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悪役令嬢だった私に生えている
しおりを挟むオーっほっほっほ!私は泣く子も黙る悪役令嬢でしてよ!おどきなさい!
楽しいわぁ!悪役令嬢人生楽しいわぁ!毎日優雅にアフターヌーンティーをしながらヒロインをイビる人生よ。
ところがところが、ヒロインが泣きついた先は…
魅惑の魔導士「これをロザリアに飲ませなさい」
何…これ…!?体は熱く…喉は焼け…お腹のあたりがムズムズする!?
グングングン
きゃー!?
傭兵「大変だー!王宮に見知らぬ筋肉モリモリの男がいるぞー!!」
傭兵「ひっ捕えろー!」
「違う……っ!!私ロザリ…アっ」
傭兵「捕まえて男が女になって帰ってくる禁断の収容所送りだ!!」
何それー!!
筋肉パンチ!筋肉キック!
何とか逃げ切れましたわ!!
それから一般市民として潜伏して数ヶ月。
「ロザリオ様堪らないわー」「今日も素敵よー」「あの冷酷な瞳!」「どことなく漂う悪っぽさ!」「ニヒルな笑顔!」
どうやら私の悪役令嬢っぽさは男に変換されるとモテ要因だったらしいわ。
毎日逆デートのお誘いが止まらない!嫌んなっちゃう。
そんなある日飛び切りの美女に逆押し倒されとしまったの!
私「レディがはしたない!」
彼女「いいのです、わたくしは実は…」
何とびっくり美女に見えて男お!?
突然身体が変になる。
グングングングン
きゃー!!
私は男の娘の目の前で女に戻ってしまった。
彼「実は女だったんですね!!じゃあ私達子供が作れますね!!」
美女男は更に私に惚れて離してくれない。
私をざまぁしたヒロインは性転換薬がバレて王宮追放、田舎地方にて素朴にやってるみたい。
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