。
「ガァァァ!?」
倒すには至らず左腕を削り取っただけに留まった。
「嘘だろ!?本能で回避したのかよ!」
リロードしようとしたがオーガの火の魔法が飛んでくる。
「クソっ!」
なんとか横っ飛びで回避する。また壊されたらたまったもんじゃない。しかも火の玉とか危な過ぎる。
速度が速い双銃に切り替えて最大で撃ちまくる。
「グッガッガッガ」
オーガに当たってはいるが致命傷にはなっていない。なんて頑丈な奴だよ!
NFAが通じにくいとかあり得ないだろうが!?
近づくのは怖いけど、そんな事言ってる場合じゃないよな。頼むぞ!信頼してるからな
NFAからアプリを切り替える
「変身!」
効果音と変身音が何処からともなく聞こえてくる。
CDカードライド ディオウだ。オーガが石の斧を振り下ろしてくる。それを両手で受け止めた。
「ぐっ!?くぅ」
力は少しだけ向こうの方が上みたいだ。受け止める事には成功したがジリジリと押されている。
蹴りを放ちオーガが少し浮いて後ろに下がる。海斗はカードを取り出す。
過去のライドの1人、そのカードを翳すと過去のライドの衣装が重なり力が上がる
その力でオーガを、思いっ切り殴りつける。
オーガは斧を折られながら吹き飛び後ろにあった木を薙ぎ倒していく。
「よし!これなら倒せる!」
海斗はもう1枚カードを取り出して翳す。アタック用のカードだ
右脚に光の粒が現れ左足を後ろに下げて姿勢を低くして構える。
『アンリミテッド・ブレイク』
足を揃えてジャンプし、右足を前にしてキックの体制を整える。海斗の右足の周りにいくつもの半透明なカードが現れて右足に吸い込まれていく。
そのままオーガへと勢いよく飛んで行き、オーガを貫いて地面に着地し2mほど滑る。オーガは爆発して灰と魔石を残して消えていった。滑った後には白い煙が立ち上っている。
「ぶはぁ!めっちゃしんどかった・・なんだコイツ、強過ぎだろ!」
CDを入れておいて正解だった。NFAを避けられたのは初めてだぞ!多分他の武器も余り効きにくいか避けられたんだろうな。
刃物系は俺が素人だし、スローモーション使っても避けられた可能性が高かった。身体能力は上がってないしね。
一撃でも喰らったらお終いだ。
ガサッ
「へ?」
「ガアァァァァァァァァァァ!!」
うわっ!?そうだった!もう1匹いるんだった!
戦いに集中する為に地図を消してたんだった
ヤバい!?威圧のせいで動け・・・るな
あれ?動けるぞ?あいつは威圧が使えないのか?
首を傾げているとオーガはもう一度咆哮を上げてきた
やっぱり効かないぞ?どうゆう事?
『ディオウの外装で守られています』
待て待て!有能過ぎるだろ!マジか!
なんか余裕出てきたぞ。こうなったらコイツでこのディオウの力の検証でもしてみようかね。
オーガに近づいてオーガの腹を思いっ切り殴ってみる。
くの字に折れ曲がった。
オーガは石のこん棒を持っていたがそれを落としてお腹を押さえている。
オーガはなんとか起き上がり海斗を殴りつけてくるが、それを片手で受け止める事が出来た。
やっぱり過去のライドの力を使うと上乗せされるんだね。
オーガはもう片手で殴ってきたのでそれも受け止めて、プロレスの手四つの状態になる。
「力比べと行こうか!」
ジリジリと海斗が押し込んでいき、そのままオーガを持ち上げる。
「よいしょー!」
オーガを10m投げ背中から落とす
海斗はカードを取り出して翳すと、目の前に剣が現れた
『ブレイドアタック』
剣が光り3回振り抜くこと光の斬撃が飛んでオーガが爆発し、灰と魔石、ドロップ品を残して消えていった。
「いっつもテレビを見て思ってたんだけどなんで爆発するんだろ?蹴りも斬撃も爆発要素無いのに・・」
うーん、気にしたら負けなんだろうな
変身を解いて魔石とドロップ品を回収する。
それにしても今回は危なかった。こんなにも強い魔物がいるなんて思ってもいなかったよ。
もしかしたらこの先もっと強い魔物が出てくるかもしれない。アプリを精査してダウンロードしておこう。
ピコリン
ん?
『 レベルが上がりました』
おお!マジですか!
天道 海斗
18歳
レベル30
HP510/510
MP500/500
スキル
スマホ
・保存・・195枚
・保存もコピー可能
・地図・・6キロ
・スローモーションが25倍
・ズームが20倍
おおおお!マジですかー!凄え成長したよ。
それだけオーガが強かったって事だから笑えない
でもやったね。ここまできた、素直に嬉しいな。アプリも増えたみたいだ。
でもやっぱり魔法は無い。ちくしょうめ
あ!でも気になるアプリがあった。うわぁ、どうしようかな
面白そうだけど今回みたいな事もあるからね。取り敢えずダウンロードだけしとこうかな。
ポチッとな
重課金民の判断はダメな方に早い
アプリの動画や説明を見ながらその場を後にして暫く歩いていると学園都市の方から馬に乗った人達がこちらへ向かって来ている。
ギルド長とレオン達が他の冒険者を連れて来たみたい。どうしよう
「海斗さん!?ご無事でなによりです!それでオーガは?何処ですか?」
「海斗!今、騎士学校と魔法科学校から先生達を集めている!今はギルドから出来るだけかき集めてきたんだ。援軍が到着するまではなんとしても死守して学園都市を守り抜くぞ!」
「あー、えっと・・」
「どうしたのですか!?海斗さん、まさかもうオーガが学園都市に向かってしまわれたとか!?」
焦るギルド長とレオン達
「・・ちゃった」
「「へ?」」
「いや、2匹とも倒しちゃった・・」
「「はあぁぁぁぁ!?」」
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